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05/20/2007

ミツバチも怠ける・・・

FSBi 5月11日付「道は近きにあり」(丸山敏秋氏)に、こんな話が・・・

かつてヨーロッパからオーストラリアに移住した人が、1年中花盛りの広大な平原を見て、「ここでミツバチを飼えば大成功する!」と考え、さっそくヨーロッパから優秀なハチを輸入し養蜂業を始めました。

さて、どんな結果になったでしょうか?

順調だったのは最初だけ。ハチはそのうちさっぱり密を集めなくなってしまいました。いつも花が咲いているのがいけなかったのです。ミツバチがせっせと密を集めるのは。花のない時期に備えるため。いつも花があるのなら、なにもあくせくと働く必要はありません。危機感を喪失したハチたちは、のんびりやろうと決め込んだようです。

「人間も同じ。あまりに生活環境が恵まれていると、働きたくなくなります。格差がどうのこうといっても、いまの日本は恵まれています。だから気分に締りがなく、危機意識が乏しい」と、倫理研究所理事長らしい意見を述べています。

もうひとつ、知らなかったことが書いてありました。アジアのミツバチには天敵がいます。オオスズメバチです。ところがミツバチは対抗手段を編み出しました。巣に侵入したオオスズメバチを大勢のミツバチが取り囲んで塊をつくるのです。すると体温でかなりの熱が発生し、熱に弱いオオスズメバチは死んでしまいます。オオスズメバチのいないセイヨウミツバチは、このような対抗手段を持っていません。危機意識が知恵を生み出します。

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