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04/04/2007

「利子は不労所得」という金融がある

「イスラム金融」という言葉に初めてお目にかかりました。今朝のFSBi 1面のトップ記事です。

ここ数年のオイル高を背景に、48兆円ともいわれるオイルマネーがイスラム圏の金融市場に流れ込んでいます。一説によれば、イスラム金融の潜在的な市場規模は4兆ドル(4800兆円、日本の国家予算の5年分)とか。

これらは、イスラム教のコーランに教えに基づき、利子を否定する「イスラム金融」です。コーランには、「アラーは商売はお許しになった。しかし利息は禁じた」という記述があり、金利の受払いは不労所得として禁じられています。さらに酒やギャンブルなど教義に反する商売への投融資もできません。

投資家は資金を金融機関に「預ける」のでなく、「目的を持った運用」をしてもらうために信託し、「利子」でなく「配当」を得るという手法をとります。住宅販売の場合も、購入者が直接買うのでなく、まず銀行が購入し、銀行は手数料を上乗せしたか買う出購入者に引き渡します。銀行の「利潤」は発生しますが、「利子」は発生しません。

75カ国が争奪戦を繰り広げるイスラム金融、出遅れた日本もやっと躍起になって参入しはじめたそうです。

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