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05/23/2007

荒俣宏さんの講演を聴いた

博物学の荒俣宏さんの講演を聴きました。昔、NHK教育テレビで博物学の講座を楽しみに見ていたあの方です。今回のテーマは、「博物学の感性とITライフ/自然と感情の楽しみ方」。

コンピュータの基本である「分類」「配列」と自然、日本語はやっかい、コードから画像へ等の話題が取上げられました。

「パソコンがなくても人力でカードを作り、情報を管理した」話に、京大カードや梅棹忠夫先生が登場しました。図書カードに本のメモを記入したものを、コンピュータのない時代に切り札として使ったのが京大の人たち。ここで実に重要な発明がなされました。梅棹、川喜多先生は、「裏を使うな。表だけに書け。裏に書くとソートが難しくなる」。1アイディアに1枚の考え方は、コンピュータの1byte=1文字に通じます。

京大理学部でフィールドワークをしていた人たちのすごいところは、カードによる情報収集を戦争の始まる前からやっていたこと。文科系でも行っていましたがこちらは裏も使っていましたし、ぺらぺらの紙だったそうです。理科系の方は、「裏を使うな。紙は厚紙」、これがコンピュータのパンチカードにつながりました。
 
新井白石(江戸)、幸田露伴も同じように紙を使った情報記入をしていたという話は知りませんでした。

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