« ジェニファー・ハドソンのDREAM GIRLS | Main | きのう会ったばかりの水谷さんが! »

03/23/2007

知研関西セミナーで話した

昨夜、NPO知的生産の技術研究会関西セミナー(大阪産業大学梅田サテライト)で1時間あまりお話をしました。テーマは「中小企業のISO あれこれ」。

ISOを高尚な視点から解説した本は多数ありますが、「人がいない、組織もない、金もない」中小企業向けの現場的ISO運営法について書かれた本はあまりないと思います。知研セミナーでも、もの造りや現場のノウハウに関するテーマはあまり記憶にありません。そこで、私自身の経験を中心にストーリーを組み立てました。全体のフレームを理解していただくため図解を1枚作り、講演の冒頭および何ヵ所かの区切りで見ていただきながら話を進めました。いま全体のどこをお話しているか理解いただくためです。

「ISOについて誤解されている方がいらっしゃいますが、いまのISOは単なる品質保証システムではなく、経営そのものなんです」
「いまのISOを守っていけば、業務改革が進みます。従業員の意識も変わってきます」
「あらゆる企業には設計開発の業務があります。お客さんのことを考えて対応することが、すなわち設計開発です」
「成果の上がるISOシステムを構築するには、企業経営理論に基づいた手順を経て目標を立てることです」
「ISOを推進するには複雑多岐にわたる業務が必要です。人・組織・カネのない中小企業がISOを効率的に運営するノウハウとは? キーワードは統合・共通・集大成と公開です」
「最後に、ISOがらみのちょっとユニークなざっくばらんな話題をいくつかご紹介します。守らなくていい法律があります。産廃埋立地は古代歴史の宝庫の隣でした。ごみ管理票のマニフェストと選挙公約のマニフェストは綴りもアクセントも違います・・・」

驚いたのは、岡山県や愛知県からわざわざ、セミナーのためにお見えになった方がいらっしゃったこと。「ISO14001を取得して、最近定期審査を受けました。これから具体的に何をしたらよいのか、現場的かつ具体的なヒントを得るためにやってきました」。他府県からの参加者は、ほかに奈良県2名、京都府1名、後述の大分県1名等。

参加者に中には中小企業診断士の方が3名、同資格の取得目指して勉強中の方が何名か・・・いつもながらハイレベルのセミナーでした。

堺市役所勤務の女性から「ISO14001は役所で取り組んでいますが、昼休みの消灯やコピーの削減といったテーマばかり。もっといろいろやるべきことがあるのですね」。中小企業診断士として4月からデビューされる男性は「付き合っている企業は、きょうの話に出てきた企業経営理論に基づく<経営理論-目標-環境分析-ドメインの策定・・・>の手順を踏んで目標テーマを策定しているとは思えませんねえ」。

セミナー終了間際に飛び込んできたのは、なんと大分空港管制官の方。「先日、高知空港で胴体着陸を成功させたボンバルディア機の機長が非常訓練をしたのはわが大分空港です」。いつも福岡まで出かけて知研福岡セイナーに参加されている大変熱心な方。懇親会途中で退席し、神戸港発深夜航路で帰途につかれました。

知研が全国組織であることを改めて思い知らされた昨夜のセミナーでした。

(P.S) パワーポイントで作った原稿を記憶させたUSBメモリーを持参しました。スクリーンを見ると、字が枠からはみ出したところが何ヵ所も。私が原稿を作ったパソコンと会場にあったパソコンでは文字の設定が違っていたようです。

|

« ジェニファー・ハドソンのDREAM GIRLS | Main | きのう会ったばかりの水谷さんが! »