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01/31/2007

石油はなくならない!

子供のころ、「石油はあと30年とか40年でなくなってしまう」と聞いたものですが、いまだに無くならない不思議。その理由を今朝のFSBi 1面「エコマインドi」(竹田恒泰氏)が解き明かしてくれました。

石油の可採年数は、英国石油メジャーのBP社が毎年発表しています。2004年は40.5年、2000年は39.9年、1990年は42.6年、1980年は28.7年でした。

もし、1980年の28.7年が正しいなら、もうそろそろ石油は枯渇しなければなりません。しかしいまだに40年とはこれいかに? 逆に増えているではありませんか。

実はこの数値は、確認埋蔵量を年生産量で割って求めます。具体的には2004年末の確認埋蔵量1.19兆バレルをその年の年生産量293億バレルで割った、40.5年が可採年数です。

確認埋蔵量は、地球上に存在する石油の総量ではありません。その時点での技術レベルで採掘して採算の取れる石油の量です。油田の発見や技術の向上だけでなく、石油価格が上昇するだけで増える数字です。したがって、石油の可採年数と石油の枯渇とは必ずしも一致するわけではありません。

長年のなぞが解け、すっきりした気分になりました。

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