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01/01/2010

正月の新聞 9「鳩山政権のドジはゆるせ」

9.毎日新聞(その2)大阪日日新聞(その1)「ドジも許せ」

読売や産経と違って、鳩山政権に極めて寛容かつ鳩山応援団かと思わせるのが毎日と大阪日日。毎日の主筆が1面「2010年年頭に」欄にこう書いています。

「ドジを踏み悩みながらも一緒に成長していくリーダーをわれわれ自身がはぐくんでいくのが民主主義」、「(基地のない方がいいが、ないと困る。税金も保険も払いたくないが福祉はほしい。景気を良くするのに予算を増やし国の借金は減らせ。・・・)そうしたことすべてに回答を出す役が首相なのだ。一朝一夕には育たない。彼も初めてやっているのだ」。

前政権のとき、これほどの寛容さがあったでしょうか。いったいどこに機軸を置いて主張しているのか、不思議な新聞です。相手によってどうにでも書き方を変える。身びいきにだけやさしい姿勢を見せて恥じないとは。最後の方に「失敗したら次の選挙で負ければいい。それだけのことだ」。なんだか、毎日=民主党を自認しているみたいな書き方です。

大阪日日社主も、1面トップにこんな見解を述べています。

「基地問題は日米安保体制の中で、わが国の防衛体制全体を問われているような大マスコミの論調ですが、要は米国に代わってアジアが経済的に力をつけ、泥沼化する中東政策の中で、少し米国との距離を広げ、その分中国に接近しただけ。日本の国益には何ら影響はありません。困るのは・・・米国自身なのです」。日本の国益に影響がないと断定できる根拠を示していただかないと不安です。

「献金問題も、資産家の母親が・・・裏で支えていた構図で、わいろ性を帯びた金とは一線を画すものです」。なんとやさしい書き方でしょう。法律的には当然、罰金刑を受け、国会議員資格喪失、首相辞任なのに。

「有権者自体が政権選択して誕生させた今の内閣は、ヨチヨチ歩きの子どもと同じ。子どもが大人と同じことができないから、といって本気で怒る親がどこにいるでしょう?」

鳩山首相は大人と同じことのできない子どもだから許せ? うーん、ここまでくるともうあきれて読む気がしなくなりました。

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