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11/23/2008

第九「歓喜の歌」聴き比べ

年末の風物詩といえば「第九」です。大阪の「サントリー 1万人の第九」を始め、日本全国でコンサートが開催されます。

「MOSTLY CLASSIC」(モーストリー クラシック、産経新聞社、\1,000)1月号が、「第九のすべて」を特集しています。おまけに「<歓喜の歌>聴き比べ」と題する特別付録がついています。フルトヴェングラー、スウィトナー、ノイマン、インバル、岩城浩之、飯森泰次郎、アルンミク、朝比奈隆の指揮によるハイライトを3分ずつ収録しています。(朝比奈盤は大阪フィルのオーケストラのみによる歓喜の歌)。

解説を読みながら比較すると、いろいろ違いがわかっておもしろいですね。フルトヴェングラー盤は「雪崩おちるような響き、気合の入ったティンパニの一撃がもたらす緊迫感、弾んで進む部分と粘る部分の対照をはっきりつけるなど、いかにも20世紀前半のオーケストラ」。

スウィトナー盤は「冒頭の少しざらついた弦の音は、旧東独時代のベルリンの音色」。

インバル盤は「弦の明るさがウィーン風」。

飯森盤は「古楽器のピリオド奏法を取り入れ、リズムをピッピッとキレよく弾ませている点が、岩基盤とは違う」。

朝比奈盤は「拍節感が明快なのに堅苦しくならず、手ごたえのたしかな、信頼感をもてる響きが魅力」。

「第九」といえば、私が受験した広大付属福山高校の入試を思い出します。ここの音楽の問題は難解なことで有名でした。私にとってちんぷんかんぷんな問題(音楽高校じゃあるまいし・・・と思わせるような)が少なくとも一問は出題されていました。ところが私が受験した年は、あまりにも簡単で、あっけにとられてしまいました。そのうちの一問が「第九」に関する長文の穴埋め問題。知識がなければ解けません。「合唱付き」というくらいだから、独唱はないだろうと考えた人は得点をとれなかったでしょう。ところが私は、手持ちの高校入試音楽問題集(京都のミネルヴァ書房発行)にまったく同じ問題が掲載されていたのですから、まさにラッキー! ラクラク正解でした。もっとも合格はしたものの、私は別の高校に入学したのですが・・・

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