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02/16/2010

新聞の断末魔

週刊東洋経済 2/20号の特集は、「再生か破滅か 新聞・テレビ 断末魔」。

新聞の苦境は相当なもので、各紙へのコメントは次のとおり。

日経:戦後初の赤字転落 (←広告収入半減。08年の720億円が09年に490億円へ)
朝日:3期連続赤字に (←08年から毎年100億円ずつどかーん、どかーんと減少中)
毎日:純資産わずか81億円 
産経:嫁入り前の身支度中
唯一、プラス評価なのは読売:対朝日で優位に

朝日は、「今年希望退職実施で特別損失もかさむ」。「これまでの800万部堅持をもう一度800万部めざしてに」。「元東京本社跡地の有楽町マリオンに入っていたそごう・西武の営業終了により、家賃収入数十億円が消える。大阪中之島の中之島ツインタワーの建設費とテナント募集の不調・・・不動産事業の危機」。朝日・読売・日経との提携で「朝日のプレミアムがなくなり」、広告単価の高かった朝日の広告主が、部数の多い読売を優先し始めたのだとか。

読売の相対的な強さがめだっていますが、この冬のボーナスカット幅の大きさは関係者を驚かせました。前年比51万円安の60万円。危機に組合も大幅カットをのんで協力しているそうです(読売幹部談)。

産経は、新聞界の常識だった水ぶくれした発行部数至上主義をかなぐり捨てて正直ベースを公表しているため一挙に50万部減の164万部へ(いままで各社とも広告料を高く維持するために、売れていない部数までカウントしてきた)。2年間で100人超の希望退職も実施してきました。利益体質構築後にフジ持ち株会社入りの方向だそうです。

日経は4月から有料電子版を発行。紙と併読で+1000円、電子版だけなら4000円。紙から電子版への切替を防ぐ苦肉の策ですね。果たして読者はついてくるでしょうか? 今後の新聞の生き残りを占うものになりそうです。

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