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09/23/2005

あっと驚く カナダの国勢調査

FSBi blogに「巨費をかけて実施する国勢調査なんていらない」と書いている方がいました。「あんたが要るか要らないかじゃなくて、国民の基礎動向を把握して政策にいかすために必要なんだよ」と思わずつぶやいてしまいました。もっともこの程度の質問内容では、あまり役にたたないでしょうが・・・

今年は個人情報保護法案の施行もあって、協力しない人が多く出るかもしれません。もちろん、国勢調査は個人情報保護の対象外です。

それにつけても思い出すのは、カナダでおめにかかった国勢調査。出張先のトロントでホテルに到着すると、テレビで日本のニュースをやっていました。その日、雲仙普賢岳が噴火していたのです。びっくりしながら部屋に行くと、国勢調査の分厚い書類がおいてありました。タイミングよく、カナダの国勢調査日にあたっていたのです。

眠い目を擦りながら目を通すと、日本では考えられないような質問項目のオンパレード・・・。英語とフランス語でびっしり52項目もあります。おもしろいのでノートに全部メモしました。これらの質問をそのままわが国で取上げたら、どんなことになるでしょうかね? 移民大国カナダと単一民族国家日本の違いや、人権大国日本の常識とは違うカナダの事情がよくわかります。

例:

「名前・生年月日・性」
「法律的に結婚しているか・法律的に結婚後別れているか・離婚したか・未亡人か・独身か」
「現在、法律上のパートナーと一緒に住んでいるか」
「ここは本来の家庭か・一時的なものか・カナダに他に家庭があるか」
「英語による十分な会話力があるか・フランス語による十分な会話力があるか」
「英語、フランス語以外にしゃべれる言葉は」
「家庭でもっとも話すのは何語」
「最初に家庭で習ったのは何語」
「どこで生まれたか(カナダ12州・外国名で回答)」
「どこの市民か(カナダで生まれた・帰化してカナダ・その他国名)」
「倫理上または文化上、どのグループに属しているか=祖先を調査し、カナダ人の構成変化をつかむとともに、経済的、社会的、文化的、政治的に機会均等を実行するための調査= (黒人、エスキモー人、ユダヤ人、北米インディアン等を回答)」「あなたの宗教は(ローマカトリック、ウクラニアン、カトリック、統一教会、バプテスト、ユダヤ、エホバ、イスラム、仏教、ヒンズー等)」
「身体的または精神的、健康上の理由で活動が制限されるか(家庭・学校・職場・通勤・レジャー)」
「あなたは身体障害を持っているか」
「何人子供を産んだか(生後死んだ子、現在どこかで生きている子も含む)」
「何年学校に行ったか」
「大学で何年教育を受けたか」
「大学~小中高学校以外の教育を何年受けたか」
「資格(卒業・学士・修士・博士・医者等)」
「先週、あなたは何時間働いたか(ボランタリー、家の仕事、自宅の修繕を除く)」
「先週レイオフまたは仕事を休んだか」
「過去数週間、仕事を探したか」
「1990年に何週間働いたか」
「最近、フルタイムで働いたか、パートタイムか」

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