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01/01/2010

正月の新聞 3「国思う心」

3.産経新聞(その3)「国思う心」

1面左は論説委員長の「年のはじめに」。テーマは「<国思う心>が難局を動かす」。

愛国という言葉が使われなくなって久しいのですが、この語源が1300年前の白村江(はくすきのえ)の戦いにあったことをこの記事で知りました。惨敗し捕虜になった日本軍兵士が、祖国を救うために自分を奴隷として唐に売り、その金で仲間を帰国させて唐の日本侵攻計画を知らせました。彼が身をもって示した勇気と覚悟のおかげで、天智天皇は北九州の防塁を固め、律令国家の基を整えることが出来たのです。「愛国」とは「国を思う心」です。同じ「愛」という字が入っていても鳩山首相の「友愛」とはかなり違うようです。 

もうひとつ、イスラエルは自国民になることを希望する人たちに「われわれは諸君にバラの花園を約束しない」という一文と共に、とげの多い野生アザミの写真を添えたそうです。厳しいことをあえて言わなければ、国家と国民が生き残れないからです。

「ポピュリズム重視の鳩山政権は、他者依存や甘えの方向に人心を駆り立てる。自立、自助、忍耐心を育てないで、どうして日本の再生がかなうのか」とも。「友愛」より「国思う心」で難局を乗り切って欲しい」と結んでいます。

民主党のふらふらした政権運営をみるにつけ、新年にふさわしい言葉に思えます。

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