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11/30/2008

「初めに結論ありき」の批判

いつか取り上げようと、切り抜いていた産経新聞11月5日付「優先席から」(金美齢)。

10月26日に開催された大阪の教育問題討論会で、怒号とやじにより橋本知事の発言がかき消されたとの報道について、金さんがこう書いています。

・かつての大衆団交を思い出した。彼らには話し合いする気など毛頭ない。

・麻生首相に対する「夜の豪遊」批判も、世襲、金持ち、贅沢、従って「庶民の苦しみを理解できない」と一部のメディアが野党を巻き込んで「初めに結論ありき」のキャンペーンである。半径100メートルの周囲にしか興味がない者にとって、一国のリーダーがどれだけの重荷を背負っているのか、想像する気もなければ、理解しようと試みたこともない。

・G8のメンバー国である日本のトップが、庶民と全く同じ生活をしていて、サミット会議に出席してまともな発言ができるのか。かつてナポリサミットで、当時の村山首相は、気後れしたのかディナーを欠席し、一国を代表して出かけたのに職務を全うできなかった。

・庶民の「健全な金銭感覚」を大切にするべきだ。「まじめに働いて、税金を払う喜び」をなぜ説かないのか。メディアは真っ当に生きている者でなく、「弱者」にばかりウエートを置く報道をしている。税金を納め弱者を救済する側にエールを送らなければ、福祉制度は崩壊する。

・したたかな先進国の首脳達と対等に付き合うリーダーが、今の日本には必要なのだ。庶民の金銭感覚でとやかく言うのはお門違いというものだ。

今朝のサンディージャポンを見ていたら、弁護士の北村さんが一人で熱弁をふるっていました。「マスコミは麻生さんの失言を盛んに取り上げているが、全体を通して冷静に聴けば、当然のことを言っている。わかりやすくかみくだいてしゃべった一部だけを取り上げて問題発言、問題発言と騒いでいる。裁判なら全体を冷静に見て判断する。マスコミのやり方は卑怯であり、許しがたい」(というトーン)。

確かにマスコミが大騒ぎしている発言も、全体を注意深く読むと「なんで、ここだけ取り上げて騒いでるの?」とびっくりすることがあります。マスコミ報道は疑ってかからないと・・・

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きょうの「そこまで言って委員会」は見応えが

きょうの「やしきたかじんの そこまで言って委員会」(大阪/よみうりテレビから東京をのぞく全国ネット)は、見ごたえがありました。

なにしろ90分すべてが「国防スペシャル」、ゲストが話題の 田母神俊雄(航空自衛隊前航空幕僚長)、松島悠佐(陸上自衛隊元中部方面総監)、川村純彦(海上自衛隊元海将補) 、パネラーが三宅久之(評論家、もと毎日新聞)、鈴木邦男(右翼)、天木直人(元外交官)、桂ざこば(落語家)、原 和美(新社会党←元祖社会党。昔ながらの社会党の思想を堅持)、勝谷誠彦(ジャーナリスト)、宮崎哲弥(評論家)、井上和彦(軍事ジャーナリスト) のみなさん。ほかにやしきたかじんと辛坊治郎さん。

堅苦しさとは無縁の中で、本質的な白熱した議論が続き、右と左の考えがぶつかり合いました。大勢は、朝日やみのもんたの意見とはまったく逆でした。「無法者が攻めてきても、テロリストに対抗するにもひたすら話し合いで解決(相手が受け入れない場合を考えない)」「憲法は理想でいい(リアリティなしでよい。現実に起こりうる事態を想定しておく必要はない)」では、説得性ゼロです。この番組はたかじんの方針で東京だけには放送されませんから、東京在住の方々はお気の毒さま。

事件後、初めてテレビに出たという田母神氏は、意外におもしろい人でした。冒頭からギャグの連続。番組後に収録されたweb用録画でも「今回の件で最高だったのは、名刺にカナをふらなくてよくなったこと」「私は慎重さが足りないと言われるが、足りないのは身長です」(読売テレビのwebで視聴できます)。

こういう真剣な議論をマスコミはもっと行うべきでしょうね。逃げていては解決しません。アメリカがどんどん弱体化し、日本を無視して中国寄りになってきたいま、いままでどおりアメリカ全面依存でやっていけるのかどうか、大いに疑問なのですから。

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「できない」「知らない」で楽になる

ちょっと古い記事ですが、産経新聞10月27日付「曽野綾子の透明な歳月の光 第308回」にこんな文章があります。

世間ではよく、「自分にはできません」と言えないために追い詰められて、ストレスとなり体に故障が起きると言われます。しかし、曽野さんによれば、「ガミガミどなる人は性格が弱いのだから、黙って聞いていれば嵐は必ず吹きすぎる。殺されたり、収容所送りになるわけではない。それより、それは私がします、としゃしゃり出るから問題になることが多い」。

続いて・・・

・「できない」と「知らない」を言えば、ものごとはすべて楽になる。しかし、「知らない」と気楽に言えるためには一つの条件が要るらしい。それは一つだけ何かの専門家、玄人になることだ。そうすれば他のことは知らなくていいのだ。

・その一つの分野は、学問的なものでなくても、料理でも畑仕事でも、登山でも、木工でも、習字でも茶道でも、昆虫研究でも、武術でも、一つだけ他人よりはほんの少し深く極めた自分の世界を確立した人は、「私はそっちの方は全然無知なんです。ごめんなさい」と率直に言って、それで世間も通る。

・素顔は素顔なのだという現実を自覚すれば楽に生きられることが多い。

確かにそうですね。今年小学校と中学校の同窓会がありました。元気はつらつとしている人は、みんな自分ならではの何かを持っていました。しかも、会社人生を終えて燃え尽きた男性より、女性の方が自分なりの何かを持っており、はるかにはつらつとして元気でしたねえ。

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11/27/2008

小型化する日本の赤ちゃん、その原因は?

11月27日付MSN産経ニュースによれば、日本の新生児の体重がどんどん減っているそうです。

「驚くべきことだ。昭和55年から平成12年の20年で平均出生体重は約200グラムも減った。60年前の戦前の平均さえ下回っている!」

平成12年の平均は男児3040グラム、女児2960グラム。最高だった昭和55年の3230グラム、3160グラムから20年で約200グラムも減り、昭和35年平均も下回っていました。さらに栄養状態の悪かった昭和15~17年平均(3050グラム、2970グラム)さえ下回っています。

新生児の体重が減っているのは、先進国で日本だけ。

この主因は、妊婦の「やせ過ぎ」と「たばこ」。痩せ過ぎなどで子宮機能が悪化すると胎児に十分栄養が供給されません。たばこを吸えば、胎児は酸欠になり、ニコチンにさらされます。

小さく生んで、あとで栄養を取ればいいとはいかないそうです。

「胎内環境が悪いと、胎児はその環境に合わせて発育を抑制するプログラミングが行われる。出生後に発育が追い着いても、急に栄養を取るようになれば、内臓肥満から始まって糖尿病や腎不全、動脈硬化や脳卒中など生活習慣病にかかりやすくなる。2500グラム以上でも小柄な新生児にはこの傾向がある」


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11/25/2008

豚肉でも「焼き鳥」?

11月23日の「たかじんのそこまで言って委員会」。

ざこば師匠が、「室蘭の焼き鳥屋で出てきたのは鶏肉でなく豚肉だった」と怒りの発言をしたところ、たかじんが東京でそんな経験をして訴えてやろうと広辞苑を調べたら、「焼き鳥には鳥肉だけでなく、豚肉も使う」と書いてあったことを披露。辛坊さんも「ズームイン朝で、焼き鳥に豚が出てきたら、それは焼き鳥でなく焼き豚だろう、と発言したら抗議が殺到した」と言う話をしていました。

そこで調べると、確かに鶏だけでなく豚も「焼き鳥」というんですね。知りませんでした。

http://www.yakitori-jp.com/encyclopedia/teigi/thtml/jisyo01.html

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11/24/2008

47年前の住所録が出てきた!

中学の同窓会(同期会)を機に、昔のアルバムを開いていて貴重な書類を見つけました。中学1年のクラス全員の住所録です。47年前ですからザラ紙にガリ版刷り、いまやすっかり黄色く変色し、折り曲げるとちぎれてしまいそう。あちこち破れています。

当時はいまのように個人情報保護が厳しくありませんでしたから、全員の氏名、父親・母親の名前に職業、住所、電話番号まで記載されています。もっとも片田舎に住んでいたわが家には、まだ電話がありませんでした。

住所録の裏に、40年近く前に亡くなった父親の筆跡で、いくつもの名前がエンピツ書きされています。どうやら父と同じ会社に勤務している子弟(の一部)を書き連ねたもののようです。名簿を数えると、1クラス50人中7人の父親が同じ会社(M社)に勤めていたわけですから、一種の企業城下町だったのでしょうね。

今回、京都で開催した同窓会に(2クラスあわせて)少なくともM社関係者が7人参加していました(35名中)。

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朝日新聞、大赤字に転落

朝日新聞が平成20年9月中間連結決算で、最終損益103億円の赤字。前年同期は黒字の47億円でした。営業損益も74億円の黒字から5億円の赤字へ。

同社が中間決算を公表し始めた12年9月以来、初めての最終損失と営業損失です。

アメリカではペーパー版を廃止し、WEBだけに切替えて生き残りを図る新聞も出ています。日本の新聞もいよいよ危なくなってきました。同社にとって、紙の価格上昇、広告収入だけでなく、大幅な部数減少も大打撃。なにしろ
わが国の日刊新聞55紙中、部数減少最大が朝日。売上高は、前年同期比4・4%減の2698億円です。減収は中間決算として4期連続。(11/22 産経新聞)


http://terusakura.air-nifty.com/tetsus_top/2008/04/post_8a71.html


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11/23/2008

第九「歓喜の歌」聴き比べ

年末の風物詩といえば「第九」です。大阪の「サントリー 1万人の第九」を始め、日本全国でコンサートが開催されます。

「MOSTLY CLASSIC」(モーストリー クラシック、産経新聞社、\1,000)1月号が、「第九のすべて」を特集しています。おまけに「<歓喜の歌>聴き比べ」と題する特別付録がついています。フルトヴェングラー、スウィトナー、ノイマン、インバル、岩城浩之、飯森泰次郎、アルンミク、朝比奈隆の指揮によるハイライトを3分ずつ収録しています。(朝比奈盤は大阪フィルのオーケストラのみによる歓喜の歌)。

解説を読みながら比較すると、いろいろ違いがわかっておもしろいですね。フルトヴェングラー盤は「雪崩おちるような響き、気合の入ったティンパニの一撃がもたらす緊迫感、弾んで進む部分と粘る部分の対照をはっきりつけるなど、いかにも20世紀前半のオーケストラ」。

スウィトナー盤は「冒頭の少しざらついた弦の音は、旧東独時代のベルリンの音色」。

インバル盤は「弦の明るさがウィーン風」。

飯森盤は「古楽器のピリオド奏法を取り入れ、リズムをピッピッとキレよく弾ませている点が、岩基盤とは違う」。

朝比奈盤は「拍節感が明快なのに堅苦しくならず、手ごたえのたしかな、信頼感をもてる響きが魅力」。

「第九」といえば、私が受験した広大付属福山高校の入試を思い出します。ここの音楽の問題は難解なことで有名でした。私にとってちんぷんかんぷんな問題(音楽高校じゃあるまいし・・・と思わせるような)が少なくとも一問は出題されていました。ところが私が受験した年は、あまりにも簡単で、あっけにとられてしまいました。そのうちの一問が「第九」に関する長文の穴埋め問題。知識がなければ解けません。「合唱付き」というくらいだから、独唱はないだろうと考えた人は得点をとれなかったでしょう。ところが私は、手持ちの高校入試音楽問題集(京都のミネルヴァ書房発行)にまったく同じ問題が掲載されていたのですから、まさにラッキー! ラクラク正解でした。もっとも合格はしたものの、私は別の高校に入学したのですが・・・

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「評価しない」って? 世論調査のいい加減

マスコミが定額給付金について世論調査を実施しています。
「あなたは評価しますか?」に対して「評価しない」との回答が「評価する」を上回っています。NHKの場合、57%対40%です。

なんとなくしっくりこないなあと思っていたら、産経新聞11月23日付2面に加地伸行先生が、「ことばの遊戯をするな。ことばに託されている真実や意図をしっかり見抜く力を日本人は持って欲しい」と書いています。

「評価しないなら、57%の人は給付金を辞退するはず。いや、辞退すべきです。しかし、そういうことにはなるまい。ほとんど全員が給付金を受け取る。ということは、NHKの調査は、単なることばの遊戯に終わる」。

私もそう思いますねえ。こういう質問に続いてこう聞いてみたらどうでしょう。

「評価しないとのことですが、あなたのまわりの人がすべて受け取っても、一人だけ辞退されるのですね? えっ、受け取る? それとこれとは別ということですか。わかりました。あなたのご意見は、<評価しない。でも決まったことなら、自分はいやいやながら受け取ってやる>。それでよろしいでしょうか? それとも<評価しない。でも決まったことなら喜んで受け取ってやる>ですか?」

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11/22/2008

おおっ、大学が崩壊する!

11月21日付「Bloomberg Global Finance」(反対から開けば フジサンケイ・ビジネスアイ)の写真にはびっくり! 崩れかけたビルがカラーで掲載されています。標題は「空前の損失 米大学直撃」。

写真の横には、「経営学部も有名なMITだが、世界的景気減速で予算カットを余儀なくされた」。

深刻化する経済減速の影響で、アメリカの有名大学への寄付が減り、経営の危機を迎えているという記事です。ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学(MIT)、スタンフォード大学等でさえ、大きな影響を受けているそうです。

そこで、この写真をよくよく見ると、別に建物が崩れているわけでなく、最初からこんなユニークな設計でできた建物のようです。ブルームバーグの記者は、読者を驚かせる絶好の写真を選んだものですね。(クリックして拡大してご覧ください)。

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11/21/2008

京都御所拝見 (10)

第十回は「きくまもり」。

京都御所一般公開限定の京菓子が何種類が発売されています。御所内の特設テントの中で売られていたのは鶴屋吉信さんの由緒ありげな菊の丸いお饅頭「御苑の菊」。菊の御紋入りお饅頭です。

私が買ってきたのは、京都御苑の中ではありますが、京都御所の外のテントで売っていた俵屋吉冨さんの「尊久万毛利(きくまもり)」。ちょっと変わった和菓子です。箱全体で菊の形をしています。ちょっと固めの殻の中は上品な粒餡。お饅頭みたいな松露風最中といったところでしょうか。


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京都御所拝見 (9)

第九回は「「宮内庁には金がない」。

立派に手入れされている京都御所ですが、よくよく見るとこんなところも。修繕しなけりゃ、ますます傷んじゃうよ。宮内庁の職員に聞いたところ、「宮内庁は予算がないんです・・・」

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京都御所拝見 (8)

第八回は「襖絵」。

京都御所にはいたるところに襖絵があり、一般公開で参観できます。ただ、きれいな写真を撮るのはむずかしいケースが多く、あまりここでご紹介することはできないのは残念です。

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京都御所拝見 (7)

第七回は「清涼殿」。

清涼殿は紫宸殿と並ぶ由緒ある建物です。枕草子など王朝女流文学でもおなじみ。
1枚目 清涼殿、2枚目 年中行事、3枚目 清涼殿。

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11/20/2008

最後の晩餐?

大学卒業後30年近くお世話になった企業のOB会(講演会+総会+懇親会)がありました。最後のお勤めが大阪だった私は大阪支店扱い。

今回は、昭和45年以来、支店の入っていた中之島の朝日新聞ビルでの最後の懇親会でした。というのも来月20日、淀屋橋の新しいビルに引っ越しますから。ちなみに東京の本社ビルも来年完成する丸の内のビルに移転します。

さて、久しぶりに参加した懇親会の参加者63名中に、ずいぶん懐かしい方々が・・・

昭和46年、入社して配属された北九州八幡で最初の上司(掛長)だったHさん。私より10歳上ですが、老人会、町内会、同窓会の世話役で多忙な毎日だそうです。自分で企画したゴルフコンペがあったため、講演会はパスして懇親会から参加されていました。「意識してお腹の脂肪を減らそうとしたら、体中の筋肉が落ちてしまった。良質のタンパクを取らないといけないので、せっせと肉を食べているがなかなか回復しない」「君の奥さんがオーロラを見に行きたいと言っていたな」(そんな話まで覚えているとは!)「君の一家が阪神淡路大震災で堺に避難してきたとき、いっしょに転居先候補を見に行ったね」

新入社員のころ、教育部で新人教育を担当していただいたYさんは1年早く入社した柔道選手のYさん。いまは坂出の鋼板加工会社の社長さんです。研修センターに泊まり込み、毎日、早朝ランニングとラジオ体操から新人研修は始りました。ご自身は高知の室戸岬、奥さんは足摺岬の出身だそうです。「同じ県とはいえ、結構離れていますよね」「室戸から高知まで2時間、高知から足摺まで4時間かかる。いまの職場が同じ地続きなので、その点は助かっています」「娘が高知の大学に行ったので、私も高知には親しみを感じます」

震災のとき、大阪支店の副支店長をされていたSさん。系列が違ったので直接仕事上のつながりはなかったのですが、同じ芦屋の高層マンション(社宅)で被災しましたので、3日後に堺のバレーボール合宿所に避難し、1月いっぱい共同生活をしました。その時、奥さまにもお世話になりました。「きれいなお嬢さんが2人いらっしゃいましたよね。たしか妹さんはスチュワーデスをされていて・・・」「60歳になって社宅を追い出され、結局家は現在住んでいるところから2km以内がいいということで、近くで売りに出た家を購入したんですよ」。

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京都御所拝見 (6)

第六回は「桧皮葺き屋根」。

紫宸殿は桧皮葺き屋根の木造高床式純和風宮殿建築-寝殿造りです。日華門近くの回廊に、桧皮葺き屋根の実物模型が展示されていました。

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11/19/2008

京都御所拝見 (5)

第五回は「御所にキティちゃん!」

まさか、まさか! 京都御所のなかでキティちゃんを売っているとは・・・一般公開中、月華門前の広場にテントが張られ、お店ができています。昭和天皇や現在の皇室のカレンダーや宮内庁管轄の建物のガイドブック、お菓子や記念品等を宮内庁の外郭団体が販売しています。

その中に、なんとキティちゃんの根付がありました。「愛子さまのお印 五葉つつじのキティちゃん根付」(700円)。
さすが、愛すべきキティちゃんともなれば、宮内庁御用達?なんですねえ・・・

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ハッピーフライト

豪華女優陣をそろえたANAのPR映画? 

途中までそんな気分で見ていましたが、それだけでは映画になりませんね。「ハッピーフライト」は偽りの映画名。実は搭乗者、CA(スチュワーデス)、機長昇格をかけて乗り込んだ副操縦士にとって最悪のフライトでした。

ドジな新米CA(スチュワーデス):綾瀬はるか、厳しいチーフパーサー:寺島しのぶ、先輩CA:吹石一恵、グランドスタッフ:田畑智子、試験教官の機長:時任三郎、副操縦士:田辺誠一。

手に汗握る「ハッピーフライト」です!

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11/18/2008

京都御所拝見 (4)

第四回は「紫宸殿まわり」。

紫宸殿(ししんでん)は京都御所の正殿です。即位式や節会等の厳儀を行います。紫宸殿の母屋中央に高御座(たかみくら)、その左側に御調台(みちょうだい)がおかれています。明治天皇、大正天皇、昭和天皇の即位式はこの紫宸殿で、今上陛下の即位式は高御座と御調台を東京に搬送して宮殿で行われました。
なお、紫宸殿の向かって右手に「左近の桜」、左手に「右近の橘」が植えられています。右と左を間違えないようにしましょう。

1枚目は「新車寄から回廊、月華門を望む」
2枚目は「紫宸殿南庭(だんてい)を回廊外から」
3枚目は「建礼門」
4枚目は「紫宸殿を回廊外から」
5枚目は「正面奥に紫宸殿」
6枚目は奥は春興殿(しゅんこうでん) 、右手の広場で一般公開時蹴鞠が披露されます。
7枚目は「日華門」
8枚目は「紫宸殿南庭」
9枚目は「紫宸殿と左近の桜」
10枚目は「紫宸殿正面。高御座は天皇用、御調台は皇后用です。
11枚目は「右近の橘」

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11/17/2008

秋深き

わが家の先住者(といっても彼が生前住んだことのある木造ボロアパートを取り壊して造られたマンションに住んでいるだけ)織田作之助の原作とあれば、見逃すわけにはいきません。

ということで映画「秋深き」を見てきました。「昭和の文豪・織田作之助が描いた、日本一の純情夫婦物語」。原作は、「秋深き」と「競馬」です。

物悲しくも温かいオダサクの世界ですね。どことなく暗っぽいシーンが多い映像と、「アルハンブラの宮殿」などのバックミュージックが醸し出すいかにもレトロな世界。それでいて現代にうまくマッチしています。

最後に近いシーンでの父親の言葉には泣けました。やっぱり、一代さんは思いやりのある、まわりの人に気を使うすばらしい女性でした・・・美しいストーリーです。

佐藤江梨子(サトエリ)さんは、ただの巨*乳タレントでなく、その演技に深みを感じさせる女優さんです。MSN産経ニュースはサトエリについて、こんな表現とともに25枚の写真(拡大できます)を一挙掲載しています。

「デビューから約10年。大人びたスタイルに童顔、バラエティタレントのようで文学少女…。観る者に不思議な「危うさ」を覚えさせるサトエリの“アンバランスな魅力”を写真とともに振り返る」

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/081116/tnr0811161933007-n1.htm


真面目で純情を貫く、それでいて気の弱い不器用な中学教師・寺田悟を好演するのは八嶋智人さんです。

大掛かりな大阪ロケが敢行されたことも、地元の住民としてはうれしいですね。映画にしょっちゅう出てくる生玉さん(生國魂神社)には、夏祭りのとき、いつも人形の印刷された紙に家族の名前を書いてお祈りしてもらっています。

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京都御所拝見 (3)

第三回は「ボク警察○ン」

一般公開の参観者は宜秋門(ぎしゅうもん)から参入し、清所門から退出します。宜秋門に入る前、テントの中でかばんを開けて危険物の有無をチェックされます。そばに待機しているのは、「皇宮警察」の制服(ちゃんちゃこ?)を羽織った立派な警察犬。怪しい人には飛び掛っていくんでしょうね、たのもしい姿です。

写真1枚目は、宜秋門と持ち物検査のテント、2枚目は出口の清所門、3枚目は皇宮警察犬。

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ことしの注射は痛くない!

11月中旬になったので予約していたインフルエンザの予防注射をしました。

看護師さんに「この注射は薬液を注入するとき、ピリピリと痛いんでしたよね」というと、

「今年はみなさん痛くないとおっしゃいます。もし痛かったら私の腕がわるいことになります」。

確かに全然痛くありませんでした。薬が変わったのでしょうか?

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11/16/2008

京都御所拝見 (2)

第二回は「王朝絵巻」です。

今年は「源氏物語1000年紀」です。高校生のころ、週数回×1年間にわたって古文の時間に「源氏物語」だけを勉強しました。もちろんハイライトだけを集めた教科書でした。今年の一般公開のテーマは、「源氏物語」冒頭のことばですね。それぐらいは覚えています・・・。一般公開ではいたるところに女官たちの人形が展示され、それぞれ源氏物語のどこにこの建物が記述されているか等について説明文がありました。

さて、1枚目の写真は、諸大夫の間(しょだいぶのま)です。公家たちが正式参殿したとき、身分によって違う部屋に控えました。襖の絵は部屋ごとに桜、鶴、虎が描かれています。2枚目は外観です。
3枚目は、牛車(ぎっしゃ)です。ずいぶん大きいこととカラフルなことにちょっとびっくり。
4枚目は、清涼殿(せいりょうでん)。枕草子など王朝女流文学とも深いつながりがある建物です。女御(にょうご)の人形が1体展示されていました。
5枚目は、小御所(こごしょ)です。絵合(えあわせ)に興じている人形5体。写真はそのうちの1体です。
6枚目は小御所の隣にある御学問所(おがくもんじょ)。囲碁に興じる人形2体が飾ってありました。

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マイクロソフト、次期OS 2010年日米同時発売

マイクロソフトが、フジサンケイ・ビジネスアイのインタビューで明らかにしています。(11/15付10面)

<次期OS「ウインドウズ7」を2010年初頭に日米同時発売する>

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11/15/2008

工藤静香から見た「みゆきさん」

中島みゆきさんが一番多くの曲を提供しているのが、工藤静香さん。11月12日のNHKテレビ「SONGS」は工藤静香によるみゆきさんの歌特集でした。

番組で話していた彼女にとってのみゆきさんとは・・・

<ずっとあこがれていました。すてきだなあと思います。こんなに言葉を多く持っていて、色のようにパーッと出てくる人と出会えたということがうれしかった>

工藤静香さんは二科展の常連ですから、絵の具=カラー=にみゆきさんの言葉を対応させて話していました。色を組み合わせて表現するのが「絵画」ですが、みゆきさんの言葉はカラーと同じという解釈です。「みゆきさんは、言葉で限りなく、いろいろな表現ができる方です」。

歌のメロディーもバラエテイに富んでいてすばらしいのですが、歌詞を一語一語検証してみると、あらためて表現力のユニークさ、卓越した比喩、常人には想像もつかない発想に圧倒されます。

私も工藤さんと同じく、あらためてみゆきさんの偉大さに共感を覚えます。

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京都御所拝見 (1)

11月15日(土)の午後、京都御所の秋季一般公開に出かけてきました。今回のテーマは、「内裏(だいり) いづれの御時(おんとき)にか・・・」。源氏物語1000年紀を意識したものでしょう。

京都ならではの恒例の行事ですね。初めて京都御所を参観しました。ふつうの京都観光とはかなり違った印象を受けました。優雅な伝統と格式、日本のすばらしさを実感しました。

天気も良かったし、大勢のみなさんが押しかけていました。御所内には真っ赤に色づいた紅葉も見られ、きれいでしたよ。せっかく撮ってきた写真です。何回かに分けて紹介していきましょう。写真をクリックすると拡大されます。

第一回は「花、色づき」

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11/14/2008

死ぬ確率

産経新聞11月13日付夕刊の「不確実時代の生き方セオリー」に「リスクのモノサシ」という表が掲載されています。10万人当りの年間死亡者概数を示したものです。オリジナルは、中谷内一也「リスクのものさし」(NHKブックス)に出ているようです。

参考になりますので転載します。

ガン 250、心疾患(高血圧性を除く) 127、肺炎 76、自殺 24、老衰 19、腎不全 15、肝疾患 13、糖尿病 10、交通事故 9.0、大動脈瘤・解離 8.5、不慮の窒息 6.9、転倒・転落 5.1、高血圧性疾患 4.5、不慮の溺死および溺水 4.4、ヘルニアおよび腸閉塞 4.0、C型肝炎 3.7、胃潰瘍および十二指腸潰瘍 2.7、喘息 2.6、パーキンソン病 2.6、結核 1.8、火事 1.7、アルツハイマー病 1.4、水難事故 0.70、B型肝炎 0.66、インフルエンザ 0.55、他殺 0.52、海難船舶事故 0.14、自然災害 0.10、HIV 0.04、飛行機事故 0.013、落雷 0.002

(11/15 追記) 上表の3番目に「脳血管疾患 102」を挿入してください。抜けていました。


 

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11/13/2008

三國さんに教わった/貴子

先日、「釣りバカ日誌19」を見たとき、書こうと思って忘れていましたので遅ればせながら・・・

「文芸春秋」11月号に、「三國さんに教わったこと」と題して、常盤貴子さんが一文を書いています。

常盤さんがいちばん衝撃を受けた映画は「飢餓海峡」(監督・内田吐夢)です。そのラストで、三國連太郎さん演じる殺人犯が下北の海へ飛び込む迫力には度肝を抜かれます。

「宮本武蔵」(同じ監督)で、三國さんの沢庵和尚を観たときも目からウロコが落ちたといいます。時代劇の暗黙の掟を無視した現代劇のような科白(せりふ)まわしも、まったく違和感を感じなかったそうです。アクが強いのに自然な演技。鬼気、妖気を漂わせる迫力・・・。

すっかり三國さんの魅力に取り付かれた常盤さんが長年願ってきた三國さんとの共演。それがついにかなったのが、ヒロイン役としてゲスト出演を果たした今回の「釣りバカ」です。

常盤さんが学んだのは、「三國さんの演技に対するこだわり」と「ファンへの接し方」。

三國さんはクランクイン前に監督と徹底的に討論し、脚本は書き込みで真っ黒。撮影に入って、監督から何回演技の変更を要求されても笑顔で受け入れたように見えて、実は一切演技を変えない三國さん。「この芝居が正しい」と言う長年の経験で自分の演技を貫く信念に、凄みを見ます。

常盤さんは地方ロケでは極力人目を避けるそうですが、三國さんも西田さんも堂々とファンの声援に手を振って応え、握手を交わします。ファンを大切にするそうした姿勢が、映画「釣りバカ」が21年にわたって愛されている理由だと知ります。

常盤さんはこう結んでいます。
「映画にかける先輩達の熱い思いを次世代に伝えていかなければと思っている」。

今回の「釣りバカ」で見た常盤貴子さんは、すでに書いたようにとてもきれいでした。そのうらにこうしたすばらしい感性と先輩に学ぶ謙虚な姿勢があったのですね。

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11/11/2008

コンコン トントン ドンドン

コンコンコン トントントントン ドンドンドン! (咲 様)

TOTOのトイレ川柳で最優秀賞に輝いた句です。
仲畑貴志氏の選評は・・・

<今回の最優秀賞を得た句は、斬新さにおいて他を圧倒しました。
何しろ、コンコンとトントンとドンドンというノックの音だけで表現された句なんて見たことない。しかも、そのノックの音の変化によって、トイレのうちと外にいる人それぞれの心の動きが手に取るようにわかります>

これ、あの「松島や ああ松島や 松島や」よりすごいと思いません? トイレの内と外で繰り広げられる緊迫した雰囲気が見事に伝わってきますね。

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11/10/2008

これぞ、吉兆お薦め茶漬け

11月8日付産経新聞夕刊2面「そっとメモって・・・国語私典」(東京校閲部長 清湖口敏)から。

阿川弘之さんの「エレガントな象」にこんな話が出てくるそうです。

<あんたな、ご飯の上に柿の種載つけて茶漬けにしてごらん。意外においしいよって、湯木さんが言ふんです。やってみたら、これがほんとに旨いんです>

ここで湯木さんは、吉兆創業者の故・湯木貞一氏。湯木翁お薦めの茶漬けを教えてくれたのは、某中華料理店の日本人店長だそうです。

清湖口氏もさっそく試してみたところ、「旨い! これぞ格安で味わえる吉兆の味だ!」そうですから、興味のある方はぜひどうぞ。

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11/09/2008

中学の同窓会

卒業後25年目の40歳の年、35年目の50歳の年、還暦を控えた59歳の年と過去3回開かれてきた中学の同期会。還暦を乗り切った62歳を記念?して昨日、地元広島県三原から遠く離れた京都で大々的に開催です。仕事を休んで参加しました。関西在住者だけでなく、地元広島県、岡山県、関東、中部から駆けつけた男女15名ずつの30名。卒業生は全部で100人ですからまずまずの集まり具合です。前回、阪神大震災後何回か繰り返した転居により、行方不明者扱いとなり連絡の来なかった私にも、今回は無事通知が届きました。関西で開くのだからと、幹事がインターネットで探し回ってくれたおかげです。発見までには、知研・水谷さんのお世話にもなりました。

さて、同窓会当日の朝、アルバムを出して「入学式」「修学旅行」「卒業式」等の写真を拡大コピーしました。集合写真には一人ひとりの名前を思い出しながら、WORDのテキストボックスを使って名前をはめ込みました。40歳の同窓会では、当時の幹事がほぼ全員からアンケートと一家の写真を集めて作った立派な同窓会誌があります。それにも目を通しました。かくして、万全の準備をして臨んだ同窓会・・・。

卒業以来48年もたてば、かつてのかわいらしかったお坊ちゃん、お嬢ちゃんもさすがにみんな円熟味を増した風貌です。見たとたんすぐにそれとわかる人、ちょっと考え込まないと思い出せない人などいろいろ。淡い片思いの恋心?を抱いた子の面影がちゃんと残っているなあと、(みなさん)懐かしさいっぱい。

概して男性の話題はちょっと暗め。「おれは産婦人科以外すべての診療科でお世話になっている」(←ちっとも威張れない)、「大病を患い、九死に一生を得た」(←これからを大切に生きなければね)。
「自分はアキレス腱を切ったとき以外、入院したことがない。病気とも縁がない」という同期生をうらやましいなあと思っていたら、「明日は西本願寺の大谷廟に妻の墓参りに行く」。聞くと2年前に奥さんがお亡くなりになったとか。
「昔から<おれが頑張らないと!>と懸命に仕事をし、身体を酷使し、無理をしながら悩んできた。50歳を過ぎたとき妻から<あなたがそんなに苦しんで仕事をしなくても、会社はちゃんと回っていくわよ>と言われ、はたと気がついた。気持ちを変えて以来、気が楽になりかえって仕事がうまく回るようになった」・・・

女性陣は意気軒昂です。「大正琴とハワイアンダンスを教えている」(←同窓会の席上でハワイアンの実演披露とは)、「社交ダンスを教えている」(←「次回いっしょに踊っていただける男性はいませんか?」)、「来月、京都会館で会費5千円のライブを開催するので参加して。毎年1回やってます」、「共楽堂のお菓子は東京恵比寿三越、千葉そごう、シブヤ西武でも売っていますのでよろしく。いま息子が社長をしています」(←大阪では売っていないの)・・・。

私の職場から2kmくらいしか離れていないところに嫁いでいる同級生がいたのにはびっくりです。聞けば、私も時々覗くホームセンター「コーナン」松原市役所前店には自転車でよく行っているとか。

万全の準備を進めてくれた京都在住者の世話役および三原の世話役に感謝しつつ、京都を後にしました。

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11/08/2008

天地無用

昔からなんとなく違和感を感じていた熟語が「天地無用」。荷物を上下反対にしないようにという意味はなんとなく知ってはいるのですが、なぜ天地無用というのかしっくりきません。

「天地」は「上と下」とわかりますが、なぜ「無用」なのでしょうか? 「上下がいらない」では意味が通じません。長年の疑問を解いてくれたのが、NHKテレビの「ことばのおじさん」。

同番組によれば、「無用」には3つの意味があるとのこと。

1.役に立たない(→無用の長物)、2.禁止(→他言無用)、3.用事がない(→無用のものは立ち入り禁止)

「天地無用」の無用は2番目の意味ですね。そう解説されればなるほどと納得できます。こういう番組が作られること自体、私のような素朴な疑問を持っている人がいるということでしょうね。

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11/07/2008

知床旅情

11月7日昼のNHK金曜バラエティーは、「加藤登紀子~歌に、そして人に“ほろ酔う”~」。

「百万本の薔薇」に続いて「知床旅情」を熱唱していました。「知床旅情」と言えば、大学3年の夏、ひとりでリュックを背負ってユースホステル(YH)に泊まりながら北海道を一周した時、網走で初めて耳にしました。当時、まだ加藤登紀子さんの歌が有名になる前、作詞作曲した森繁久弥さんの独特の節回しでした。駅の売店にソノシート(といっても知らない人が多いでしょうが、ぺらぺらのレコード)製?お土産用の「知床旅情」があったように記憶しています。なんとも旅情あふれる歌だなあとすっかりほれ込んだものです。

こういう昔の話になると、俄然記憶がしっかり蘇ってくるから不思議です。前にも書いたことがありますが・・・

大噴火前の有珠山の頂上まで登ったとき、道にはぐれ、夕闇せまる中で熊に出わないことをひたすら祈りつつ、急な坂を転がり下りながら生還したとき一緒だったのは和歌山県海南市出身のT大生とK大生の男性2人組。その夜、有珠岳近くのYHも一緒でした。

数日後、別のYHで京都女子大の女性2人連れと一緒になり、その話をしたところ「それ、私の同級生です。海南からT大に行ったのは彼しかいませんから」。その次の日、なんとその男性2人組も同じ網走の友愛荘YHへ。そこで海南出身の同級生が再会です。私は網走から帯広方面に移動したのですが、知床に行くはずだった女性が「私たちも知床はやめました」とルートを変更していたのにはびっくり。知床ブームが沸騰したのはその数年後です。「あいつのおかげで知床に行きそびれた」と後で恨まれていたかもしれませんね。別に私が「知床なんかやめたら」と言ったわけではありませんが・・・。ところで、次の年、萩を自転車で回っていた時、まったく偶然、前の年、北海道であった上述のK大生の男とばったり。日本も狭いものだとつくづく感じたものです。

その後、あの4人と二度と会ってはいないのですが、いまでもはっきり顔まで覚えている不思議・・・もう40年も経つというのに。われながらすごい記憶力、というわけにはいきません。きょうの出来事さえすぐ忘れてしまう今日この頃ですから。

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11/05/2008

まぼろしの邪馬台国

かつてベストセラーになった島原鉄道の元常務取締役で作家の宮崎康平さんの「まぼろしの邪馬台国」をもとにしたフィクションです。

宮崎康平さんを竹中直人、盲目の夫を支え続けた宮崎和子を吉永小百合さんが演じます。吉永さんは、歳を感じさせない、いつまでもきれいな大女優さんですね。

私が最初に島原に出かけたのは、大学生のころですからもう40年前になります。当時、島鉄の列車はすでに蒸気機関車ではなかったような気がするのですが、映画ではまだ蒸気機関車でしたね。
島鉄といいえば、映画に出てくる集中豪雨だけでなく、後に雲仙普賢岳の大爆発でも壊滅的大被害を受けて、長期間運休しました。

宮崎康平さんは、さだまさしさんの「関白宣言」に影響をあたえたそうですから、映画のとおりにワンマンで破天荒な方だったのでしょうかね。和子さんに魏志倭人伝を読んでもらって頭に叩き込んだり、いっしょに8年間も現地を歩き続けたり、夫婦ともに大変な努力家だったことに、あらためて頭が下がります。

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11/04/2008

グーグル成功は創始者の「弱みをさらけ出す」生き方

産経新聞10月13日付「曽野綾子の透明な歳月の光」から。

グーグルの創始者の一人、全米13番目の資産家セルゲイ・ブリン氏が自らのブログの中で、自分の弱みをさらけ出しました。自分にはパーキンソン病に罹りやすい素因があるというのです。現在35歳、その彼が若いときからこの病気に罹る可能性を意識しながら生きてきました。彼自身が発病する確率は20~80%、50代か60代で最初の兆候がでるケースが多いそうです。

彼は座して運命を待つのでなく、自分の生活を調整し、発病を避けることができるように努力し始めました。運動もそのひとつ。同時に彼は莫大な財産をこの病気の解明にために投入するつもりです。

世間には、さまざまな苦しみがありますが、多いのは自分のことをやたら隠したがる人。自身や家族、一族の病気や貧しさ、性的な不始末等をひた隠しにする・・・

曽野さんは、書いています。「何とかして他人の悪口の対象にならないために、マイナスの要因はすべて隠そうとする人は世間をみすえていない。同じような苦労は世間に転がっている。だからむしろ弱みをさらけ出すことで、プリン氏のように一切の肩の荷を下ろすことができて自由になる」。

<自らを閉ざして孤独や閉塞感を味わう愚から遠ざかれば、まずストレスが減る。紆余曲折を減ることで人生が味わい深い意味を持つことも知る>

<プリン氏がすばらしいのは、謬気の可能性という負の贈り物を運命から受け取った時から、人生に明確な目的を持つようになったことだ>

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釣りバカ日誌19 と 堺浜エンタメ館

「釣りバカ日誌19」、今回は大分が舞台です。

ゲストの常盤貴子さんがとても魅力的。花嫁姿もきれいでしたねえ。テレビドラマで見るときより、はるかにいい顔でした。別府、九重高原、高崎山等、懐かしい大分近辺の景色がいたるところに出てきて懐かしくなりました。

ところで11月1日、北九州八幡で「まつり起業祭」にちなんで開催された元の職場のOB会に参加。そこで、堺製鉄所の最高幹部(当然、堺浜地区開発の総責任者)だった人物に会ったので、堺浜地区開発に関する話を聴きました。

製鉄所の北側をまわって堺浜に至る道路は、堺製鉄所が作って市に寄付したものだそうです。南側のルートがなかったのですが、現在、製鉄所岸壁の北を高架で通す道路を建設中。この道路ができることになったため、シャープの進出が決まりました。

すでに堺浜には、シネコン、ゲームセンター、風呂、電気店、ホームセンター等が進出し、ユニークな町になっています。ただし、シネコンはあまりにも巨大すぎて人集めに苦戦しているような気がします。シャープの工場ができれば集客力も増えるのでは・・・と言っていました。

こんな話を聞いた後ですし・・・「釣りバカ日誌」と「まぼろしの邪馬台国」は、天王寺アポロをやめて、MOVIX堺で見てきました。

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11/03/2008

脳をだまして楽々筋トレ

NHK「ためしてガッテン」(10月29日放送)から。

従来、筋肉を太くするには重い負荷がかかるキツイ運動(筋トレ)を行い、脳にあるスイッチを押して、「筋肉を太くするあるホルモン(成長ホルモン)を出させる」必要があるとされました。ところが、この方法は年寄りや腰痛、膝の痛い人、血圧の高い人には向きません。

番組が推奨したのは、「脳をだまして楽々筋トレを実現する方法」。最近、科学的にも実証された同法のポイントは、「スロートレーニング」。

通常の筋トレは、筋肉がとぎれとぎれに力を出しています。しかし軽負荷でスローな筋トレは、筋肉が途切れることなくずーっと力を出し続けます。むしろ通常の筋トレより効果的。

筋肉が力を出し続けている状態では、筋肉内の血管が圧迫され続け、血行不良の状態が続きます。筋肉の酸素が不足し、乳酸が蓄積し、筋肉が腫れます。そこで脳に信号が送られ、脳のスイッチが入りますので成長ホルモンが分泌され、筋肉が太くなるというわけ。

スロートレーニングの効果例として、軽負荷でスローな「腕立て伏せ」、「腹筋」、「スクワット」を1日に10回×2ずつ行うことにより、筋力がアップした結果を示していました。これなら年配者でも安心して筋力をつけられます。

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iPS細胞を育んだもの

今年の秋の褒章受賞者の中に、京大教授山中伸弥さんの名前がありました。46歳の現役教授が選ばれるとは極めてめずらしいことです。同氏は世界の注目を浴びている「iPS細胞」の研究者。

ところで山中先生は京大の先生ですが、経歴を見ると神戸大学医学部の卒業。その後、大阪市立大学大学院で学位を取り、スポーツ医学を志しますが断念、次に取り組んだ基礎医学でも研究費不足に悩みます。

そんな折、たまたま科学雑誌で奈良先端科学技術大学院大学の求人広告を見て応募、1999年に採用され初めて自分の研究室を持ち、iPS細胞の研究をスタートさせました。スタッフにも恵まれ研究に打ち込む日々。2004年、京大に移ってその成果を開花させることになるわけです。昨年11月、ヒトのiPS細胞の作製成功を発表し、世界的な反響を得ました。

偶然見た雑誌の求人広告が、先生を奈良先端科学技術大学院大学という恵まれた研究環境に導いたという話がおもしろいですね。

私は昨年まで、国立大学(いまは独立行政法人)の中に、奈良先端科学技術大学院大学という大学があることさえ余り認識していませんでした。今年に入って偶然その存在を知ってから、新聞紙面にしょっちゅう名前が出てくることに気づきました。

今年の全国学力試験中学国語の問題に、同大学が幻の「花を咲かせるホルモン」を発見した話が出題されましたし、その後も再生医療やがん転移の解明が期待される脊椎動物の血管がつくられる仕組みを世界で最初に解明したとか、教授が文化功労賞を受賞され、さらにその方が来年から学長になられるという記事など。日本にも小粒でユニークな大学があるんですね。

(山中先生の経歴については、11月2日付産経新聞記事等から)

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11/02/2008

金融工学の落とし穴

サブプライムローン問題は、金融工学の落とし穴によって引き起こされました。投資したお金が戻ってこないリスクを解析し、リスクに見合うリターンを「数学的に」確保できる根拠を与えたのが「金融工学」です。

ところが、これには多くの仮定があります。それを具体的にたとえ話で説明しているのが、10月31日付産経新聞の「正論」(同志社大 三木光範教授)。金融工学ってノーベル経済学賞を受けたんですよね・・・大失敗?

・「多数の投資案件に関する総合的なリスクの算出は極めて困難」
あなたが風邪で寝込む確率は0.01(1年間に3日)、あなたの家族が風邪で寝込む確率が0.02であるとします。このとき2人が同時に風邪で寝込む確率は、2つの事柄が独立に生じるとすると、両方の確率の積となり、0.0002(14年間に1日)となります。しかし、家族が風邪をひけば、それが他の人に感染することが多く、2人同時に寝込む確率は0.02に近づきます。

・「過去のデータの統計解析は、将来の長期間の事象に対する統計値としての価値はあっても、将来の短期間の変動は予測できない」
じゃんけんぽんで勝つ確率は0.5であり、100回やれば勝率はほぼ40~60%。ところが10回の勝負では18~82%と大きく変動します。1回だけの勝負なら0から00%まで変化します。統計的に正しい結果は、少数の事象にはあまり役にたちません。洗濯機が故障する確率は、メーカーとして修理要員の数を決めるのには役立っても、個人にとって大きな意味はありません。

・「金融工学とコンピュータの利用が危機を招いた」
金融商品の売買に類似のルールが適用され、みんなが同じ方法を取るようになってきました。渋滞した道を避けて、空いている裏道を教えてくれるカーナビをみんなが持ったらどうなりますか? 裏道はすぐ混雑し、渋滞回避の意味がなくなります。その裏をかいて渋滞した道を突き進むほうがよくなります。

このほか、価格変動の比率が一定とか、市場は効率的(すべての情報は金融市場に反映される)などの仮定は、長期的には正しくても短期的に当てはまるとは限らないのです。

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