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06/16/2009

伝統の「住吉大社 御田植祭」 (その3)

さあ、このあたりで「御田植え祭」の人気者、いまや文化財的存在ともいえる農耕牛を紹介しましょう。昔は田んぼの代掻き(しろかき)は牛の役目でした。つい50年くらい前まで、日本でも農家は自宅に牛を飼っていました。いまでは、黒毛和牛といえば、牛肉用しか思い浮かばないご時勢です。

住吉大社の御田植え祭には、なんと実物の黒毛和牛が登場し、実際に田んぼで代掻きをします。この牛は、御田植え祭のためにだけ、兵庫県三木市で育てられています。名前は「カイ7号」、いや「サイ7号」かな。アナウンスがよく聞き取れませんでした。

この牛君は、代掻きのトレーニングのため、タイヤをひっぱったり、2ヵ月前からは水をはった田んぼに入る訓練もしたそうです。しかし・・・いつもの閑静な山里と違って、大都会のしかも大観衆の前での晴れ舞台です。かなり興奮気味? 田んぼの周りを2周したあと、おもむろに田に入るのですが、嫌がってすんなりとは入ってくれません。代掻きを始めても、暑さのために途中で立ち止まって田んぼの水を飲み始めたり、疲れてストライキをおこしたり・・・なだめたり、すかしたりの代掻きでした。大観衆も最初はどっと笑ったりしていたのですが、そのうち牛君に同情。「早く上げてあげればいいのに・・・」
結局、1時間半くらいは田んぼの中で作業をしたでしょうか。田んぼから上がってくると、みんな大きな拍手をして健闘を称えました。

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