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12/24/2007

やばいぞ日本(2)

葛西氏
「戦後、負けて国は滅びたが、朝鮮戦争が起き、米国が日本を共産主義の防波堤として徹底的に保護する仕組みになった。それで日本人はリーダーシップを学ばず、国策を自分で考えないで、黙って冷戦のレジームの中できちんと努力さえすればいいというふうになった。本当は今、幕末と同じくらい日本は独立あるいは存在の危機を迎えている。憲法9条と東京裁判によって作られた歴史的歪のせいで、誤った歴史観に日本人は縛られ、思考停止している。

山折氏
「腹八分の考え方が、いろいろな面で適用可能性を引き出す。経済成長率信仰を根本的に変える必要がある」

葛西氏
「抜本的改革をやるには非連続的改革をやる。今後、国の公共事業では、一切新規の建設をやらない。いままで建設したものを21世紀の間、メンテナンスしていく。教育改革では、考える力をつけるための基礎と、集団で授業を受けることによって社会的な規律を身につけることに絞る。これで公共事業と教育が退路を絶たれ、非連続的改革の発火点になる」

宮家邦彦氏(AOI外交政策研究所代表)
「落ちるところまで落ちて、1億2800万人全員が「これはダメだ」と思わないと一致団結して改革しない。その間は改革しようとする立派な人の足をみんなで引っ張るだけ」

中満氏
「日本人は緻密で勤勉だからこそ、いざというときにダイナミックな考え方ができず、リーダーシップを取る人間が出てこない。対外的な関係を築くときに相手を信用しすぎて主張しない。だから改革が難しい」

山折氏
「明治維新における政治家がやったのは、ただの目的合理性に基づく「国家戦略」でなく「覚悟の国家戦略」。今の日本社会に必要なのは「覚悟の戦略」。合理的に説明できない場合もある」
「明治維新のリーダーたちの一種の集団主義、和の精神はいつでも死を覚悟していた。非暴力・平和主義のガンジーも死を覚悟し、暗殺された。絶対平和主義を唱える日本人はそこを見ていない。日本人がこの甘さを乗り越え、その上で明治無血革命の集団主義、和の精神をどう質を高めて継承するか。毎日暗殺の危機感の中で活動していた精神力はすごい」

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