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11/30/2005

そう、知恵だ!

FSBiに連載されている、楡周平さんの小説「ラスト ワン マイル」がおもしろい。
ヤマト運輸と郵政の宅急便をめぐる争いをテーマにしているのでしょうか。こんなやりとりが出てきます。

「確かに郵政は強敵だ。だがな、やつらの行なっているサービスには一貫したパターンがある」「オリジナリティーがないってことだよ。俺たち民間がやっているサービスをそのまま踏襲しているってことだ」「要するに、連中には新規のビジネスを考える頭なんかありゃしねえんだ。ここに俺たちが生き残るチャンスがある。厳しい競争の中で生き残るために知恵を絞ってきた俺たちならではの、そして国の保護の下でのうのうとしてきた連中になんかには、絶対真似のできねえサービスがあるはずだとな」「絶対的安全圏に身を置きながら、さらにその身分を確固たるものにせんとする郵政。敵は強大だが、考えようによっては知恵の回らぬ大男だと考えれば、勝つために必要なのは一つしかない。そう、知恵だ」

手に汗を握るような展開です。最近、新聞小説を読む人が減っています。日経のポル*ノ小説、FSBiの経済小説・・・いずれも、なんとか新聞小説に読者を引きつけようとする努力の現れでしょう。

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11/21/2005

Qちゃんはえらい!

今朝の「フジサンケイ・ビジネスアイ」が、1面にQちゃんの復活を企業経営の視点とからめてまとめています。
中でもトップ(一番右上)に掲載されている彼女の復活メッセージがすばらしい。

ゴール後のインタビューの中で、もっとも感激した重要な部分を、何局か見たTVニュースはいずれも伝えませんでした。それをちゃんと、しかもトップで紹介したFSBiはえらい!

「今、暗闇の中にいる人や悩んでいる人も、どうか夢を持って1日を過ごしてください。1日だけの目標でも3年後の目標でも、何でも目標をもつことで、1日が充実すると思います。小学生や中学生はもちろん、30代そして、中高年の皆さんにも、24時間という時間は平等に与えられたチャンスの時間です。2度と来ない、この1日の時間を精一杯充実した時間にしてください」

42キロを走りぬいた直後のインタビューで、こんなことを言える彼女はすごい。栄光から挫折、そして見事な復活を遂げた彼女の言葉だけに重みを感じます。

追記:11月22日付産経新聞朝刊「産経抄」に、次のような一節がありました。

「小中学生も、20代、30代の人も、そして中高年の方も、夢を持ちつづけてください」。ゴール直後の雄弁の理由は、きのうの朝、フジテレビ系の「とくダネ!」でわかった。▼応援団長を自認する司会の小倉智昭さんに、陸上をやめたいと思いつめた日々を語っていた。それを乗り越えさせたのは、「結果を出したいというよりは、みんなにメッセージを送りたいという気持ちだった」と。▼逆風の2年間、あらためて多くの人に支えられていることを実感した高橋選手は、ただ栄光のためではなく、社会を元気にするために走る決意をしたというのだ。スーパースターは復活を果たしただけでなく、内面の成長ぶりを見せ付け、さらなる感動を呼んだ。

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11/20/2005

カーテンコール、見ました

産経本紙やFSBiに何回も取り上げられている「カーテンコール」、やっと見ました。アメリカ村「シネマ・パラダイス」での上映は25日まで。かまちゃん情報では、「シネ・リーブル梅田」はもっと長いようです。

終始難しい顔つきだった鶴田真由さんが、最後に見せた感動の表情…「さすが役者さんだなあ」と感心です。
12日付産経夕刊に、主演の伊藤歩(あゆみ)さんの大きな記事が載りました。彼女の一所懸命な演技が光る映画ですね。今朝(19日)も、藤井隆演ずる幕間芸人の奥さん役・奥貫薫さんの記事が…。清楚な奥さん役がピタリ。ちなみ奥貫さんはいま話題の映画「Always 三丁目の夕日」にも出演しています。茶川竜之介(吉岡秀隆)が面倒を見ている吉行淳之介君の母・吉行和子役。その愛*人(すなわち淳之介の父)が川渕康成。どこかで聞いたことのある名前ばかり?

さて「カーテンコール」の戻って・・・ストーリーは下関を中心に展開します。灯台のある海岸は彦島でしょうか、最後の字幕に唐戸市場の名も見えましたが、活気ある市場のシーンは映画に出てこなかったような気が。メイン舞台の映画館は、北九州八幡に現存する映画館を数ヵ月休館にして改装のうえ昭和30~40年代を再現しています。私が20数年間住んだ街ですが、、映画を見て「そういえばそんな映画館があったような気が…」。監督がずいぶん探してやっとイメージに会う映画館を探し出したようです。私も宴会でよく利用した八幡のホテル「千草ホテル」の名も協力者の中にありました。どのシーンに出てきたのでしょうか? ロケの宿泊場所として協力したのかな?

ストーリー的にはちょっと重いテーマも織り込んでいますが、なかなか感動的な映画です。当時流行った映画のシーンが歌謡曲とともに次々出てくるのも懐かしい…

ついでですが、先日中島みゆきさん原作の映画「2/2」についてコメントした直後、主演の渡部篤郎さん、瀬戸朝香さんの記事が相次いで、別々に大きく取上げられました(産経)。中京テレビ創立35周年記念作品なので大阪の新聞は冷たいのかと思いましたが、そうでもなかったようですね。

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11/15/2005

データマイニングで「地震予知」、「詐欺検知」

FSBi 11/15 10面  

「経営情報システム」で必須の知識「データマイニング」。コンピュータを使って、膨大なデータから有益な相関関係を導き出す手順です。マイニングmining とは採掘の意味。購買履歴や顧客データを「鉱山」とし、金脈となる潜在市場をマイニングします。有名なのは「スーパーでビールを買う客は紙オムツも買うことが多い」という事実を発見し、営業成績向上に結びつけたコンビニの例。

さて、データマイニングの意外な活用法が、今朝のFSBiに載っています。①東大は恒常的に発生している地震データを用いて、地殻のストレス集中地域を推定、関東の一部地域に大規模地震の発生する可能性を導き出しました。②一方、YAHOOはオークション詐欺を事前に見出すシステムを開発しました。

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11/14/2005

ドラッカー氏、死去

11月13日付け「フジサンケイ・ビジネスアイ」紙および12日付産経夕刊によれば、現代経営哲学の父、ピーター・ドラッカー氏が95歳でおなくなりになりました。

今年、同氏の著作「イノベーションと起業家精神」を読んだこともあり、この記事にはちょっと感慨を覚えました。今年初め、日経新聞「私の履歴書」も執筆されていましたね。

某国家試験にはいまでも毎年のように、同氏の著作から出題されています。

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11/13/2005

いち早く紀宮さまご成婚?

そごう心斎橋本店の入り口近くに、3日後の紀宮さまのご成婚を祝して、宮廷の結婚衣装をまとった実物大の人形が・・・となりに巨大な生け花も飾ってありました。

まこさんが紹介されていた屋上のそごうパークをのぞいて見ました。なるほど大人のスペースですね。暖かい日には読書したり、何人かでお話しするのにいいかもしれません。

写真はお人形さんと、屋上風景。

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御堂筋の花嫁

きょうは御堂筋オープンフェスタ。久しぶりに道頓堀、心斎橋を歩いたところ、日曜日とはいえ、大変な人出にびっくりしました。たこやきの赤鬼も、ラーメンの神座も長大な列・・・いつも長い列が出来ていたたこやきの大蛸の前にあまり人がいなかったのはなぜ?

飛びこみで有名になった戎橋(引っ掛け橋)の位置が少々ずれていたのにもびっくり。架け替え中なんですね。

御堂筋は全面通行止めで、まるでステージと化していました。じゅうたんを敷いて社交ダンスをやっていたり、ジャズバンドを演奏するスペース、さらに人力車に乗った文金島田の花嫁もいました。外人アーティストが巨大なキャンバスに水をかけると、御堂筋の絵が出現。紙切りの演技をする女性もいました。このお姉さん、手にした紙を無茶苦茶に切り刻んだ後、観客に恨めしそうな、すさまじい形相を見せつけました。次いで、広げて見せた切り紙はなんと「怨」になっていました! えっ、あんな難しい字なのに。

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11/12/2005

2/2 (にぶんのに)

中島みゆきさん原作の映画「2/2」を見に行きました。

もともと原作&演出&主演・中島みゆきさんで、1995年に上演された「夜会 Vol 7」のノベライズ版を映画化したもの。DVDで見たステージ版とは少々ストーリーが違っていますが、大筋は同じ。
瀬戸朝香、渡部篤郎、高島礼子が出演しています。

みゆきさんの歌声を期待したファンには少々物足りないかもしれません。聴けるのは「竹の歌」「Never Cry Over Spilt Milk」の2曲とバックミュージックで流れる曲がある程度ですから。「夜会 Vol 7」は、「ニソウの舟」「いつか夢の中へ」などすばらしい名曲がたっぷり入った舞台です。映画でももう少し聴きたかったですねえ。

ところでこの映画、なんと大阪の上映は「梅田ブルグ7」できょうから1週間だけ、しかも毎日2回で計14回。京都14回、北海道28回、福岡22回、名古屋だけは25日まで続映決定だそうです。当面上映されるのは全国でそれだけみたい。

というのも、この作品は名古屋の中京テレビ創立35周年記念作品です。大阪の放送局や新聞社が冷淡?なのも道理かも。北海道はみゆき(本名は「美雪」)さんの出身地だから多めなんでしょうね。

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11/06/2005

ALWAYS 三丁目の夕日

懐かしい、なんともいえない、ほのぼのとした人情味あふれる映画です。東京の下町、昭和33年。戦争の傷跡があちこちにまだ残っています。裕福とはほど遠い暮らし。でも、今では忘れ去られた日本の「心」が、生き生きと再現されます。

上映後、周りにいた若い男女や年配の夫婦が、口々に「意外にいい映画だったねえ」「よかったね」と語り合っていました。帰省したがらない六子が知らなかった隠された真実が明らかになったシーンでは、あちこちから鼻をすする音が・・・

冒頭、昭和33年当時の上野駅が画面に大きく広がってきたのに驚きました。私が昭和40年から6年間にわたって見なれた、あの懐かしい上野駅です。改札口上に並んだ列車名と発車時刻が書かれた数十枚のプレート、ホームに入ってくる蒸気機関車。スクリーン上で大きく移動しながら俯瞰された、人が満ち溢れる広い待合室も見覚えがあります。

かなり緻密な時代考証がされた映画です。広大なロケセット、VFXを駆使した画面、いたるところに出てくるレトロな看板、みんなを乗せて走り回るおんぼろオート三輪車。昭和30年代の日本がリアルに表現されています。mixiにかまちゃんがお書きになっていますが、VFXは未来だけでなく、過去を再現するにも有力な武器になるんですねえ。感心しました。

映画の進行とともに伸びていく東京タワー、ラストでついに完成します。夕日に浮かぶ東京タワーを見つめる人々の目には、今日の日本が見えていたのでしょうか?

自動車修理工場の堤真一、薬師丸ひろ子夫婦のもとに集団就職で青森から上京した堀北真希、駄菓子屋店主でしがない作家の吉岡秀隆、一杯飲み屋のおかみ小雪・・・みんなそれぞれいい味を出しています。身寄りのない少年・淳之介君もなかなかかわいい。久しぶりに見る薬師丸ひろ子さんは、町工場のおかあさん役がぴったり。吉岡秀隆さんもDr.コトーとはまた違って、さえないおやじを好演しています。毎日、プラズマテレビのCMでお目にかかる小雪さんはレトロな時代でもきれい。

パンフレットにこんな文章が書いてありました。「携帯もパソコンもTVもなかったのに、どうしてあんなに楽しかったのだろう」。日本の繁栄の源泉を思いださせる映画でした。もっとも今の日本は、当時に比べて果たしていい方向に進んできたのでしょうか?

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11/03/2005

電話世論調査のなぞが解けた

最近の世論調査は昔の「住民票から(だったかな)の無作為抽出による面接調査」でなく、電話調査方式に変っています。いつも疑問に思っていたことがいくつか・・・
1.対象者は電話帳から抽出するのだろうか? →我が家のように電話帳に名前を登録していない場合は対象外?
2.電話に最初に出てきた人が調査対象になるのだろうか? 
3.留守で誰も電話に出なかったときは?

これらのなぞを解消してくれる記事を先日の毎日新聞で見つけました。

同記事によれば、「1.抽出は電話帳からでなく、コンピュータでランダムに番号を作成する。存在しない番号だった場合、再度選びなおす」、「2.家族構成を聞き、調査対象の男女構成・年齢構成等を考慮してその家庭でだれに聞くかを決定。その人が留守のときは何回でも電話をかけなおして調査する」、「3.規定の対象数が確保できるまで電話をかける。(確か毎日新聞の場合、約1000と書いてありました)」。

なあるほど。

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きょうのあっと驚いたトリビア

きょうのテレビ番組「トリアビアの泉」から。

「飼い主が突然悪の軍団に連行された犬達の大奮闘実録」というトリビアの種をやっていました。結果は100匹のうち、主人が連れて行かれたアジトまで追いかけていったのはたった4匹くらい。そんなことより私の目を引いたのは・・・

この実験に協力したのが、なんと「独立行政法人 中小企業基盤整備機構の研究所」だったこと。実験結果そのものより、この字幕の方がよほど「トリビア」でした。中小企業基盤機構の業務に「雑種犬の行動調査」があったなんて! なんで?

こういうのが試験に出るといいなあ・・・「次の中で中小機構の業務として実績のあるのはどれか? 1.タモリのテレビ番組で犬の行動調査に協力した、2.・・・」

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