« December 2005 | Main | February 2006 »

01/31/2006

「中埠頭」と「中ふ頭」

「天王寺」から南港のインテックス(最寄駅 ナカフトウ)に行くための料金を検索すると、なぜか三宮方面に飛んでしまう。おかしいなと思って調べると、「中埠頭」は神戸のポートアイランド線の駅、大阪市営地下鉄からつながっている南港ポートタウン線の駅は、発音は同じでも真ん中がひらがなの「中ふ頭」…。知りませんでしたねえ。ちなみに走っている電車の愛称は、神戸が「ポートライナー」、大阪は「ニュートラム」です。

|

01/29/2006

運転免許更新にデジカメ写真?

以前、労働基準監督署で、「書類に貼る写真にデジカメは使えません」と言われました。理由は「加工できるから」。自動車免許の場合はどうなのでしょう? 今回5年ぶりに住吉警察署に出かけ、免許を更新しました。300万画素のデジカメで撮影し、自宅のプリンターで作った写真を持参。

「デジカメですか。鮮明に写っているのでいいですよ」とOK。運転免許試験場で、提出写真をもとに免許証を作成しますので、画質の粗いデジカメ写真は拒絶されます。もっとも、直接運転免許場にでかける場合は、写真不要です。

昨年、市町村合併により、本籍地の住所が変りましたので、手続きをしました。更新申請書を提出し、目の検査のあと、隣の安全協会で30分のビデオ鑑賞。交差点に入った車同士が激突する映像が次々流れるシーンは、かなり衝撃的でした。1ヵ月後にできあがる免許証の郵送手続きをして帰ってきました。

|

01/25/2006

さすが、小泉首相を1年も待たせた男

きょうからインテックス大阪で開催されている「中小企業総合展」、10時から14時まで見て回りました。プレスでステンレス板を丸めて作る「痛くない注射針」で有名な岡野社長(6名の会社なので代表社員というそうですが)の話はおもしろかったですね。話っぷりもお江戸の落語家といった調子。さすが小泉首相の見学希望を1年近くも「忙しい」からと延期させたお方です。「小泉さんも偉いよ。本当に痛くないことを、自分の腕に注射して確認し、納得して帰ったんだから」。

京都の会社が出品していた0.5mmのサイコロやちっちゃなルービック・キューブ(縦にも横にも回転する)にはびっくりしました。 顕微鏡でコインの表面を見ていたので「??」と思って近づくと、なんとコインに刻まれた顔の上に1辺0.5mmのサイコロがいくつかころがっていたのです。肉眼では見えません。しかも各面に1から6までの目がちゃんと刻んであります。丸の直径は80ミクロンくらいでしょうか。髪の毛より少し太い程度。マシニングセンターであんな微細な加工ができるんですねえ。

中小機構関連ブースが離れたところに2ヵ所あったので聞いたところ、「あっちは関西、こっちは東京」ですって。

わんにゃんハウスという名のサッカーボール型ペットハウスもありました。人間さま用の4.5畳の部屋や3階建の家もあるそうです。

例年参加している奈良女子大が、今年は参加していませんでした。去年、学生のお姉さんに「この資料はいらないから、こっちだけ頂戴」と大学名入りノートとメモ帳だけもらってきた覚えがあります。

三重県のブースにお邪魔したところ、水谷さんは昼食中でご不在でした。

|

えっ、あの方が!

インターネットの「ビジネスの匠たち」というページに、「人が幸せになるようなお酒を造りたい/南国・土佐で名醸を育む熟練杜氏」という講演が目にとまりました。びっくりしたのはその講演者。土佐鶴酒造といえば派手にCMを流している有名企業ですが、「取締役杜氏長 兼 醸造部長」はなんと今は誰も住んでいない実家の隣の家に住むお方。小さいころからよく知っているお兄さんです。
昔から杜氏の郷として、全国に杜氏を送り出すことで知られる町でしたが、「えっ、あの人がそんな偉い人になってた?」

インターネットは思わぬ情報を教えてくれます。

|

山村美沙さんのミステリアス人生

山村美沙さんがお亡くなりになって10年。昨夜、彼女のミステリアスな人生をドラマ化して放送していました。京都のお家と隣の西村京太郎邸についても、両家の内部や渡り廊下(山村→西村はいつでも行ける、逆は山村邸からカギをかけていないときだけ通行可)も出てきました。2人の出会いや「(作家の)戦友」としての2人のつながり等も。

西村京太郎さんや(山村さんとご主人の間の長女)山村紅葉さんの談話も織り込んで、美沙さんの実像を伝えるおもしろいドラマでした。娘がいつまでも女優を続けられるように作品を次々書いたとか、本は売れても受賞歴のないことに悩んでいたとか・・・西村さんによれば、「売れなくなったとき、受賞歴がないと忘れられてしまうという気持ちがあったのでしょう」。「可愛い女になろうとしても、結局なれなかったひと」なんて言葉もありました。淡々と彼女の人柄を語る西村さんの言葉にしんみりしました。

彼女がまだ活躍されていたころ、京都散策中に偶然、山村邸を見つけました。玄関の広いスペースに、出版社から贈られた胡蝶蘭がたくさん飾ってありました。直角に建っている隣家に「西村京太郎」の札を見つけて「あれ?」と思ったものです。坂本竜馬ゆかりの地を訪ね、産寧坂・明保野亭から霊山神社&お墓に向う途中でした。

|

01/22/2006

プライドと偏見

「プライドと偏見」、かまちゃんお薦めの難波・千日前セントラルで最終回上映を見ました。初めて入った劇場でしたが、けっこう大きなスクリーンでしたね。最近、天王寺・アポロ8の小さなスクリーンに慣れているもので。

「ラブ・アクチュアリー」やこういう映画のキーラ・ナイトレイの方が、私は好きですね。前作の「ドミノ」はちょっと・・・。賞金稼ぎの彼女なんて見たくないよという気分。もっとも女優としては新境地を開拓し、「成長した」ということになるのでしょうが。

ダーシーの館で、部屋を覗きこむ彼女の表情はとてもきれいでした。霧のなか、ダーシーと会う場面はまるでモナリザに変身したかのよう。 ポスターにどうしてああいうシーンを使わないのかねえ、なんて思いながら見ていました。

千日前セントラルは、吉本の近く。金龍ラーメンを食べて、映画の後、「わなか」の「ねぎ入りたこ煎」を立ち食い、お土産用「たこ焼」を買って帰りました。


|

01/15/2006

画期的日本人論だ!

正月のフジサンケイ・ビジネスアイが著者と編集局長の対談を大きく取上げ、朝日新聞も元日の社説で引用したお茶の水女子大教授・藤原正彦さんの「国家の品格」(新潮新書)を読みました。すでに50万部を突破、旭屋書店MIO店では売り切れでした。

日本の良さを再認識できる画期的日本人論です。まだお読みになっていない方はぜひどうぞ!

ええっと思うような記述がいたるところに出てきます。数学者らしい優れた洞察力から導かれた見識の高さに脱帽です。例えば次のような文が目に飛びこんできます。単なる思いつきでなく、歴史的な事実、著者の豊富な海外生活や外人との交流から得た体験談、世界各地を訪ねて確認した著者独自の見解などしっかりした裏付けが書かれています。「すべての日本人に誇りと自信を与える画期的日本人論」という帯の言葉に納得します。

なにしろ、主義主張のまったく異なる産経にも朝日にも絶賛される本です。ちょっと珍しいのではないでしょうか?

・欧米は野蛮だった。
・先進国はすべて荒廃している。近代的合理精神が破綻したからである。
・論理では問題解決できない。「人を殺してはいけない」に論理的理由はない。「駄目だから駄目」に尽きる。
・共産主義という美しく立派な論理それ自身が、人類という種に適していない。
・徹底した実力主義はケダモノの社会である。
・資本主義は下品で卑怯である。
・自由、平等は欧米が作り上げたフィクション。人間には自由も平等もない。自由と平等は両立しえない。
・民主主義の前提である「成熟した国民」は永遠に存在しない。
・本当に重要なことは、親や先生が幼いうちから押しつけないといけない。
・小学校で英語やパソコンを教えていると日本は滅びる。
・「祖国愛が戦争を引き起こす」はまったく逆。祖国愛のない人が戦争を起す。
・「法律違反だから万引きしない」と考える人間は、誰も見ていないところで万引きをする。時間外取引でこそこそ株を買い占める。武士道の「卑怯を憎む心」が必要だ。
・グローバリズムは、冷戦後の世界制覇を狙うアメリカの戦略。地盤沈下したアメリカが欠陥システムを世界に押しつけている。
・伝統は何より大切。1500年以上も続いた天皇の万世一系を、男女平等などという理屈で捨てようとする軽挙は、イギリス人には想像もできない。

(肝心のことは上に引用していません。この本のすばらしさを味わい方は、必ず本をお読みください)


|

01/13/2006

日本三大○○○

きょうは恒例の安全祈願。近くの日本三大不動尊・滝谷(瀧谷)不動尊にお参りしました。新年も13日となれば、すでに山伏の姿もなく、割合静かな参詣でした。凛として張り詰めた冷気の中、めらめらと燃え盛る本堂での護摩焚きはいつもながらの光景です。

社務所で干支のおみくじ人形「えとみくじ」を売っていました。「置物になります」の隣に「凶はありません」。なるほど、凶の置物なんてだれも飾らないでしょうからね。

ところで、日本三大不動尊とはどことどことどこでしょうか?
「東京都目黒区・目黒不動尊」と「千葉県成田市・成田不動尊」は文句無く入っていますが、残り1席は地方によって違うようです。こんなにたくさんあります。「大阪府富田林市・滝谷不動尊」「福島県福島市・中野不動尊」「群馬県中之条町・大岩不動尊」「長野県須坂市・米子不動尊」「新潟県・菅谷不動尊」「石川県津幡町・倶利迦羅不動尊」「三重県志摩町・爪切り不動尊」「佐賀県北方町・大聖寺」「熊本県富合町・木原不動尊(長寿寺)」。

|

01/09/2006

お手柄半兵衛

FSBi  1月9日付 23面 「コンピュター事件分析システム <半兵衛>が犯人割り出す/神奈川県警」

川崎市で20数件発生した眼鏡やコンタクトレンズばかり狙う風変わりな連続窃盗事件、犯人を割り出したのは、1人の警官が作り上げた独自の事件分析システム「半兵衛」でした。

秀吉の軍師竹中半兵衛にちなんで名づけられたこのシステムは、「犯罪傾向をコンピューターで分析すれば、より効率的に犯人が検挙できるはず」と、周囲の「コンピューターで犯人は捕まらないよ」との冷笑にもめげず開発したもの。

一連の犯行エリアや目撃情報を入力すると、「軽トラックに乗った若い短髪の男。特定の幹線道路を使う傾向がある」という分析結果が出ました。これに基づいて捜査員が張り込み、ついに犯人逮捕へ。全国をまたにかけた200件の余罪も判明しました。お手柄「半兵衛」です。

|

01/04/2006

今年初の東小金井会議

恒例の東小金井会議。
1月3日夜、Eさんと楽しいひとときを過ごしました。昨年までの台湾料理店が桂林料理店「金龍(金は金×3で鑫)」に衣替え。お姉さんは本当にあの風光明媚な桂林出身と言っていました。日本に来て4年。桂林料理店とはいっても、メニューにあるのは桂林だけでなく四川料理等いろいろ含まれているそうです。特に桂林焼き飯は高菜入り?でちょっぴり辛くておいしかったですね。
次いで、夏にも寄った東小金井のユニークなワインバー「杉玉屋」。住宅街の隠れた静かな穴場です。アサヒの高級ビール「熟撰」を飲みながら、見たことのなかったイタリア直輸入「枝付きほしぶどう」をつまみました。

1月4日午前6時半、無事大阪に帰ってきました。行きの近鉄(あべのばし→新宿西口)は豪華2階建てバスでゆったり旅でしたが、帰りは八王子往復でよく利用していた多摩京王バス。ちょっと寝心地が・・・

今回、ルート変更して八王子からでなく新宿から逆向きに東小金井に向ったので、少々手間取りました。まず降りたところがどこかよくわからない。昔の新宿西口の面影はいまいずこ? 乗って来たバスの運転手に「JR新宿駅はどっち?」と聞いても「さあ、ボクも知りません。人の流れに沿って歩けば着くでしょう」と頼りない返事。道路の反対側だったのですが地上には標識がありません。やっと「JR新宿駅」への矢印を見つけてとぼとぼ歩いてやっと道路の反対側に見つけたのは、なんと西口でなく南口。大回りして大分損をしました。
次いで、中央線のホームを見つけるのが、これまたパズルみたいでやっかい。「確か東小金井は快速が停まらなかったのでは?(あとでEさんから「快速は停まる。通勤特快、青梅特快、特別快速等は停まらない・・・」と教えていただきました)」と思いながら探すと、「中央線(快速)」はあっても「中央線(各駅停車)」が見つからない。やっと「総武線・中央線」の看板を見つけてホームに降りたと思ったら、そこは東京方面行き。仕方なくまた上って下りて隣のホームに移動。滑り込んできた電車に乗りこんだところ三鷹が終点。折り返し運転のホームなので、またホームを移動して待っているとやってきたのは「武蔵小金井」行き。「武蔵小金井と東小金井はどっちが遠くだったかなあ」などと迷いながら・・・といった次第。

いつも持参する東京の地図を忘れたのは大失敗でした。兼好法師の徒然草「先達はあらまほしけれ」を思い出させてくれる珍道中となりました。


Dsc03496-s




|

元日の新聞 2006-6

元日の新聞ではありませんが、見逃せない記事を2本追加。

1.FSBi 1月3日23面「新春に聞く お茶の水大学 藤原正彦教授 下」
1月1日付「上」に引き続き、読ませる内容がいっぱいです。

・日本人は 改革=改善と思っているが、多くは改悪。改革したって人間が同じならなんら変らない。民主主義の弊害は物事が世論で決まること。きちんと国を動かす真のエリートがいなくなってしまった。小学校で英語やパソコンを教えるのは直ちに止めて、国語と算数を徹底的に学ばせないといけない。論理的思考を養わないといけない。

・民主主義には大きな前提がある。国民が成熟した判断を有すること。しかし、過去どこの国民も一度も成熟したことがない。すなわち民主主義はそれだけではなりたたない。必要なのは真のエリート。文学・歴史・芸術・思想などらゆる分野で圧倒的教養をきちんと持っている人が、大局的に総合的な判断を下す。いざというとき国家・国民のために命をささげる。旧制高校卒業生が社会の第一線からいなくなって、そういう真のエリートが、日本から消えた。米国の日本弱体化政策のためである。

・論理には根本的な弱点がある。AならB,BならC、CならD・・・と展開され、結論は「AならZ」となる。しかし出発点のAにはどこからも矢印がきておらず、常に仮説にすぎない。これを選ぶのが、高次元の情緒力。単なる喜怒哀楽ではなく、どういう親に育てられ、どのような友達や先生を持ったか、どんな叙情小説を読んで涙したか、どんな恋愛や失恋で悲しい別れをしてきたか、そういうものすべてが情緒力になる。多数の論理から最も適切なものを選ぶ、すなわち最も適切な出発点を選ぶのに必要なのが、高次元の情緒力である。

なかなか説得力があります。ぜひとも藤原正彦先生の「国家の品格」を買って読まなければ・・・。

2.産経新聞 1月3日6,7面「新春特別対談 小池真理子さん-伊集院静さん-石野伸子編集委員」
団塊世代のトップランナー、昭和22年生まれの人たちが来年いよいよ60歳を迎え、まったなしの大定年時代が始まる。会社人間から「個人」にかえったとき、人はどう生きがいを見つけるのか・・・それをカッコよく歳を重ねてきた2人の作家に聞こうという企画。司会が「お江戸単身暮らし」(毎週木曜日連載)を満喫?されている石野伸子編集委員というのもちょぴりユニーク。

・団塊の世代は個性、個性と言いながら実はみんな同じことをしてきた。残りの人生は、今まで出来なかった好きなことをしなさい。海外旅行や車・マンションを買うなんてダメ。この世に生まれてきたのはこのためだったというものを探しなさい。(伊集院)
・目の前にあるものを取りにいかないことが品性。退職-死が見えている団塊の世代の不安を解消する方法は、物資的なものからは得られない。(伊集院)
・人間は1人だということを自覚しなけりゃダメだ。家族は孤の上にあるんだというくらいの感じでないと。(伊集院)

団塊の世代として、読まずにはいられない対談です。けっこう深刻ですね、老後をどう生きていくか。伊集院さんは夏目雅子さんと結婚、彼女が白血病で亡くなったあと、篠ひろ子さんと再婚されました。篠さんは私が仙台で学生時代、学生の身でテレビキャスターとしてデビューされた方。その後、女優として活躍されました。この記事によれば、現在、仙台にお住まいなんですね。

|

01/01/2006

元日の新聞 2006-5

毎年恒例の「元日の新聞2006年版」のおまけです。
宅配をお願いしている2紙以外は、毎年1月1日午前6時ごろ近所のコンビニ周りをして購入します。今年はちょっと異変が・・・

1軒目  朝日だけ、薄っぺら。(正月用の増ページなし)
2軒目  朝日だけ、薄っぺら。(正月用の増ページなし)
聞くと、「これだけしか配達されませんでした」

車で少しばかり離れた場所まで行って
3軒目  朝日も他紙なみに増ページあり。

1,2軒目に配達した新聞販売店は、分厚くて部数が置けないので勝手に増ページ分の配達を止めたのでしょう。しかし・・・1月1日の全国紙朝刊の即売価格は、各紙とも通常+10円(朝日は140円、産経は110円)がレジで自動的に表示されます。

増ページなしの紙面で元日用のお金を取るのは詐欺みたい・・・

|

元日の新聞 2006-4

各紙芸能記事から。

今年4月27日-5月14日、中島みゆきさんの「夜会」が大阪で初公開される記事を取上げている産経52面、読売第2部15面。シアターBRAVA!ってどこ? 運営は毎日放送事業局で、支配人がみゆきさんのデビュー当時からラジオ番組を担当されていたことから実現した企画だとか。「放送局の劇場という特徴を活かして・・・」と読売には書いてあります。

朝日が長澤まさみさんを取上げています。他紙が「功名が辻」の仲間由紀恵さんと上川隆也さんに焦点をあてているなかで、一豊を手玉に取る女忍者役のまさみさんを取上げたのは・・・単なる担当記者の好みでしょうか? 「その人に本当になれて、セリフも頭から出てくるんじゃなくて、勝手に口がしゃべる感覚になることがあるんです」とはご立派。12歳でデビューして6年、まだ18歳の高校生です。今後が楽しみな女優さん。

読売が庄内ロケを取上げています。「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼のツメ」「蝉しぐれ」のロケ地訪問記。3本とも見た映画だけに興味を持って読みました。それにしても藤沢ワールドはすばらしいですね。
全国の映画ロケ地地図も載っています。

|

元日の新聞 2006-3

各紙の対談記事から。

ピカイチのFSBi「藤原正彦教授」は、1で取上げました。

産経の「新春対談  安部官房長官-ゴーン日産社長」もおもしろい内容です。
・(安部)映画「ALWAYS 三丁目の夕日」を見た。昭和33年当時、冷蔵庫・洗濯機・テレビ・マイカーが少しずつそろい出した。目標があった。今は物資的な目標がなくなり、生き方や理想などについて国民の声、思いに応えていくのが政治的リーダーの条件。
・(ゴーン)多様性が潜在能力の源。日本は老若男女すべてが潜在能力を発揮させねばならない。失敗してもチャンスを与えられる社会環境が重要。

注目すべきは次の部分です。
・(ゴーン)アイデンティティはグローバル化の基本条件。自分自身の文化やアイデンティティに自信があるがゆえに、外の文化を柔軟に吸収していける。国や人々のアイデンティティが力強くなければグローバル化は成功しない。アイデンティティがなければ、自分の使命はどうなのか、方向性はどこなのか、何に向っているのかさえ分からなくなってしまい、途方にくれてしまう。
・(安部)日本には自国のアイデンティティを強調することを嫌がる人がいる。そういう人に限って地球市民という言葉を好む。地球市民に最もふさわしいゴーンさんの言葉だけに非常に重い。サッチャーは自虐的で変更した教科書を公平なバランスの取れた記述に書き変えさせ、国民の失いかけた英国への誇りとアイデンティティを復活させた。

朝日「分断の時代 そこにある壁  養老孟司氏」の発言にも注目です。
・日本は「無思想」という思想。日本以外の国は基本的に全部、中国を含めて「有思想」。思想がある社会は、歴史が現在に介入して当然。歴史は事実じゃなくて思想だから。靖国も意見が合うはずがない。日本は「死んだら最後、関係ねえ」って社会なんだから。
・違う考えがあるとき、180度対立する場合、90度ずらしながら自分を主張する。政治問題でもめるのなら、「環境問題を話し合おう」。違いを認めながらやっていくことが、一番うまくやる方法。違いがあることが悪いことだと思っている人がいる。仲良くするってことはそういうことではない。

いまひとつ理解できないご意見ですが・・・相手があくまでもこだわった場合、どうすればいいのでしょう?

|

元日の新聞 2006-2

各紙社説から。

産経「新たに始まる未知の世界  アジア戦略の根幹は日米同盟」
毎日「壮大な破壊後の展望が大事  結果責任負ってこそ名首相」
読売「人口減少時代へ国家的対応を  市場原理主義への歯止めも必要だ」
日経「人人口減に克つ  成長力を高め魅力ある日本を創ろう」
朝日「武士道をどう生かす」

各社とも人口減を取上げています。ただ、内容的には例年に比べて、いささか軽くなったような気がします。

産経は「変えるべきものと、変えることのできぬものを、識別する知恵が必要」とし、日本を日本としてきた伝統と文化の改革に踏みこもうとしている皇室典範改定に触れています。また、小泉政権の「モノ言う外交」を支持し、あくまでもまだ出発点にすぎないと指摘し、おごらず、高ぶらず、確かな実績を重ねる日本でありたいと述べています。

毎日は、小泉改革はすべてやりっぱなしで中途半端とし、自分でやり遂げて交替すべきと主張します。

読売は3面の大半を使った大型社説。この中で投機ファンドや会社は誰のものか、について述べています。
・投機ファンドは企業利益を損なう。日本経済の長期的な基盤全体を荒廃させる。経済の効率化、生産性の向上にはなんの貢献もしない。
・会社は株主利益もためだけに存在するのではない。
・ピーター・ドラッカーは1946年、こう述べている。「株主とは、企業と関わりを有する多くのステークホルダーの1つにすぎない。企業が永続的な存在であって、株主のほうが一時的な存在である」。
中国についても、明確に次のように述べています。
・中国は言論・思想・信条の自由を許さない政治体制の国家だ。自由と民主主義を国家原理とする日本と、EU的な「共同体」を組むことは無理だろう。

朝日の奇妙な社説については、1で触れましたので省略。いらいらが募るとこういう内容になるのでしょうか。「自社の解体的出直し」について書けば、逃げるファンを少しは引きとめることもできたでしょうに・・・。

|

元日の新聞 2006-1

フジサンケイ・ビジネスアイ(FSBi)に注目記事が2つ。

1つ目は1面トップ「ヒット商品・黒幕・カリスマまでピタリ 未知拓く分析技術」。以前掲載された東大で開発された新データマイニング手法の続報と思われます。前回の記事を私のblogで紹介したところ、コメントやトラックバックをいくつもいただき、意外な反響に驚きました。きょうの記事によれば、新手法は会議などの記録から「出席していないが陰で指示している人物」を浮かび上がらせる分析ができます。今後、米軍のテロリストデータを使って性能を検証するそうです。記事録から削除した人物もあぶりだせるというのですからどんな仕組みになっているのでしょうか。企業のマーケッティング等にも活用できそうです。

2つ目は1&27面の「新春に聞く 藤原正彦教授」。ベストセラー「国家の品格」の著者と平田編集局長の対談です。なかなか示唆に富む内容になっています。今年の元日の新聞でもっとも読ませる記事でした。

・政治家も官僚も財界も学界までも含めて今、史上最低の状態。人間として。
・一番悪いのは、ある意味で国民。IT企業家らを時代の寵児のように支持した。彼らはヒーローでもなんでもない。
・企業は従業員のものに決まっている。朝買って夕方には売る株主に、企業に対する愛情など何もない。どうして企業は株主のものなどといえるか。
・日本型の資本主義は、世界で最も優れたものだった。1980年代は日本の1人勝ち。バブル崩壊で狼狽し、いまやアングロサクソン型に切替え、一昔前の遅れた資本主義を採用している。これは行き過ぎた規制緩和のせい。国民が日本を滅ぼしつつある。根源にあるのが、祖国に対する誇りと自信を失ってしまったこと。
・軍事外交上、日米は最大の盟友だが、経済では米国が最大のライバル。日本はそこが区別できず、米国の経済上の要求をすべて受入れてしまった。
・日本人が誇りと自信をなくしたのは、GHQの目的が、日本が再び立ち上がって米国に歯向かわないようにすることだったから。戦前の文化や伝統、歴史をすべて否定し、エリートを外してみんな庶民にしてしまった。ソ連のコミンテルンから指導を受けた日教組も同様な指示どおり動いた。日本の教育は米ソに完全にやられた。1つの国家を滅ぼすのに武力はいらない。教育を壊しておけば、あとは寝ながら、熟した柿が落ちるのを待てばいい。
・日本の宝は「情緒と形」。ほとんどの形は武士道からきている。忍耐とか、誠実とか、勇気も、正義も、そして惻隠、卑怯を憎む心。それから名誉と恥も。こういう武士道精神をきちんと叩き込む。大切なのは、子供に教える際、説明するのではなく、問答無用でいくこと。

なお、偶然でしょうが、朝日の元日社説は「武士道をどう生かす」。驚いたことに上記藤原正彦教授のベストセラーを引用しています。武士道精神=忍耐とか、誠実とか、勇気も、正義も、そして惻隠、卑怯を憎む心。それから名誉と恥=の対極にすっくと立ちあがっているイメージの朝日新聞に、ああいう引用をされたのではいささか迷惑では・・・と思ったのは私だけでしょうか。それとも都合のいいところだけ利用する、我田引水の奥義?

朝日の考え方と上記対談が相容れないことは明らかです。朝日の論説委員が今朝のFSBiを読んだら真っ青になるかも? 

|

おみくじ

お雑煮を食べた後、家族で住吉大社へ初詣に。珍しくぽかぽか陽気のいい元日です。
正面の参道から太鼓橋を渡って、手を清め、正面門のしかも真中をくぐってそのまままっすぐ一番奥の本殿へ。真正面からお賽銭を投げてお祈りしました。すぐ後ろの若いお父さんが小さな女の子を抱っこしながら「まんまんちゃん、しようね」。かまちゃんの「まんまんちゃん、あーん」の発言を思い出しました。ちゃんと大阪では生きた言葉として伝承されていますね。

住吉大社恒例のネパールの地域起しを兼ねたネパール産手漉きミツマタから現地で作ったお御籤を引くと、中吉。昨年は小吉でしたから少しアップ? もっとも「体調運 そのつもりに長寿が得られます」とはどういう意味?

横にいたカップルのうち女性の方がこんなことを言っていました。「わあー、すごい。それ私のと取替えて!」。その先の女性が大きな声で読んでいるのが聞えてきました。「あなたのお金への執着が、あなたの良さをつぶしてしまいます」。すごいお御籤もあったものです。

お守り売り場を見ていたら、住吉大社のものだけでなく、伊勢神宮のお札もおいてあるのを発見。さすが伊勢神宮は違います。

結婚式場の喫茶室でコーヒを飲んだ後、昨年も買って帰った「龍のひげ」を購入。これは1月3日の「東小金井会議」で皆さんにご賞味いただくことにしましょう。

|

« December 2005 | Main | February 2006 »