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02/03/2006

レンタル探して悪巧み

最近、一般紙にもけっこう産業組織論の専門語が登場します。FSBiは森羅万象を経済から切り拓く日刊紙ですから載っていて当然ですが、一般紙に「ジニ係数」とか「レントシーキングコスト」などを見つけると「へーえ!」。

「所得格差が開いた」という野党の追求に対し、小泉首相が反論材料として取り上げたのがジニ係数。ちゃんとした統計数字ですから、定量的な反論になります。

「レントシーキング」は2月1日付毎日1面コラム「余禄」で見つけました。

<レンタルのもとはレント。家賃や地代のことだが、経済学では「過剰利潤」を意味する。市場競争によって決まる価格より、何らかの事情で高い価格でモノが売れた場合、その差額がレント。濡れ手でアワのおいしい儲けだ。レントシーカーとはそのような利益を追い求める人々のこと。新規参入が規制されている市場や、価格が独占的な企業の影響下におかれている業界などが、レントシーカーたちの活動の場である>に続いて、公共事業の官製談合を批判し、最後の締めはこうです。
<この際、税金に群がるすべての不当なレントシーカーを闇からあぶりだせばいい>。

ちなみに私は、産業組織論の試験対策として、「レントシーキング」を「レンタル(レント)探して(シーキング)悪巧み(あまりいい意味では使われないので)」と覚えています。レントシーキングコストとは、ロビー活動等に使う費用のことですね。

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