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09/09/2006

乳酸は悪役でなかった!

健康に関する常識は、いつのまにか逆転していることがあります。「20分以上運動を続けなければ、脂肪は燃えない」「リノール油は健康にいい」などが、いまや間違いとされているのはその例でしょう。

きょうは「乳酸は疲労のもと」という、従来当たり前のように信じられてきた話が、最近ではむしろ間違いとされていることを知りました。
大阪労災病院の理学療法士の先生からお伺いした話は、ちょっとばかり衝撃的でした。「乳酸悪役説はいまや古い。有酸素運動により乳酸を作れば、乳酸をでないようにしようと、筋肉がむしろ発達してきます。ただし運動の途中で休憩すると、乳酸が出なくなるため、効果が少なくなります」

インターネットで検索すると、こんなことが書いてありました。

<乳酸は運動に際して筋肉に蓄積して、筋肉疲労の原因になる悪役と信じられている。しかし、近年の運動生化学の研究から、乳酸は筋肉疲労をもたらす原因ではなく、むしろ心筋や遅筋などのミトコンドリアをたくさん持っている細胞に取込まれて、有効なエネルギー源として働いていることが分かってきた。心筋や遅筋は、そのために乳酸取込装置(トランスポーター)を備えている>

<疲労物質と呼ばれることもあるが、乳酸だけでは疲労を説明できない。むしろエネルギー供給源であり、筋機能を高める役割があるという研究結果も報告されてきている>

<2004年8月に「Sience」誌に掲載された論文でそれまでの乳酸についての常識とされた乳酸疲労物質説が否定された。「これまで筋肉の疲労と乳酸とは、同一と考えられてきたが、むしろ逆に乳酸は筋肉疲労を和らげてくれる物質と分かった。」というものだ。国の疲労研究グループのリーダーも、いろいろな研究をやって来た中で、乳酸が疲労の原因物質だということは、全く常識に反して間違いだったことが分かってきた。乳酸は、運動すると一時的に上がって、しばらくすると下がる物質。以前はこれが疲労の原因物質ではないかと言われていたが、現在では、乳酸はむしろ疲労を和らげてくれる物質で、エネルギーが足りないところを補ってくれる物質という考えを持っている>

ところで、講演でエクササイズ・ボール(直径60cmくらいのゴムボール)を使った運動が腰や足、脊柱等の筋肉強化に効果があると聞き、帰りにディスカウントストアで購入してきました。膨らませて、上に乗ったり、覆いかぶさったり、脚を乗せたり・・・気持ちが良くて、楽しいですね。ネコがボールにじゃれている気分がわかったような。

以前、BAKUさんが「買おうか」とお書きになっていたのは、このボールでしたか・・・


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