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01/19/2009

やがて消え行く男のさだめ

1月18日のNHKスペシャル「男と女 最終回」には驚きました。

男は500~600万年後に消滅するというのです。早ければ突然変異により来週にでも起こりうるとか。男がいなくなれば、子供が生まれませんから人類は滅亡します。

なぜか? 女性の染色体はXX、男性はXY。この男性にしかないY染色体がどんどん退化しています。大きさも大昔は同じだったのに、いまやXの半分。持っている遺伝子もX 1098に対してたった78(1億6600年前には1000)に減っています。そして、やがて消える運命に。Xは母と父から受け取るため、片方が傷ついていても、他方で修復できるのに対し、Yは男性にしかないため、修復されず、傷ついたものがそのままエラーとなり、破壊されます。Y染色体が消滅すれば人類は終わり・・・

恐竜時代、わずか15cm程度だった哺乳類は、生き残るため自然任せ、他人任せの卵でなく、胎内で赤ちゃんを育てる胎盤を発達させました。卵と違って、母親から栄養がどんどん運べるため、赤ちゃんを大きく育てることもできます。ところが胎盤はY染色体を持つオスがいないとできません。オスがいなくなれば滅亡するという危険な選択でもあったのです。

乱婚のチンパンジーの精子は元気が良いのに、一夫一妻の人間の精子は弱弱しい・・・。その理由は、人間の場合、1つの卵子を獲得するために精子が競争しないから。多数のオスの精子と競争しなければならないチンパンジーとは違います。夫婦で子供を育てると言う進化が人類の滅亡を招くことにもつながると言う皮肉。

今後、どうなるんでしょうね。テレビでは、顕微受精(1つの精子で受精可能)等も含めた将来の可能性を提示していましたが・・・

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