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11/29/2009

坂の上の雲

NHKで司馬遼太郎さんの「坂の上の雲」がスタートしました。今年5回、来年4回、再来年4回と3年間かけて放映する壮大なドラマです。

原作は昭和43年から47年にかけて産経新聞に連載され、その後、文芸春秋から単行本と文庫版が出版されました。明治という新時代を迎え、日本がどのように目覚め、歩んできたか、この時代に生きる日本人の姿を生き生きと描いた作品です。

じつは・・・私は新聞に連載された挿絵入りの小説で最初から終わりまで読んでいます。といっても上記初出の時ではありません。十年くらい前、産経新聞が「いまこそ、坂の上の雲の時代のあの気概をもって国の将来を考えるべき」と初出時とまったく同じレイアウトで連日1面をすべて使って1週間分づつ異例の再連載を断行したのです。

新聞連載小説が後で単行本になることは珍しくありませんが、日々の挿絵も含めてすべて読める機会はまずないでしょう。(もっともこの企画がよほどあたったらしく、その後、「竜馬がゆく」も同様に再連載されました)。

下高原健二画伯の挿絵が実にユニークでした。日々のストーリーのポイントを的確な絵で表現したうえに、解説を兼ねた短文がさりげなく記してありました。

きょうから始まったドラマの方は、まずまずの滑り出し。イギリスのソプラノ歌手、女優として有名らしいサラ・ブライトマンの主題歌も気に入りました。

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愛だけを残せ、みゆきさんの「ゼロの焦点」

映画「ゼロの焦点」を見ました。松本清張の代表作を映画化したもの。中島みゆきさんが主題歌「愛だけを残せ」を作詞作曲し、歌っています。主演は広末涼子、中谷美紀、木村多江、西島秀俊。

この曲がどこで流れるか、大きな関心がありました。以前、山田洋次監督の「学校Ⅲ」では、ラストシーンで静かに静かに主題歌「瞬きもせず」が流れ始め、字幕がラップしてきました。当時の記録です。

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「瞬きもせず」も、平凡な生活を送るふつうの人の人生を熱い思いで歌い上げています。

手術室に消える大竹しのぶ、それをじっと見守る職業訓練校OBの仲間たち。「手術中」の赤いランプがつきます。小さく、静かに、ゆっくり流れてくる中島みゆきの澄みきった清らかな歌声…「まば~たき ひと~つの あい~だの いっしょう(一生)  ぼく~たちは み~んな いっしゅんの~ほし」。みんなが帰り支度を始めます。キャストを表示した字幕が下から上へ流れていきます。ひとり残って長椅子に座る小林稔侍。窓の外に降りしきる雪…。リストラで投げ出された中高年者たちが訓練校に通い、自立していこうとする様子をテーマにした山田洋次監督の「学校Ⅲ」。障害を持つ息子を抱える母を容赦なく襲ってくる不幸の数々…。映画を締めくくるのが、中島みゆき作詞作曲の「瞬きもせず」です。デビュー直後の「時代」から脈々と流れる「どんなささやかな人生にも、温かい目を注ぎ、やさしく包み込む」中島みゆきの姿勢がじつによく表れた作品です。こうした流れがやがてNHK「プロジェクトX」の主題歌「地上の星」およびエンディングテーマ「ヘッドライト・テールライト」へとつながっていきます。
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今回の「愛だけ残せ」もみゆきさん独特の感性にあふれた歌です。この中にみゆきさんのみた「ゼロの焦点」が凝縮されています。

「愛だけを残せ、壊れない愛を」
「やむにやまれぬ人生は綱渡りだ  選ぶつもりで選ばされる手品だ」・・・

歌詞のひとつひとつから、小説に登場する人物の姿が浮かんできます。

映画は終盤を迎えます。ストーリーが終わり、主演の名前が出ても、まだ主題歌は流れません。その後・・・荒々しさが消えた日本海の画面をバックに、力強く「愛だけを残せ」の歌声が流れ始めます。実に6分30秒間。今月発売されたCDに収録された1曲の初めから終わりまで、そのまま手抜きされることなく館内に響きます。

映画でストーリーを見せた後、凝縮された主題歌でその内容をじっくり振り返る・・・これは珍しい手法ではないでしょうか。

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11/28/2009

バッカンの語源

昔から変な言葉だと思ってきたのが「バッカン」。スクラップの入れ物で工場現場ではどこでもごく普通に使われているポピュラーな言葉です。しかし・・・よくよく考えると、外来語なのか日本古来の言葉なのか正体不明です。もともと日本語だとすると漢字でどう書くのでしょう。

ネットで検索すると、言葉の意味としては「バッカン(脱着式コンテナ)とは、建築現場や解体現場で使われる鉄製の容器です。フックロール(アームロール)と呼ばれるアーム式脱着装置付きコンテナシステム車で運び、ゴミ、不要物、産業廃棄物(産廃)、建築廃材(建廃)等を入れるのに使われます」あたりが正解。

しかしその語源には珍説が続々。旧日本陸軍が飯を運ぶ缶を「バッカン」と読んでいたのが語源というのが一番もっともらしい気がします。

職場の同僚は「×(不合格=バツ=×)になった品物を入れるからばっかん」と主張し、ネットに流して真説にしてしまおうと張り切っていますが・・・。ネットで拾った新説、真説、珍説のいろいろです。

1)「バッカン」が、仮に外来語だとしたらBag Container(かばん式のコンテナ)が「バッグコン」→さらに短縮して「バッカン」に変化したのでは?
2)「ゴミ箱カン」の「バコカン」から変形して「バッカン」。
3)「X(バツ←ダメ)缶」が由来か。
4)旧軍で飯を運ぶ缶を「ばっかん」と呼んでいた。自衛隊でも、また学校給食でもそう呼ぶ。兵隊は麦飯を食べていたので「麦缶」という説もある。

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11/26/2009

人生5訓 ほか

念仏寺に貼ってあった人生訓いろいろ。

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11/25/2009

寂庵から嵐山へ

帰りに瀬戸内寂聴さんの「寂庵」の前を通って、嵐山まで。1枚目の写真には「瀬戸内」の表札が、2枚目には「寂庵」の表札が。近くを歩いていたおばあさんに話しかけたところ、「寂庵オープンのお祝いのとき、私はコンパニオンさんの着付けをしたんですよ」

大覚寺道まで歩いて、バスに乗ったのですが、道路は通常のルートでなく、自動車専用高架道路を通って嵐山へ。道路は大渋滞です。人出も大変なもの。さすが「観光の京都」です。

渡月橋そばのそばや「よしむら」に入ったところ、12時30分に予約注文してそばにありつけたのは15時。1時間半待ちでした。待ち時間を聞いて、そのまま帰る人もたくさんいました。そば豆腐とどろっとした濃厚なそばつゆ、デザートに出てきたそばアイス(アイスにそばの粉?入り)を写真でどうぞ。

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11/23/2009

化野(あだしの)念仏寺の紅葉

3連休の最終日、11月23日(月)に京都嵯峨野の化野念仏寺に行ってきました。JR京都駅から清滝行き京都バスに乗って1時間ほど。

京都の紅葉も今日が最後でしょうか。嵐山はすでに最盛期を過ぎていましたが、念仏寺あたりはいま真っ盛り。キレイでしたねえ。

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11/22/2009

大容量ファイルを送るには「宅ふぁいる」

仕事で作成した260ページほどのデジタル資料を急遽数か所に送らなければならなくなりました。数十メガバイトの大容量なのでブロックされて通常は送信できません。

「分割してメールに添付しても迷惑」だし、「CDやUSBメモリーに入れて送るのも面倒」。修正等で何回か往復が必要になることも考えて、「どうしようかなあ」・・・

送付先の1つ建築事務所の方に相談すると、「図面を送るときいつも使っている<宅ふぁいる>が便利ですよ。100メガまでのファイルならOK。セキュリティ上も信頼できますし、72時間以内に受信者が保管庫からダウンロードすればいいシステムです」。

そこでさっそく無料会員登録を済ませ、無事大容量ファイルを送付できました。「相手がダウンロードしました」との自動返信メールがパソコンと携帯の両方に次々届いてひと安心。

そりゃそうですよね、今時いちいち宅配便でCDやUSBメモリーを送るなんて非効率なことやってられませんからね。

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11/21/2009

青梅の蜂蜜漬けジャム

以前紹介した「青梅の蜂蜜漬けシロップ」(6月19日付)。今年の夏は、これで乗り切ったようなものです。水で割って飲めば本当においしい夏向きジュースでした。ところで液体部分がなくなり、残ったのは萎びた梅の実ばかり。

そこで果肉を刻んで砂糖を加え、煮詰めるて新鮮なジャムの出来上がり。

毎日、朝食のトーストに塗って食べていますが、これが梅の風味いっぱいでおいしいのなんのって。写真で自製「青梅の蜂蜜漬けジャム」をどうぞ。

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11/16/2009

山芋の明太子和え

知人から山芋とレシピをいただいたのでさっそくチャレンジ。

(材料)2人分  山芋 10cm、明太子 ひとはら、味付け海苔 1パック、かつおぶし 少々

(作り方)
1. 山芋を水洗いし、皮をむいて短冊切りにする。
2. 短冊切りにした山芋をどんぶりに入れ、明太子をほぐしてかき混ぜる。
3. 小鉢2個に分けて入れる。
4. 味付け海苔とかつぶしを振りかける。

山芋のしゃきしゃき感がおいしさを増す一品です。 


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11/15/2009

なくもんか

脚本:宮藤官九郎、主演:阿部サダヲ、監督:水田伸生の映画「なくもんか」。

天神橋筋商店街に、ギネス挑戦の赤じゅうたんを敷いて(長さが世界一)、監督・阿部さん・竹内結子さんが宣伝に現れたそうですね。でも、映画のどこにも大阪でロケに協力したなんて書いてなかったからただの宣伝隊だったのでしょうか。(YOUTUBEに映像がたくさんアップされています)

それはともかく、クドカン初のホームドラマだけに、さすがというか「喜劇」なのか「悲劇」なのかわからない、意味深な映画でした。パンフレットには「これは、泣ける喜劇か、笑える悲劇か!?」と書いてありましたが、うまい表現です。

ところで「ハムカツ」をWIKIPEDIAで調べると、冒頭にこんな記述が・・・

「ハムカツとは、ハムを具にしたカツレツのことである。食肉一般が高価なものであった時代に、プレスハム(屑肉を寄せ集めて作られる安価なハム)を利用して開発されたカツレツである。日本では惣菜として出来合いのものが肉屋などでも販売されているほか、様々な料理に取り入れられたものも見られる」。

映画に出てきたハムカツはおいしそうでした。もっとも40年間育ててきた秘伝のソースより、学校給食用ソースの方がおいしいという笑えぬ話もでてきましたが・・・

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EXCELを統計処理に使っている人の常識?

EXCELの統計処理にはいろいろ問題があるようです。すべて改善済みとは限りませんのでご参考までに。「結果がおかしいな」と思ったらチェックしましょう。

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「致命的なバグ」「引数によって関数値が計算されないことがある。Excel のプログラマが,教科書的な定義式と実際の計算方法は別ということを理解していないため」、「精度が悪すぎる」「引数によって関数値が計算されないことがある」「全ての引数に大きな定数を加えたとき,不正な値を返す」「オンラインヘルプには「片側 P 値」と書いてあるが,それは真っ赤な嘘。返されるのは両側 P 値」「一般に使われているのとは異なる計算式によって計算されている」「何の警告もなく,でたらめな結果を返す」等々 、具体的な指摘とともにオリジナルにリンクが張ってありのは次のサイトです。

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/Hanasi/excel/

<Microsoft Excel の統計関係の関数のオンラインヘルプは「嘘,曖昧,不親切」の 3 語に尽きます。日本語訳も悪く,ちゃんとした訳語になっていないものも多いですし,元の英語の段階で間違えている可能性もあります>と書いているのは、次のサイト。

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/stats-by-excel/part1.html#frequency

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11/14/2009

古代少女 ドグちゃん

話題のドラマ「古代少女 ドグちゃん」、やっと見ました。もちろん深夜1:25からの番組には付き合っていられませんから録画です。(MBS 水曜日25時25分から)

さて、内容は・・・予想したとおり、かなりおどろおどろしいイメージのストーリーでした(なにしろテーマは「妖怪」ですから)が、その中でただひとりドグちゃんだけがめちゃくちゃ明るくて元気。そのアンバランスがなんとも不思議なドラマでした。「ロボ芸者」ほどハチャメチャではありませんが・・・。

放送時間の割に、しっかりしたスポンサーがたくさん付いていたということは、けっこう視聴率を取っているのでしょうか?

そういえば、昔、仲間由紀恵の代表作「TRICK」シリーズも最初のうちは深夜に放送してましたねえ。

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11/13/2009

蓮舫 VS 男女共同参画の論客

「事業仕分け」初日(11日)、自分の説明をさえぎって「稼働率は?」などと質問した蓮舫参院議員に、「私の話も聞いてください。一方的にただ質問に答えろというのは心外だ」と声を荒げて強く抗議した女性の様子をテレビが何回も流していました。この人は一体誰だろうと興味を持ちつつ、「どうせ官僚だろう」と思っていたところ・・・なんと!

MSN産経ニュースによれば、このお方は独立行政法人国立女性教育会館の神田道子理事長(74)。驚いたのはこの方は「天下り」などではなく、お茶の水女子大学を卒業後、男女共同参画を研修し、推進してきた民間出身の論客でした。しかも2000年に東洋大学初の女性学長に就任されています。著書に「現代における婦人の地位と役割」など女性の社会参画にかかわるものが多数あり、「働く女性」の先駆者的存在です。

かつて「政策決定に女性が関与できなければ、共同参画ではなく、社会参加」と語ったことも。「それを体現している蓮舫氏とのバトル」は、まさに皮肉としかいいようがありません。蓮舫氏をはじめとする事業仕分けメンバーは、彼女の正体を知っていたのでしょうか?

(追記)本日の仕分けで世界一のスーパーコンピューター開発予算がばっさり切られました。口火を切ったのは蓮舫氏。「(コンピューター性能で)世界一を目指す理由は何か。2位ではだめなのか」・・・。ノーベル化学賞受賞者の野依(のより)良治氏は、「(スパコンなしで)科学技術創造立国はありえない」と憤慨したそうです。即効性のあることだけに金を使おという、いやしい人間集団に仕分けを任せれば、日本の将来は絶望的です。

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11/12/2009

きょうは記念日

きょう天皇陛下御在位20年。
500円記念硬貨です。なかなか立派なデザインですね。

御成婚パレードを中継するテレビに、国民みんながかじりついたのを懐かしく思い出します。

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11/09/2009

堂島ロール ヒミツの話 10

2回くらいで超エッセンスだけ紹介しようと思っていたのですが10回目になってしまいました。今回が最終回です。次の言葉に、金社長の経営にかける気持ちが込められています。


モン・シュ・シュの製品は、関空-ホノルル便やバリ便の機内食に採用されました。劇団四季とも共同で、商品開発を行いました。これらは関西を元気にしたいとの願いから取り組んだものです。

関西生まれで関西育ちのモン・シュ・シュを通じて、私自身が勉強させてもらっています。去年従業員が250名だったころには、「私でやっていけるだろうか」と思っていました。530名になった現在、全然心配していません。お客様から「やっぱりモン・シュ・シュだね」と言ってもらいたい。すべての人に喜びを与える愛にあふれた店、商品を目指したい。

現在、売上げの半分が堂島ロールです。ありがたいが危機感も感じています。今後、店によってあり方を見直し、属性を変えてブランド展開していきたいと考えています。

「モン・シュ・シュという空間を育てたい。お客様がモン・シュ・シュという企業を好きになっていただけるようにしたい」

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11/08/2009

創造無限の「ロボ芸*者」

この変なB級映画を知ったのはEさんのBlog。

「渋谷なう。会社帰りに久しぶりに映画。大笑いして気分爽快。創造力は無限です!極めは、「シスターぼんばー」(10/9)。

私からのコメント。
「きょうのフジサンケイ・ビジネスアイに1頁使って紹介されていました。「なんじゃこりゃと思わせたい」「2週間たらずで撮影、トランスフォーマー1分間分の制作費?」・・・ お尻から刀が出るシーンもあるそうですが。

Kさんも
「井口昇監督の新作ですね。B級映画では名の知られた監督及び役者さんで、有名な作品では「猫目小僧」「片腕マシンガール」などがあります。TVの「ケータイ刑事 銭形シリーズ」なんかも撮っています。A*Vとか妖怪やホラーものとかが多いので一般受けする方ではないと思いますが」。

そして、11月6日付けKさんのBlog。
「話題の「ロボゲ*イシャ」がいよいよ(大阪でも)公開なんですね」。

いままで知らなかった映画館(ホクテンザ2、地下鉄天神橋6丁目下車、6番出口から徒歩1分)でしたので、どうしようかなと思っていたのですが、「話題の映画」といわれては行かずばなるまい、と本日出かけてきました。

さすが、奇想天外のストーリー。私のようなふつうの頭ではとても考え付かないようなシーン続出です。おおよそ芸術とは無縁の展開です。

お尻から突き出した刀で3人の女性が切り合いするなんてそもそもありえん。芸者の首から回転刃がでてきたり、城から手や足が出て城型ロボットに変身したり、芸*者が戦車になって高速道路を疾走し城型ロボットと戦う・・・

こんな映画もあるんですね。
15時からの上映で観客は30人くらい。まあまあでしょうか。

家族で見に来ていたお母さんが女の子に「わかった?」、「うん、おもしろかった」。お母さん「漫画やねえ」。


この映画館、なんと11時の初回から最終9回目は27時から28時50分まで(すなわち午前4時50分まで)。40年くらい前、学生時代には何回か入ったことありますねえ、オールナイトの映画館。いまでもあるとは知りませんでした。

この映画館、色調の鮮やかさがいまいちの気がしました。自分の目が悪いのか、スクリーンのせいなのか、空気が悪いのか・・・? あまり美しさで勝負する映画ではありませんでしたが。

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堂島ロール ヒミツの話 9

大人気の堂島ロールですが、金 実花社長はこれからの経営についてどんな考えをお持ちなのでしょうか?
講演会でその一端をうかがうことができました。

「今後のモン・シュ・シュ」は、5つのキーワードで表現できます。

①サプライズ:お客さまが何を求めているのか?―― お客様に驚きを!
②スマイル:いつも笑いがあふれるお客様――お客様の笑顔を大切にします。
③シンシャリティ:真実、食品問題が多発するおり、安心安全、嘘をつかない経営に徹します。品質管理部を設置し、顕微鏡を使って品質をチェックしています。
④ストーリー:何気ない日々に物語を。「○○さんの誕生日に小さなケーキを2つ」、「入院している人にケーキを持っていく」、そこに忘れられない時間が生まれます。1000個のロールケーキには1000個のストーリーがあります。1つ1つの商品が物語を作ります。ケーキが想い出作りのきっかけになって欲しい。
⑤ソサエティ:社会にとってモン・シュ・シュは何ができるできのでしょうか? 意識レベルを高くして期待を裏切らないようにします。

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11/07/2009

堂島ロール ヒミツの話 8

お店を開いて3年後、某不動産から声がかかり、川崎に進出しました。次いで阪急梅田店で開かれたイベントでの行列を聞きつけた銀座三越から話があり出店。これで全国に名前が広がり、全国展開する道が開けました。

新潟の百貨店からは飛行機代を払っても売りたいとのことで、大阪から飛行機で運んでいます。トヨタのお世話で名古屋に店をオープンさせたときは、新聞に「あの堂島ロールが、名古屋進出」と大きく報道されたそうです。

私も講演会の数日後、たまたま名古屋に行く用事があり、駅前にできた話題のスポット、ミッドランドスクエア地下1階のお店をのぞきました。(先に書いたとおり)。

大丸東京店では、大阪生まれの堂島ロールを流行の最先端東京向けにアレンジした季節ごとの商品にチェンジしています。今年9月には、梅田阪急店をオープンさせました。「いつか梅田阪急に選ばれたいとの想いがやっと実現した」と金社長。

現在、大阪4店、名古屋2店、東京5店、広島1店・・・と各地にお店を展開されています。

「同業者が手を差し伸べてくれ、人と人のふれあい、きずなを大切にしてきました。初心に戻って、地域の人たちとともにこれからも歩んでいきたいと思っています」。

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11/03/2009

沈まぬ太陽

いやあ、驚きました。いつもがらがらの映画館が満員でした。封切10日目、文化の日の休日、午後2時10分の上映回という好条件とはいえ、MOVIX堺でこんなに人が入っているのは少々異常?

それだけ話題作というわけでしょう。原作者・山崎豊子さんが堺在住というのもプラスになっているかも。以前、堺で相互タクシーに乗ったとき、運転手が「この車に山崎豊子さんが乗ったこともありますよ。いつもうちのタクシーをお使いいただいています」と言っていました。(追記:23時、毎日Web版をのぞいたところ、「山崎豊子さんがこのほど、地元の堺市で若松監督と共に鑑賞した」との記事が・・・。もしかしてMOVIX堺?)

それはさておき、かなりダイナミックでおもしろい映画でしたが、さっそくJALは社内報で猛烈に批判しているようです。きょうの時事電によれば

<経営再建中の日本航空が、同社をモデルにした公開中の映画「沈まぬ太陽」(山崎豊子原作、若松節朗監督)を社内報で取り上げ、「当社を取り巻く厳しい経営状況は世間の注目を浴びている」との認識を示した上で、「企業として信頼を損なうばかりか、お客様離れを誘発しかねない」と批判していることが2日、分かった。混迷する再建をめぐる社内の危機感が浮き彫りになった形だ>

たしかに映画はフィクションですが、ジャンボ機墜落が大きなテーマになっていますのでどこまで真実でどこからフィクションなのかわかりません。報復人事、不正経理、政治家・旧運輸省幹部や新聞記者への利益供与や贈賄、接待などの部分は、小説としての肉付けの部分も多分にあるでしょう。

JAL社内報の大見出しは、「心をひとつに立ち向かおう 風評・批判に惑わず」。内容も「こんな不正があるわけがない」「「『フィクション』と断っているが、日航や役員・社員を連想させ、日航と個人のイメージを傷つける」と反発しています。

同社は法的手段も辞さない姿勢だそうですが、確かに今の時期、JALの客離れに直結する内容だけに頭が痛いことでしょう。

山崎さんの小説は、現実の事件を素材とすることが多く、しかもあたかもドキュメンタリー風ですから毎回のようにトラブルを引き起こしますね。

「大地の子」のとき、取材を受けた会社の人が「さすが山崎さんも小説家だ。(自分が話したことで)だいぶ皆さんに迷惑をかけてしまった」なんて言っていました。本人から直接聞いた話。取材には気をつけなければ?

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中島みゆきさんの紫綬褒章

<私の今の気持ちは「棚からボタ餅」どころではございません。「棚から本マグロ」、これくらいの驚きでございます>
<辞退なんかしたら二度とこんな機会はないかもと思いまして、即座に「いただきます!」とお返事してしまいました>

相変わらずユニークな発言です。産経新聞の記事はみゆきさんの業績についてこうまとめています。
<昭和50年にデビュー。以来、1980年代の「悪女」。90年代はテレビドラマ主題歌「空と君の間に」、2000年代はNHK「プロジェクトX」の主題歌「地上の星」と、各年代で印象に残るヒット曲を生み出してきた>
<望郷の念を話しかけるように歌った「ホームにて」、世の中への懐疑と人の夢のはかなさを込めた「世情」など時代を超えて人の胸に迫る曲を数多く発表>。

次のような独創性を称えた受賞理由が、簡潔にみゆきさんの魅力を伝えています。まったく同感です。

「ニュアンス表現に富んだ語りかけるような独特な力感に満ちた声を駆使して歌いわけ、個性的でありながら普遍性のあるドラマチックな歌唱表現」

何年か前、彼女の作った数百曲をコンピュータ解析して、「中島みゆきの歌には、ララバイという言葉がもっともよく使われる」と国立国語研究所のある学者が発表し、大きく報道されました。すぐに嘘だとわかりました。実際にはララバイの出てくる曲は2曲だけで、しかもララバイのフレーズが繰り返し数十回づつ歌われるから使用頻度が高いだけの話だからです。こんな表面的な間違いをするような人には、みゆきさんの歌を語って欲しくない・・・

上に出てくる「ホームにて」も大好きな曲です。手元にライブ版(DVD)など3種類ありますので、いまから聴き比べしながら受賞を祝福することにしましょう。

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そりゃないでしょう

10月31日の曽根崎・みんみんオフで「あす、北九州・八幡にいきますが、産経九州版にお目にかかれるのも楽しみ」と言ったのですが、果たせませんでした。なぜならホテルにも小倉駅のKIOSKにも置いてなかったから。

むかし、北九州八幡に勤務していたころ、産経新聞はどこにも売っていませんでした。親の代から熱烈なファンという知人は、わざわざ西日本新聞販売店に頼んで購読していましたが、ふつうそこまでする人はいません。

おかげで大阪の大手電器メーカー幹部のお客様に、「おれは毎朝、産経新聞に目を通さないと気がすまない。なぜこのホテルには置いてないのだ」と、とんだとばっちりを受けたことも。

かつて広島県の田舎町に帰省し、新聞販売店に正月の新聞全紙を買いに行っていたとき・・・販売店のおばさんから聞いた話・・・「うちは読売以外の新聞を販売していますが、地元紙の中国新聞が○千部、産経は20部くらい。でも私は他紙が取り上げないユニークな記事が日々掲載される産経が大好きですよ。それと読者に熱烈な人が多いのも特徴ですね」。もっとも岡山の印刷工場が新鋭化される前の印刷はひどくて、JRの売店にならんでいるのを見るといささか見劣りしたものですが・・・

今年10月、九州地区から強い誘致を受け、毎日新聞鳥栖印刷センターで現地印刷し、九州・山口に配達を開始、というニュースを読んで、やっと九州でも読めるようになったのか・・・と、いささか感慨深かったものです。もっともいまではWEBを通じて、新聞紙面と同じ記事がかなり読める時代です。

新聞を取り巻く厳しい環境の中で、九州地区の新創刊となれば、それなりに販売網も構築してスタートしたのかと思いきや、小倉駅のKIOSKにもないとは・・・福岡の財界あたりが誘致の中心でしょうから、てっとり早く、福岡市あたりだけでお茶をにごしているのかもしれません。しかしすぐそばの100万都市北九州市でこのありさまとはなんともはや。まさか朝10時に完売していたわけでもないでしょうから。

(おまけ1)産経のかわりに毎日新聞を買って開くと、「首相7226万円申告漏れ」「この内閣、自分の言葉で暴走する閣僚が続出し、コントロール不能。言いたいことを言えばいいというものではない。どこを押さえ、どこを押出すのかの判断が問われている」と、日経、産経を始め朝日まで「マニフェストを修正し、君子豹変せよ」と主張するなかで唯一「マニフェストを守れ」と民主政権を応援していた毎日にしては、えらく厳しいご指摘。大阪に帰ってきて国会中継を見ると、野党自民党の質問にたじたじの民主党。苦しい答弁を繰り返していました。もっともテレビ朝日は「官僚抜きの答弁がユニークだった」とコメントしていましたが・・・

(おまけ2)北九州も不況一色。かなり深刻です。たまたま乗ったタクシーの女性運転手は「ことしの起業祭(八幡製鉄所起業を記念して毎年開かれている八幡の祭り)の出店は去年の半分です。毎年この季節になると道路をほじくりかえして交通渋滞になるのですが、今年はさっぱり。政権が変わって補正予算が凍結された影響でしょうか」。さらに「前の市長は、博覧会や再開発事業などやることなすことみんな失敗。膨大なつけを市民に税金で払わせました。しかも退職金を全額もらって辞めました」と憤懣やる方ない口調。先の市長は元建設官僚でしたから、得意の公共工事誘致に手腕を発揮していたはずですが時代も変わったということでしょうか。


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11/02/2009

ねじまき鳥

「ねじまき鳥クロニカル 第3部」を手に、新大阪から「のぞみ」に乗りました。

同書は当初第1部、第2部の2冊で完結と思われていたのに、あとから第3部が執筆されたという作品。最新作「1Q84」は2巻完結のはずでしたが、来春第3巻がでそうな雰囲気。それと似ています。ということで「ねじまき鳥」の1・2部と3部はどうつながったのか興味がありましたので読み始めました。

第2部を50ぺージほど読み残していたのですが、2冊持ち歩くのは面倒とばかり、第3部だけバッグに入れて「のぞみ」の座席に座って読み始めたのですがいきなり様子が違います。

あれ? 加納クレタといっしょにクレタ島に行くはずだった主人公がどうしてまだ日本にいるの?
近所の女の子・笠原メイはどこに引越ししちゃったの?
新たに登場したなぞの女・赤坂ナツメグとは?

それにしても第3部には、おもちゃ箱をひっくり返したみたいに一見脈絡のなさそうな人物が次々出てきます。村上春樹さん独特の手法で、これらの人たちがやがてジグソーパズルのように、きちんと計算されたポジションに収まっていくのでしょう。

(おまけ1)第1部P288~292は、読みたくなかったですねえ・・・
(おまけ2)「1Q84」に出てくるなぞの宗教団体のモデルは「Y]だと、先日の産経に宗教学者島田氏が書いていました。

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