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03/22/2010

耳無芳一と「壇ノ浦は2つあった!」

小泉八雲の「怪談」の中に、「耳無芳一」の話があります。最近、林隆三さんの朗読で聴いたばかり。

<700年以上も昔のこと、下関海峡の壇ノ浦で、平家すなわち平族と、源氏すなわち源族との間の、永い争いの最後の戦闘が行われた。この壇ノ浦で平家は、その一族の婦人子供ならびにその幼帝、今日安徳天皇として記憶されている、とともに、まったく滅亡した。そうしてその海と浜辺とは700年間その怨霊に祟られていた>

この中にも記述されているように、壇ノ浦は下関ですね。北九州に長く住んでいましたので、当然の知識?

ところで源平合戦で有名な地名として、他に香川県の屋島があります。いまは高松市内です。きのう高松の人と話していたら、「屋島のダンノウラで源平合戦がありました」と言われて、「えっ?」。壇ノ浦は下関でしょう?

さっそく地図を調べると、確かに屋島にもダンノウラの地名が・・・
これは偶然でしょうか、それとも源平合戦にちなんだ意味があるのかどうか。頭がこんがらがってきました。

ということでさらに調べると、こんな記述を見つけました。

<同様に源平合戦(屋島の戦い)の舞台となった香川県高松市屋島東町にも「だんのうら」と呼ばれる地名があるが、こちらは「檀の浦」(檀がきへん)と書く>

すなわちどちらのダンノウラも源平合戦の古戦場ですが、「那須与一が扇を射たのは屋島の檀ノ浦」で、「平家が滅亡したのは下関の壇ノ浦」というわけ。

へえー、これは知りませんでした。なんでも興味をもって調べてみるものですね。

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