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02/18/2010

スタンスの違いで正反対

フジサンケイ・ビジネスアイ 2/17付「日経のよみ方」から

経済指標をどうみるか、という記事です。1/29発表の国土交通省「新設住宅着工戸数」。一般各紙は「住宅着工80万戸割れ」と2009年通年の住宅市場の冷え込みぶりを強調。日経だけ09年12月単月の戸数が4カ月連続で前月の水準を上回ったことに焦点をあてて、「住宅着工 持ち直し」の見出し。

この違いは、多くの新聞が生活者に向けて記事を書いているのに対し、日経は投資家などに判断材料を提供することに重きを置くという、スタンスの違い。

さらに、前者はデータを経済の長期的な波の中で捉え、日経は短期・中期的にみているという観点の違い。
どちらが間違いというわけはなく、スタンスを理解したうえで読みたい。

10年の住宅着工戸数についても、「81万戸程度にとどまる」とした新聞がある一方、日経は民間企業予測として81万9900戸という数字を挙げ中ながら、「09年が底だった」と前向きな表現。

新聞記事を読みながら、その新聞がどんな意図の下に、こういう書き方をしているかを考えるのも面白いものです。

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