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09/23/2008

中国ニセ牛乳はこんなにすごい

最近、大騒ぎになっている中国の牛乳。

昨年10月に発行された「危ない中国 点撃! 福島香織の北京趣聞博客」(産経新聞出版)にそのすさまじい実態が詳しく書いてあります。

1.2005年、山東省の企業がゴミとして捨てられていた革靴を化学処理して人工タンパク質をつくり、それに香料、色素を加えた人工牛乳を、ブランド牛乳とそっくりのパッケージにつめて純乳として販売。皮加工に使われた薬剤が残留し、発ガン性も指摘されている。この種の事件はいまでも時折、報道されている。

2.中国有数の牛乳生産地・陝西省では、混ぜ物牛乳をフレッシュミルクとして出荷。水を加えて薄くなった分だけ、タンパク質や脂肪、乳清を加え、成分データ的にはホンモノの牛乳とかわらない。(今回はメラミンが使われていたわけですね)

3.夏、牛乳が傷みやすい時期には、さらに過酸化水素水や抗生物質を加える。不合格と判定された牛乳も、こうした混ぜ物による成分調整を施して出荷。野放しだった2003年の調査では、実に22%の牛乳に基準以上の抗生物質が検出された。

4.中国の乳牛は夏に乳腺症にかかる。酪農家の飼う乳牛の実に60%。治療法は抗生物質の注射。これが牛乳内に残留する。去年から大手メーカーが対応し始めたが、中小企業は当然対応できない。

5.トップブランドでさえ、生産月日を偽っていた。例えば12月30日に製造されたものをパッケージには1月5日製造と印字する。

6.海賊版牛乳もある。有名ブランドに似たパッケージに質の悪い牛乳を入れて売る。

7.粉ミルクも悪質。「保存期間が過ぎて中毒を起こす」、「麦芽糖にブドウ糖と香料、着色料を混ぜただけの完全デタラメ粉ミルク」、「悪質ミルクをつめた海賊版」。

2004年に安徽省であかちゃん12人が有名ブランドの粉ミルクで死亡、10万トン以上を廃棄・・・タンパク質欠乏症、亜硝酸塩中毒症状、免疫力低下による感染症併発等、おそるべき症状が出た。メーカー側は、海賊版だとして責任を回避したまま。

4.中高年用粉ミルクでもインチキが発見された。成分が含まれていないもの、砒素が含まれたもの。成分表示はまったくのうそ。捕まった業者の言い分は「赤ちゃんだからすぐばれたと思った。中高年ならめったにばれないと思って作った」。

わが国でも、食品業者の驚くべきモラルダウンの実態が次々明らかになっています。無差別に人の健康や命を狙うこういう行為に対しては極刑を処すべし・・・なんて思ってしまいますね。

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