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07/26/2008

いま一番読まれている絵本「ちいさなあなたへ」

昨年の春、アメリカで発売と同時に、全米の母親を号泣させ、NYタイムズやAMAZONの児童書分野で、ハリー・ポッターを押しのけて堂々1位を獲得した小さな絵本、それが「ちいさな あなたへ」です。今年3月7日、日本語訳が登場、現在、7刷と好調に売れています。

「あのひ、わたしは あなたの ちいさな ゆびを かぞえ、 その いっぽん いっぽんに キスを した」ではじまり、「わたしの いとしいこ。そのときには、どうか わたしのことをおもいだして。」で終わる、わずか40ページ足らずの中にちりばめられた珠玉の言葉とかわいい絵・・・

この絵本には、母であることのすべてがつまっています。母でいることの幸福、喜び、不安、痛み、つらさ、寂しさ、子どもへの思い――一見、なんということもない淡々とした記述が、かえって不思議な感動と涙を誘います。出版社の「だれもが一生の宝物にしたくなるような絵本」という文句にもうなずけます。

成長した子にはすばらしい日々がやってきます。
「うれしくて たのしくて、ひとみを きらきら かがやかせる ひが きっとある。」
でも、そんな日ばかりではありません。
「かなしい しらせに みみを ふさぎたくなる ひも あるだろう。」

「母親や、これから母になろうとしている女性、巣立とうとしている子どもたち……それぞれがそれぞれの読みかたができて、それぞれの感動を味わえます。2007年一番の話題の絵本が、ついに日本上陸です!」(出版社から)

磯崎園子・絵本ナビ編集長がこんなコメントをされています。
<母になってわかる事、母にならなくてもわかる事、同じ位たくさんあります。でも、生まれてきた我が子を見ると何かスイッチが入る、というのも確かです。

まず赤ちゃんのその小ささを知り、赤ちゃんの体温を知ります。そして、そうやって生まれたであろう自分を知り、育ててくれた母をも知る事にもなります。 更に、我が子の不安や痛みを知り、喜びを知り・・・やがてその子が親になり。

こうして繰り返されてきた、大きな命の流れを、シンプルな言葉であらわしてくれているのがこの絵本なのです。
母になったばかりの人、子育て真っ最中の人、子ども、自分の母親。読む人の心をそれぞれに映し出してくれる、そんな絵本なのかもしれませんね。「すべてのおかあさんとその子どもたちに・・・」という導入の通り、全ての女性にとって、どこか感じる入るところがあるのではないかと思います。

さて、あなたの心には、どう映るのでしょう?>

母親だけでなく、父親にもぜひ読んでいただきたい1冊です。そして・・・新たな人生のスタートを切ることになったわが娘にもプレゼントします。

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「ちいさな あなたへ」、ぶん:アリスン・マギー え:ピーター・レイノルズ やく:なかがわ ちひろ
(主婦の友社、¥1,050)

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