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09/30/2008

ヤマトナデシコ大陸奮闘日記

2年近くFSBiに連載された中国雲南省で農業経営コンサルタントをしている日本女性・五十嵐らんさん(農学博士です!)のコラム「ヤマトナデシコ大陸奮闘日記」がいよいよ最終回を迎えました(9/27付)。

その中で、中国人の友人から「あなたは中国共産党を批判するけど、日本の自民党だって独裁じゃないの」と言われ、反論するけど100%の自信を持って言い切れない自分が悲しいと書いています。

5年間の中国生活の間に、中国の困った、あきれた、けしからん部分が「そのまま日本にも当てはまる」場面がどんどん増えてきた、とも。
<無責任な官僚や官庁、巨額の赤字を垂れ流す地方自治体の幹部は失策の責任を取らない。そこには「公」の精神などなく、「私」しかない>に続く次の言葉には考えさせられます。

<誤解を恐れずに書くなら重大な事件が起きた際、責任者に時には死刑もかせられる中国の方が、責任を取るという点においてよっぽど「マシ」といえなくもない>

最後に、らんさんは言います。<あきらめたら絶対に変わらない。流され何もせずにいたら絶対に良くはならない。日本を憂うなら、あきらめるな。自分は中国の地で日本代表として頑張る>

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09/29/2008

新書激戦、定規片手に死守

FSBi 9月28日付1面トップ記事は、「新書激戦 小学館参入が火ダネに」。

新書登場から70年。10月1日から小学館が「小学館101(イチマルイチ)」が新創刊されます。100の上をめざすという意味。主なレーベルだけで60以上ある新書の世界では、書店の棚確保が大変。

大手出版社の営業担当者は「定規を片手に自社の棚を死守している」そうです。

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09/28/2008

井上章一先生が日本史学の歪曲批判

産経新聞9月28日付読書欄に紹介されている、「日本に古代はあったのか」(角川選書、¥1,680)。以前、知研でお話を聴いたことのある国際日本文化研究センター教授・井上章一氏の著作です。

名著「つくられた桂離宮神話」以来、建築史学という学問が建築史学者たちによって捻じ曲げられていることを告発し続けてきた同氏は、この本でわが国の歴史学者たちによる日本史学の歪曲に真実の光をあてようとしています。

わが国の歴史学は、時代の区分という最も基本的な問題に関してさえ、世界を見渡す眼を持っていないとか。京大系の中国史学と日本史学者の多くが考える中世は始まった時期が数百年も違うし、一方、東大系の中国史学は日本史学と大きな齟齬はないもののヨーロッパに比し400年以上も送れて中世に入ったことになる・・・

私にはよく分かりませんが、こうした状況の背後には、「ある種の利権=ある歪んだ歴史観に群がる歴史学者たちの見苦しい姿が浮かび上がってくる」とは、ずいぶんおどろおどろしい学問の世界の実像でも書いてあるのでしょうか。

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09/27/2008

田舎の鳩は素朴?

三重の西名阪自動車道沿線にある工場の建屋内に鳩が乱入して困っていたのですが、ホームセンターでプラスチック製カラスを購入してぶら下げたところ、効果テキメン。鳩が寄り付かなくなりました。

ところが堺市内の工場で同じようなカラスをぶら下げても、くちばしでつついて遊び出す始末。大自然に囲まれた田舎の鳩はやはり素朴・・・それに引き替え、大都会の鳩は純情さのかけらもない?

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09/25/2008

Windows7

FSBi 9月25日付記事に「Windows7」の文字が・・・何これ?と思って読むと、マイクロソフトが開発中のWindowsビスタの後継OSのようですね。

ただし、ビスタとは異なり、画像編集、動画作成などのプログラムは搭載しない方針です。ビスタはWindowsフォトギャラリー、Windowsメール、Windowsムービーメーカーなどを提供しましたが、7は別個に無料でダウンロード提供する方針を決めました。

独禁法がらみでしょうか。それともいつまでたっても普及にはずみのつかないビスタを教訓に、「新しいOSをスピーディーにリリースするため」でしょうか。

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09/24/2008

おくりびと

9月21日(日)午後、見にいきました。堺の電気店と薬局に行く用事があったため、今回はなつかしい?MOVIX堺へ。時折雨模様だったせいか、上映中の作品の評判が良いせいか、人が多かったのには驚きました。

チケット売り場で「おくりびと」というと、「大変混んでいますので、F列11番はどうでしょう」。この映画館で「大変混んでいる」と言われるのは極めて珍しいのですが、入ってみると7割近くの入り。これはまさに奇跡です。この映画がこれほどの観客を集めるとは知りませんでした。

私の列の前後あわせて5列くらいは全席埋まっていたようです。となりのおばあちゃんは、映画が始まってから終わるまでほとんど泣いていました。家族の納棺でも思い出して、感極まったのでしょうか。私もときどき涙がでました。

一般には忌み嫌われる納棺師の仕事。でも、人生最高の旅立ちをお手伝いし、悲しいはずのお別れを、やさしい愛撫で満たしてくれる人・・・このむずかしい職業の意義深さを感動のなかに描いた珍しい作品です。

最初は理解してくれなかった友人や妻が、心から死者を尊敬し、弔う本木雅弘の仕事ぶりを見て、やがてよき理解者に変わってきます。いしぶみが父親と息子、さらに妻へと感動の輪を広げていきます。

本木雅弘、広末涼子、山崎努、余貴美子、杉本哲太、吉行和子、笹野高史等。

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09/23/2008

中国ニセ牛乳はこんなにすごい

最近、大騒ぎになっている中国の牛乳。

昨年10月に発行された「危ない中国 点撃! 福島香織の北京趣聞博客」(産経新聞出版)にそのすさまじい実態が詳しく書いてあります。

1.2005年、山東省の企業がゴミとして捨てられていた革靴を化学処理して人工タンパク質をつくり、それに香料、色素を加えた人工牛乳を、ブランド牛乳とそっくりのパッケージにつめて純乳として販売。皮加工に使われた薬剤が残留し、発ガン性も指摘されている。この種の事件はいまでも時折、報道されている。

2.中国有数の牛乳生産地・陝西省では、混ぜ物牛乳をフレッシュミルクとして出荷。水を加えて薄くなった分だけ、タンパク質や脂肪、乳清を加え、成分データ的にはホンモノの牛乳とかわらない。(今回はメラミンが使われていたわけですね)

3.夏、牛乳が傷みやすい時期には、さらに過酸化水素水や抗生物質を加える。不合格と判定された牛乳も、こうした混ぜ物による成分調整を施して出荷。野放しだった2003年の調査では、実に22%の牛乳に基準以上の抗生物質が検出された。

4.中国の乳牛は夏に乳腺症にかかる。酪農家の飼う乳牛の実に60%。治療法は抗生物質の注射。これが牛乳内に残留する。去年から大手メーカーが対応し始めたが、中小企業は当然対応できない。

5.トップブランドでさえ、生産月日を偽っていた。例えば12月30日に製造されたものをパッケージには1月5日製造と印字する。

6.海賊版牛乳もある。有名ブランドに似たパッケージに質の悪い牛乳を入れて売る。

7.粉ミルクも悪質。「保存期間が過ぎて中毒を起こす」、「麦芽糖にブドウ糖と香料、着色料を混ぜただけの完全デタラメ粉ミルク」、「悪質ミルクをつめた海賊版」。

2004年に安徽省であかちゃん12人が有名ブランドの粉ミルクで死亡、10万トン以上を廃棄・・・タンパク質欠乏症、亜硝酸塩中毒症状、免疫力低下による感染症併発等、おそるべき症状が出た。メーカー側は、海賊版だとして責任を回避したまま。

4.中高年用粉ミルクでもインチキが発見された。成分が含まれていないもの、砒素が含まれたもの。成分表示はまったくのうそ。捕まった業者の言い分は「赤ちゃんだからすぐばれたと思った。中高年ならめったにばれないと思って作った」。

わが国でも、食品業者の驚くべきモラルダウンの実態が次々明らかになっています。無差別に人の健康や命を狙うこういう行為に対しては極刑を処すべし・・・なんて思ってしまいますね。

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軽井沢Wedding  峠の釜めしとおやき

軽井沢では昔懐かしい信越本線横川駅の「峠の釜めし」(おぎのや)を食べました。いまでも昔ながらの益子焼でできた釜入りです。包装紙に宮内庁御用達の文字が入っています。ちょうど何かの記念で、一週間ほど軽井沢駅ホームの立売り販売を再現中とのニュースが流れていました。

横川-軽井沢駅間は長野新幹線開通とともに廃線になってしまいましたが、「峠の釜めし」は今も健在です。碓氷峠のドライブインや軽井沢駅(長野新幹線&しなの鉄道の駅)に直売店がありました。昔、私が広島-仙台間を春、夏、正月に往復していた学生時代、上野-仙台は急行「まつしま」に乗っていました。6時間あまりの旅。途中、黒磯駅に同じような「釜めし」があり、「九尾(きゅうび)寿司」とともにホームで買うのが楽しみでした。

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松本駅で「おやき」を買いました。縄文おやきの「あずき」「かぼちゃ」、焼きおやきの「野沢菜」、そばおやきの「切り干し」。さすがに熊谷真菜さんの朝日新書『「粉もん」庶民の食文化』に記述されている灰焼きおやきは見つかりませんでしたが・・・もっともインターネットで調べると、今でも灰焼きおやきを売っている店はあるようです。

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09/22/2008

軽井沢Wedding  隣り合わせた老紳士

長野から大阪まで直通の特急(1日1便)に乗りました。隣席の老紳士は旧軽井沢・雲場池南に40年前から別荘をお持ちの方。

32歳のとき、軽井沢を旅行し、自然のすばらしさに引かれて別荘を購入したそうです。当時は高速道路もありませんから、週末仕事を終えた後、10時間も車を運転して軽井沢まで移動、週明けまでに帰ってくるというなんともすさまじい生活を送っていました。いかに軽井沢の魅力に引かれ、惚れ込んだかが分かります。息子さんに事業を譲った現在、毎年5月から5ヵ月間一人で滞在し、ゴルフや別荘友達と過ごす日々。お会いしたのは高血圧の診療を受けるため、3ヵ月に1度実家に帰る途中でした。

「軽井沢の別荘は、年間滞在期間が長くなると固定資産税が安くなる」、「景観維持のため高さ規制がある」、「ゴミ捨てのため、浅間山が一望できるル・ヴァン美術館近くまで出かける」、「軽井沢駅の南、西武がアウトレットやプリンスホテルを展開している地区は、昔、湿地帯だった」、等々興味深い話を次々。

この方の別荘は、軽井沢駅から徒歩20分、美智子様のロマンスが芽生えた軽井沢会テニスコートも近くです。当時、皇太子は旧・軽井沢プリンスホテル、美智子様は正田家別荘(老紳士の別荘から2分)によくおいでになったそうです。ご成婚後、利用されているのはホテル鹿島ノ森。先日もここに滞在され、思い出のテニスコートでテニスを楽しまれました。

軽井沢には建築家ヴォーリズの作った教会等の建物が多く、このテニスコートのクラブハウスも彼の作品。近江八幡のメンソレータム(現メンターム)やヴォーリズ記念病院等で知られるあのヴォーリズです。

軽井沢には小和田家の別荘もあり、雅子様が病気療養のため滞在されたことも。

この老紳士は、私達が2日宿泊したホテルの風呂に、毎日入っているそうです。「風呂でお会いしていたかもしれませんね」と言いながら、ドアを開けるためのカードを胸ポケットから出して見せられたときはびっくり。

軽井沢の歴史や注目スポットなど、いろいろ教えていただきました。友達が来ると、高原教会、石の教会に必ず連れて行くそうです。「近く、あのあたり一帯を所有する星野さんが、駐車場700台の高級品を扱うアウトレットを新設します」。

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09/21/2008

軽井沢Wedding  軽井沢遊覧

軽井沢美術館・観光循環バスは、西武高原バスが7月26日~11月3日(平成20年の場合)運行しています。この期間だけ埼玉県から応援に来ている運転手さん2人が、北コースと南コースをぐるぐる回っています。25人乗りのコンパクトなレトロ感覚のボンネットバスで軽井沢を巡るのもなかなかしゃれています。

運転手さんによれば、「長野人の運転はちょっといかがなものか。割り込みはするし、絶対譲らない・・・」。「私は大阪から来たんだけど、大阪も運転マナーはよくないですねえ」「ま、長野は大阪ほどじゃないけどね」「・・・」。

「最近、夜は冷えるよ。2日前の朝は8℃まで下がって驚いた」(そういえば、この運転手さん、ときどき鼻をくしゃくしゃいわせていました)。

「あすからの3連休は大渋滞になる。明日は教会に8時45分集合? それは微妙な時間帯だなあ。とにかくホテルを早めに出ないと・・・。お盆のときなんか、バスが3時間も遅れてフリー切符の販売を取りやめたくらい」。

「ここル・ヴァン美術館から眺める浅間山がいちばんすばらしい。停まってあげるから噴煙のあがる勇姿を撮ったら」。

(東京からきた若い女性二人が、タクシー代の話をしていたところ)「こちらのタクシーは高いよ。初乗り700円だから安いと思ったら大間違い。あとからどんどんメーターがあがっていく。東京とは違うことを知って乗らないと」。

「きょうは金曜日。別荘にやってくるマイカーでズーと渋滞してるだろ。軽井沢には大きなスーパーが2つしかない。そのうちのひとつ、つるやがこのバイパス沿いにあるんだ。別荘に行く前にそこで買い込みをするからいつも大渋滞になるというわけ。これを<つるや渋滞>と呼んでいる」。

軽井沢駅に帰ってきた18時の気温は19℃。
写真左はボンネットバス、中は噴煙をあげる浅間山、右はからまつ並木。

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09/19/2008

軽井沢Wedding  教会での結婚式

教会での結婚式は9時30分から。8時30分、結婚する2人と新郎の父親はリハーサルです。新婦と腕を組んで歩くときの作法を教えていただき、実際に歩いてみます。右手を肘のところで曲げてお腹のあたりへ、新婦が軽く手を添えます。足の方は、前奏が終わったところでゆっくり左足を前に出し、続いて右足をその隣へ。次に右足を一歩前に出し、左足を添えます。その繰り返し。「途中で足が合わなくなっても、そのまま歩いてください。花嫁の足はドレスで隠れて見えませんから」、なるほど。

9時から家族紹介、続いて写真撮影に移ります。

9時15分、教会内に入場し、厳粛な結婚式のスタートです。この教会は、1921年に誕生し、北原白秋、島崎藤村等の文化人が集い「真に豊かな心」を求めて語り合ったことに始まる由緒ある教会だそうです。

前奏-新郎新婦入場-聖書-祈祷-式辞-誓約-愛の誓い-指輪交換-署名-宣言-賛美歌-祝祷-新郎新婦退場

慶びの式典ですが、なんだか知らないうちに涙が頬を伝わってきました。

先日、娘に「ちいさなあなたへ(SOMEDAY)」(ぶん アリスン・マギー、え ピーター・レイノルズ、主婦の友社、2008.4.10)という絵本を贈りました。
「やがて、せいいっぱい てをふりながら しだいにとざかっていく あなたを みおくる ひがやってくる。あなたは ふりかえり、あんなに おおきかった いえが とてもちっぽけに みえることにおどろくだろう。」・・・いまがその時なんだなあ。ちょっぴりしんみりした気分です。

教会を出てライスシャワー、ついでシャンパンで乾杯。写真をいっぱい撮りました。

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09/17/2008

軽井沢Wedding  お食事会(2)

(お食事会で話した内容です) 写真はレストランの外で見かけた野生猿

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「さきほど(新郎の)Tさんから<お食事会のとき何かひとこと話してください。膨大な準備をされるかもしれないので、直前にお願いすることにしました>と言われまして。困ったのですが、パソコン通信時代からの知り合い、といっても私よりずっと年上のさんらく亭さんのBlogを思い出しました。

さんらく亭さんは某洋酒メーカーOBで、故・S社長と大阪で油絵の絵画展を毎年開かれていました。息子さんがこのほど結婚され、近親者だけのお食事会をされたそうです。

<実の娘はもちろん可愛いが、いろんな葛藤もあったし、こっちの欠点も知ってるし、イザとなったらカミサンの味方をしやがるが 、その点は息子の嫁はただただ可愛い  勝手なもんだね  新婦の父君は娘2人を出されてお気の毒。申し訳ないです(その後の書き込みにも「私は娘と息子で経験しましたが、新婦の両親は2人の娘さんを出されたので取られっぱなしでお気の毒です。母上はハシャイでいますが父上はなんだかションボリしてるので申し訳ない気持ちです」)>に対し、<僕も何年か後には娘を出さなあきませんねんね~ >といった花嫁の父の悲哀をつづったレスがつきます。

そこに、私がこんな書き込みを。<わが家の長女もこのほど突然?結婚しました。相手のお母さんから「お父さんはなんともいえないお気持ちでしょうね」と言われたのですが、わたしはむしろ喜びいっぱいで、「ほっとしました。このままずっと一人でいられたらそっちの方がよっぽど気がかりですから・・・」。こんな父親は少数派なのでしょうかね >。

これに対し、すかさずさんらく亭さんから返事が・・・。<喜びいっぱい、ほっと した という時期はそんなにつづきませんよ。まぁ見ときなはれ、、そのうち淋しくなって酒量が増えたりして  楽しみやなぁ >。

さいわい私はあまりお酒を飲みませんので、酒量が増えることはありません。安心して幸せな家庭を築いてください。
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なお、さんらく亭さんは、山口瞳『江分利満氏の優雅な生活』(第48回直木賞受賞作品)に出てくる江分利の隣人「辺根」さんのモデル。同氏の新婚生活がしのばれる作品です。お食事会のとき、紹介するのを忘れていました。

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09/16/2008

軽井沢Wedding  お食事会(1)

先週土曜日は、軽井沢で娘の結婚式。順不同で関連内容を記録します。まずは、結婚式に引き続いて行われたお食事会の報告です。さんらく亭さんに感謝を込めて・・・

結婚式に引き続いてのお食事会。両家の親、本人の弟姉とその子供、合わせて12人のこじんまりした集いです。
新郎Tさんから二人の馴れ初め(2月に初めて出会って7月に婚約、即入籍)から今日に至るまでの説明や今後の決意。続いて、新婦すなわち私の娘からスピーチがありました。その最後に、「忙しかったのでいままで言えませんでしたが、私を今日まで育ててくれたお父さん、お母さんありがとう」のことば。娘からのひとことに感極まるシーンが我が家にはありそうにないなと思っていたら、まさかこんな席で! 両家の皆さんの前で淡々としたことばで済ませられたおかげで、あまりみっともない姿?をさらさずに済んでよかった、よかった。

新郎のお父さんは、さすがに学者らしく格調の高いお話をされました。文豪の言葉の引用からスタートして、新婚の二人に夫婦の絆や信頼、家族の人間関係のありかたについていろいろアドバイス。一瞬、トルストイの「アンナカレーニナ」の冒頭の一文「幸福な家庭はどれも似たものだが、不幸な家庭はそれぞれに不幸なものである」を思い出しました。

妻から「新婦の父親は、ついでみたいなものだから何もしなくていいはずよ」という言葉を信じていた私にも、なんとお鉢が回ってきて・・・そこでぐっと庶民的な話を。

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09/13/2008

「遊び」を大切に考える「主客一如」経営

FSBi 9月9日。「不変と革新 その判断は正しいか」(嶋田淑之)。ちょっと変わった経営論です。

「主客一如」とは、仏教用語で「主体と客体の一体化」。自分と、自分を取り巻く森羅万象との未分化な状態を実感することです。経営的には「自社と顧客、社会との心理的な一体化を通じた顧客価値創造」の実現だそうです。

その実例として筆者が紹介している某総合病院。入院患者向けショップには入院生活で役に立たず、購入する人も少ないものがたくさん並んでいます。娯楽の少ない患者たちに「ウインドー・ショッピング」を楽しんでもらうためです。品ぞろえも、日本ではあまり目にすることのない物品ばかりで、見ていてワクワクします。病院経営者が海外出張などの際、街中で見かけたアイテムのうち、「患者さんが喜んでくれるかな」と思って購入したもの。

主客一如を志向すると、「短中期的リターンを期待しない顧客価値創造」ともいうべき「遊び」の要素が出てきます。現代の大多数の企業では「ムダ・ムラ・ムリ」の典型として真っ先に切り捨てられる「遊び」の部分を大切に考えるのが「主客一如の経営」の本質です。

通常、切り捨てられ、見落とされがちな一見些末、しかし顧客にとっては心に響く・・・結果として顧客の間に、自社に対する共感・信頼・尊敬の輪を広げます。筆者は、これこそ時代を超えて我が国が誇るべき経営の在り方と強調しています。合理主義一辺倒でない、ほっとするような考え方ですね。

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09/12/2008

ネット渋滞対策として、定額料金見直しへ

9月8日付日経新聞朝刊によれば、アメリカでは動画を多用する5%のユーザーが全データの半分を占領して通信速度を下げている(渋滞する)現状を是正するため、通信料に応じて費用を負担させる方式の導入が始まりました。

日本でも1%のユーザーが全体の30%を占領しており、渋滞だけでなく、不公平との声が出ています。一定額を払えば使い放題だったいままでの事業モデルの見直しを迫られる可能性がありますね。

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09/11/2008

あんまりな名前

9月7日付産経新聞朝刊に「あんまりな名前」という本が紹介されています。(扶桑社 ¥1,260) 

マダガスカルに「ネズミキツネザル」という世界一小さい霊長類の猿がいるそうです。いったい「ネズミ」なのか「キツネ」なのか、「サル」なのか。あんまりな名前ではないか・・・というわけです。

ちなみに、「ネズミキツネザル」は、もともと英語でレムール(lemur)と名づけられ、それを日本人がキツネザルと和訳したようです。別にレムール自体にキツネという意味はなく、「幽霊」という意味。

ウィキペディアを見ると、ネズミキツネサル以外に「イタチキツネザル」という猿もいるようです。

「チビオオキノコ」という訳のわからない名前の昆虫!もいるそうですね。日本がこれほど、「あんまりな大国」だったとは?

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09/10/2008

野獣狩りの料金

9月7日付産経新聞朝刊に載っていた「こんなツアーが?」と思わせる記事。

ローマに本社がある世界中に11の支店を持つサファリ専門業者は、南アフリカ北部の広大な草原で野獣狩りツアーを実施しているそうです。

一番高いのが、サイ狩りで6万4000ユーロ(1,050万円)、次がライオンの2万2000ユーロ、カバはぐっとお安くなって5,200ユーロ、キリンは2,500ユーロ、ダチョウになると500ユーロだそうです。

客はスペイン、英国、米国が多く、さすがに日本人はいないようです。

ライオン狩りなんて危険がいっぱいのはず。当然、生命の保証はしていないのでしょうねえ。それにしても、野生動物保護運動の盛んな昨今、いまだにこんなツアーがあることにびっくり。

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09/09/2008

中国人の「嫌韓感情」

FSBi 9月6日付「ヤマトナデシコ大陸奮闘日記」(いがらし・らん)によれば・・・

このところ、中国で嫌韓感情が高まっているとのこと。「孔子は観国人だった」「漢字は韓国人が作った」というような中国人からすればとんでもない捏造発言がたびたび伝えられるからです。

さらに、「端午の節句」は韓国が起源だとして世界遺産に申請したり、「漢方医学」を世界遺産に登録しようともくろんだり、中国人の文化と誇りを逆なでする事件が相次いでいることに、「愛国無罪」に燃える若い中国人が相当な反感を持っているとか。

そのほか、四川地震で中国人被災者を愚弄したような韓国人のネットへの書き込みや韓国テレビの五輪リハーサル風景すっぱ抜きなど中国人の気分を害する事件が次々。

そこで、こんな小話も。

北京五輪開会式で、韓国大統領がプーチン大統領に話しかけている写真の吹き出しに、
李「ねえねえ、プーチンさん」
プ「なんだい?李さん」
李「どうしてもあなたに伝えておきたいことがあるんだけど、でも言いにくいなあ」
プ「なんだい? 構わないから言ってごらん」
李「あのねプーチンさん、あなたはね、じつは韓国人なんだよ」
プ「・・・」

怒り心頭の中国人にも、こんなユーモア精神があったとは・・・

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09/08/2008

実用化近づいた透明マント

1年ほど前に「透明人間を可能にする技術開発中」の記事を書いたことがありますが、このほど実用化がぐっと近づいたという驚愕のニュースが飛び込んできました。(産経新聞 9月6日付朝刊 「竹内薫の科学・時事放談」)

カリフルニア大学バークレイ校の中国系教授が2つの透明化技術をネイチャー誌とサイエンス誌に発表。1つは、近赤外線を自在に曲げることにできる3次元材料の発明。極小の漁網のような形状で、主にフッ化マグネシウムからできています。もう1つは、赤い可視光を自在に曲げることのできる3次元材料で、孔がたくさんあいた酸化アルミニウムの中に銀の極細のワイヤが柱のように並んでいます。

どちらも光を自在に曲げることができますので、透明人間の実用化に直結します。物体(または人間)を新材料の殻で覆ってしまい、背後からきた光を新材料に沿って曲げれば、周囲で見ている人には新材料の殻の背後がそのまま見え、物体(または人間)は見えないのです。すなわち透明人間や透明マントの誕生です。

どらえもんの世界が次々実用化されますね。驚きの科学です。

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09/07/2008

続 寺田屋騒動

「寺田屋騒動」の発信源かどうか知りませんが、「週刊ポスト」9月12日号にグラビア3ページを使った大々的な記事が・・・

題して「平成の<寺田屋騒動>/幕末の<当時のまま>と謳う史跡に観光偽装疑惑が浮上」。

観光ガイドにも「当時のまま」と書いてあること、当主自ら「当時のままの舟宿。それ自体きわめて珍しいことです」と説明していること等が紹介された後、「祖父から聞いた話では、昔の寺田屋は東隣にあり、明治になって建てかえられた」との証言や、さらに「いまの寺田屋は昔のものとは違っていた」という研究者の著書を紹介。

明治39年(1906)、お登勢の遺児7代目寺田伊助が書いた申立書にも「戊辰の兵火(鳥羽伏見の戦い 1968)にかかって家屋はもろとも焼失した」とあるそうです。

そしてなによりも東隣に建てられた石碑が、「ここに本来の寺田屋があった」ことを証明しています。石碑の写真は京大図書館の資料から。

http://edb.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/ishin/kanren/doc/shoshi/00338.html

お登勢の入っていた風呂の建築は登記簿に残っており、明治41年(1908)の新築だそうです。

どう考えても現在の建屋を管理している業者の言い分は、間違いですが、京都市観光企画課は、「再建されたものということは把握していなかった。至急調査確認する」だそうです。

「再建したものです」「当時の建物ではありません」と断って公開していれば、だれも文句を言わないし、レプリカだったからといってロマンがぶち壊しになるものでもないでしょうに。

これでは食品偽装と同じになってしまう・・・

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09/06/2008

高速エレベータと高速地下鉄

9月6日付FSBi 気象予報士高橋和也さんが、にプラハの地下鉄に驚いた話が載っています。

チェコのプラハでは、あらゆるエスカレータが、日本のものより3倍くらいのスピードで動いているそうです。電車自体もけっこう高速で走るため、急発進、急ブレーキで身体が置いていかれたり、つんのめったりもあたりまえ。

高速電車から降りて、高速エスカレータに乗り、自動改札どころか改札そのものが全くない出口を通って颯爽と流れていく・・・

あまりにも合理的すぎてあっけにとられたそうです。

子どもやお年よりはほとんで乗っていなかったようですが、「乗れない」のかもしれませんね。

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09/04/2008

寺田屋”騒動”

9月3日付産経新聞朝刊から。

寺田屋騒動が勃発しているそうです。寺田屋といえば、あの坂本龍馬暗殺未遂事件の舞台です。司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」を読んで私も訪ねたことがあります。当時の姿そのままに、保存されていることに驚き、感心したものですが・・・

お龍が真っ裸のまま2階に駆け上がって、龍馬を逃がした逸話でも有名です。その風呂も階段も、弾痕や刀傷なども残っています。観光客向けの解説テープでも「維新の舞台となった当時の船宿そのまま」と説明されています。

ところが、建物東側の庭に、寺田屋が過去にこの位置にあったことを示す「寺田屋遺址」と書かれた碑があるほか、龍馬の史実を研究する専門家らは「多くの資料から、現在の建物は明治後期に建てられたとされている」
と指摘しています。

このほど、京都市は真偽を確認する必要があると、ホームページの観光案内から寺田屋を削除したそうです。

あの刀傷や弾痕跡はいったいなんだったのでしょうか?

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09/03/2008

10,000時間

日経新聞8月21日付夕刊1面下におもしろい記事を見つけました。
分子生物学者 福岡伸一氏の執筆です。

世界的なピアニスト、囲碁将棋の名人、トップアスリート・・・「これらプロフェッショナルは天賦の才能の持ち主だ。われわれ凡人とはそもそもの出来が全く異なるのだ」

わたしたちはふつう、そう感じます。ところがそうした人たちを調査した結果、興味深いことがわかりました。

プロフェッショナルたちの多くは皆、ある特殊な時間を共有しているのです。10,000時間。いずれの世界でも彼ら彼女らは、幼少時を起点として少なくとも10,000時間、例外なくそのことだけに集中し、専心し、たゆまぬ努力をしています。

1日3時間の練習やレッスンを1年に1,000時間、それを10年間にわたって休まず継続するということです。その上に初めてプロフェッショナルが成り立ちます。

DNAの中には、ピアニストの遺伝子も将棋の遺伝子も存在しません。DNAには、人を生かすための仕組みは書かれていますが、いかに活かすかについては一切記載はありません。

プロの子弟が同じ道を歩むのは、遺伝ではありません。親はDNAではなく、環境を与えているのです。やはり、氏より育ち・・・。

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09/02/2008

ミチガエル

トイレ掃除をもっと楽しく快適に。

大王製紙が、かわいらしいカエルの新キャラ「ミチガエル」を起用して、トイレ掃除をやる気に「変える」新商品を発売します。

便器や便座を拭くだけで、気軽に掃除ができるクリーナーの名前は、「エリエール ミチガエル トイレクリーナ」。

(FSBi 8/26付「i.の得ダネ」)

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09/01/2008

710 x 5 1/2 =0.141 の意味は?

産経新聞8月26日付「秋山仁のこんなところにも数学が!」に、小学生から聞かれた問題として載っていました。

答は・・・「なっとーかけ ごはんは おいしい」だそうです!

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