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04/13/2007

究極の新規事業はこれだ!

夕張の破綻をみるまでもなく、多くの市町村にとって「町興し」は喫緊の課題です。今朝のFSBi(フジサンケイ・ビジネスアイ)に、「刑務所建設に再生託した山口・美祢市」という記事が出ています。五十嵐徹産経新聞論説副委員長の執筆です。

かつて石炭景気に沸き、人口4万を数えた美祢市もいまや1万4千人と県内最小規模の市に落ち込み、シャッター商店街が目立ちます。同市が4月にオープンしたのが「美祢社会復帰促進センター」です。民間の資本、経営ノウハウを活用する社会資本整備方式(PTF)で建設された全国初の「民営化刑務所」。初犯の男女各500人を収容します。
ITを駆使した次世代型刑務所は、コンクリート塀に代わって細かな編み目の特殊フェンスを採用していますので過度の威圧感を与えません。ただし、フェンスには揺れを感知する赤外線センサー、施設内にも200台以上の監視カメラが設置されています。受刑者の服には、ICタグが装着され、異常行動は電子の目がリアルタイムで把握します。収容房の95%が個室。外窓は強化ガラス製で鉄格子はありません。扉はすべて電子銃による遠隔操作で、刑務所のイメージを一変させる先端技術が随所に施されています。

民営化されただけあって、職員260人の半数が民間人だそうです。国が建設・運営する場合に比べ、節減効果は48億円。

今年の「経済財政白書」にPTFの具体例として取り上げられているかな?

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