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04/29/2010

「1Q84」売り切れ

マイミク・ぷりんさんの「1Q84 Book3を読んでいます」、との書き込みを読んで、「そうだ、ゴールデンウイークに読まなきゃ」。

天王寺に出たので久しぶりに書店に行って買って帰ろうとしたところ、どこにも見当たりません。店員さんに聞くと、「売り切れです」。

えっ、発売からかなり経ったのに今でも売り切れ?

私と同様、ゴールデンウイークに読もうと考える人が多いのかもしれませんね。

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04/26/2010

初孫誕生

けさ、おじいちゃんになりました。
なかなか可愛い女の子です、とさっそくジジバカぶりを発揮。もっともまだ会えていません。
パパ、ママからまだ名前は聞いていません。

とにかく無事生まれくれてよかった、一安心です。
すくすく育ってくれることを祈りつつ。


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「愚か」を「愚直」にすりかえた鳩山首相

4月23日付産経新聞に、阿比留瑠比記者がこんな記事を書いています。 

「ワシントン・ポストの言うように、私は愚かな首相かもしれません」
あきれた発言でしたが、首相は次の瞬間、同紙にはない表現を織り交ぜたそうです。

「愚かだったから愚直だったから。あるいはそうかもしれません」、そして、次の段階では「愚か」を省き、「愚直」だけを使いました。まるで言葉の手品を見るようだったとのこと。
 「少しでもそれ(沖縄の負担)を和らげることができたら。愚直にそう思ったのは間違いでしょうか」

21日夜、記者団に「愚かな首相」と述べた真意を問われた際にも「(沖縄県民のために)愚直さを生かさなきゃならないときだ」と強調するなど、「愚直」を7回も繰り返しました。

「だが」、阿比留さんは続けます。

<「愚か」と「愚直」を混同するのはおかしい。前者は文字通り「考えが足りないさま」「ばかげているさま」で英語の「loopy」に通じる。一方、後者は「正直いちずなこと。ばか正直」であり、不器用なまでの真っ正直さを表す言葉なのだ。
 「愚か」と「愚直」を都合のいいようにすり替えるとは、正直な態度とはいえない。とても愚直を自任する資格はないはずだ>

さらに鳩山首相自身、過去にこんな発言もしていたそうです。

「首相のあまりにも軽い言葉が、国民の政治に対する信頼を失わせることを憂慮している。一国の首相が政策もよく分からないで、国民を狼狽(ろうばい)させるような発言をしてしまう。こんな朝令暮改を繰り返す状況なら、国民はたまったものではない」
首相が民主党幹事長時代の平成20年11月の記者会見で、当時の麻生太郎首相を批判した言葉です。

まったく、こんなアンポンタン首相はみたことがありません。

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04/23/2010

小野文恵アナウンサーの愉快なプロフィール

NHK9時のニュースを見ていたら、青山祐子アナウンサーが広島の原爆ドーム近くに住んでいたと話していたので、同郷の人間としてWikipediaを見ると、「生まれたときの体重4250g。広島女学院高校から筑波大体育へ。新体操の選手として国体に2度出場。弓道は全国大会で優勝。就職試験でNHKと長野朝日放送に合格し、悩んだ挙句NHKへ。ところがNHKで配属されたのは長野放送局・・・」なんて話が書いてありました。

広島出身のNHKアナといえば、小野文恵アナもいたなあとこちらを見ると、なんとも傑作なエピソードがいっぱい。親しみの持てる方ですね。

小野さんは産経の石野伸子編集委員と同じ高校。東大文学部卒後、NHK山口放送局へ。ここでニュース番組などを担当したほか、高校野球の地区予選も実況しましたが、「あまりにも稚拙で・・・これらアナウンス技術の未熟さにより初任地での在籍が異例の5年という長期にわたったが、独特な個性が後に東京で実力として開花した」。

「インタビュー相手に<さっきはこうおっしゃっていたじゃないですか>とリハーサルのことをばらしたり、手のひらに書いたメモが画面に映ったりしていた」

「山口では夕方のニュース番組も担当したが、その評判は芳しくなかった。しかしその後の活躍から現在では山口では地元のヒロインのような扱いを受けており・・・」

「鶴瓶の家族に乾杯では、<温泉のあぶくじゃないよ おならだよ>といった下ネタ系川柳を毎回発表していた」

「<季刊ためしてガッテン>の連載では、富士登山の際、未だトイレが再開していなかったので股間を太陽にさらしておしっこしたという意味の文章を書くなど、恥ずかしいことでもまったく飾らずに表現できるキャラクターをもっている」

さすがNHK女性アナウンサーとして異色の存在だけあって、エピソードには事欠かないようです。

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日経決算記事のクセ

4月21日付フジサンケイ・ビジネスアイ「日経のよみ方」にこんな記事が載っています。

日経の決算記事は「純損益」重視の観点から書かれており、誤解を招くとの内容です。たとえば、「オンワード 最終黒字21億円前期 保有株式評価損が減少」という見出し。前期308億円の赤字から21億円の黒字に転換したわけですが、営業利益は52%減、しかも2期連続の5割減益です。株式の評価損減少という特殊要因による黒字を、明るいトーンで伝えることが実態を正しく伝えているのか、というわけです。

企業決算を表す損益計算書の利益には、本業のもうけを示す営業利益、金融収益を反映する経常利益、税引き前当期利益(最終利益)があります。日経は最終利益を重視するあまり、企業経営の実態を見逃すような記事を書いているとの批判です。

ちなみに10日の「決算・財務」面の決算記事15本のうち、11本が純損益(最終利益)を中心にまとめられ、見出しもそれに応じたものになっていたそうです。
日経は、企業サイドに立つ記事が多いことにも要注意です。

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04/20/2010

またもわかりにくい映画、「半分の月がのぼる空」

「シャッター アイランド」に続いて、またも「事実と幻想が入り混じった」、というか「過去と現在がこんがらがった」見る人の頭を混乱させる映画でした。

ストーリー自体は、心臓病を患う少女と、同じ病院に入院する少年の純愛物語です。ところが、映画が進むにつれて、なんか変だなと思えてくるのですが、確信は持てません。特にチラシで大きく扱われている大泉洋の存在が、中盤まであまりにも軽いのは不思議でした。

そのうち登場人物の1プラス1は2なのか、それとも1なのかがさっぱり分からなくなり、わけのわからない映像が続きます。この俳優はあの人なのか、それとも別の人なのか・・・。二人の関係はどうなっているのか? 

小説と違って映画には俳優の顔が出てきますから、ますます観客を戸惑わせます。この映画は、登場人物の整合性を整理するだけの素材をすべて提供しているのでしょうか? 

見終わってからも釈然としないまま。「物語は思いもよらない展開へと進む」(チラシ)」そうですが、その内容を見る人に確信させるだけの映画表現になっているのでしょうか? 私には、原作の助けを借りないかぎり、本当のストーリーを理解することはできそうにありません。

そうそう、忽那汐里(くつな しおり)さんはかわいかった。ポッキーのCMに出てくる子ですね。

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Googleは正しかった!

近所の美容院に家族を迎えに行こうとGoogle mapでルートを調べると、幹線道路の反対車線沿いにある店のため、車で行くには、一方通行の狭い脇道を通らないとたどりつけません。

地図を見てルートを決定しました。Googleのストリートビューで確認もしました。ところが、Googleの航空写真を見ると美容院手前の狭い道路にぶつかる横道が黒っぽくなっていてあたかも道がないかのよう。ほかの道路は白抜きで表示されているのに・・・。

おかしいとは思いつつ、「撮影したとき、雲の加減で影になったのだろう」と解釈して出かけてみると、直角の三叉路の角に大きなコンクリート電柱があって車が曲がれそうにありません。

ストリートビューで電柱は確認していたのですが、まさか車が方向転換できないくらい邪魔になるとは・・・。電柱には車体との接触痕が無数に残っていました。

いまさら細い路地をバックするわけにもいかず、必死になって5回くらいハンドルを切り返してやっと無事曲がることができました。この道を無視したGoogleの航空写真はまさに正解というべきでしょう。

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04/18/2010

わかりにくよ、この映画 シャッター アイランド

きょうはなぜか大阪市内の長居公園も映画館も人出でいっぱい。昼前に出かけたMOVIX堺も押すな押すなの盛況でした。

きょう見たのは、謎解きにポイントを絞って大宣伝を展開していたレオナルド・ディカプリオの「シャッター アイランド」。謎解きというより、サスペンス映画といった感じ。

本音を言えば、あまりピンとこない映画でした。描写も凝りすぎているというか・・・ナチス収容所のおどろどろしい光景や死んだ子供、幽霊のように亡き妻がしばしば出てきて、現実と幻想が入り乱れて混乱します。

ほかの人はどんな感想を持ったのだろうと、ネットで調べると、さんざんな評価を下した人が圧倒的に多いですね。特に配給会社の宣伝の仕方に疑問を呈した人が目立ちます。

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04/17/2010

大根が高いから今年の「しゃきっとワラビ」は・・・

昨年、知人から新鮮なわらびとレシピをもらって作った「絶品! しゃきっとしたわらびのポン酢あえ」。

今年もわらびをいただいたのですが、ご存知のように、異常気象のおかげで大根は超高値のはず。なにしろキャベツ1個420円がテレビで話題になるご時勢です。

そこで今年は奥様が野菜を使わない「しゃきっとしたわらび料理」を考えてくれるらしい・・・

以下、昨年のBlogから。

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04/28/2009
絶品! しゃきっとした「わらびのポン酢あえ」

わらびといえば、加熱してぐんなりとした料理が当たり前と思っていたのですが、先輩から教えていただいたレシピで作ったわらびは、しゃきっとした歯ごたえがなんともいえない絶品。
いただいたレシピとともに、わが料理を写真に記録。
1.準備するもの:わらび(ぜんまい)1束(200g)、重曹、ナベ、ボール
2.調理方法
1)わらび(ぜんまい)を水洗いして、根元を1cmほど包丁ではねる。ぜんまいは、頭の部分をはねる。
2)重曹 小さじ1杯(3~5g)を小皿にとる。
3)わらび(ぜんまい)の根元を重曹にちょんちょんとつけてボールに入れ、残った重曹を上からふりかける。
4)なべに入れたわらび(ぜんまい)の上から熱湯をかける。わらび(ぜんまい)全体が熱湯にひたるようにする。
5)そのまま半日おいて、アク抜きする。熱湯は自然にさめて、水は青色に変わっていく。
6)青い水を捨てて、新しい水を入れてさらに半日おく。
7)わらび(ぜんまい)を2~3cmに刻み、ダイコンおろしに混ぜて、ポン酢をかけて食べる。
8)残ったわらび(ぜんまい)は、水をひたひたにして冷蔵庫に入れておけば、2~3日持ちます。
しゃきしゃき感がなんともいえません!

きょうは、冷蔵庫に入れて保存していたわらびを1cmくらいに刻んで冷麺の上にかけて食べました。なんといえない食感を味わいました。


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04/12/2010

1Q84(BOOK3) 発売は16日

村上春樹さんの大ベストセラー小説「1Q84」第3巻「BOOK3」(新潮社)の発売が近づきました。16日だそうですね。

昨年5月に同時刊行された「BOOK1」と「BOOK2」は品切れ店が続出し、計244万部を記録しました。今回は、前回の倍以上となる初版50万部に加えて、早々と10万部の増刷を決めたとか。

売れ行きが落ち着いたころ、ゆっくり買うことにしましょう。

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藤沢周平の世界--花のあと

雪をかぶったやまなみ、雪解け水の流れる谷川、咲き誇る水芭蕉の花、映画の冒頭とラストを飾る二の丸の見事な桜。いかにも藤沢文学らしいカメラアングルです。

美しい庄内の自然を背景に、自らの運命を静かに受け入れ、想いを断ち切る女性の凛とした生き方がテーマです。

幼い頃から父(国村隼)の剣の手ほどきをうけてきた以登(いと、北川景子)と下級武士の三男ながら藩内随一の剣士、江口孫四郎。初めての出会いが満開の桜の下でした。そこで試合を約束したふたりはその後・・・・

以登の婚約者・片桐才助(甲本雅裕)のひょうひょうとした演技が印象的です。ラストシーンの北川景子さんがとてもきれいでした。

「自らの運命を静かに受け容れ、背筋を伸ばし、何事にも揺れ動くことなく、あくまでも確固たる一人の人間としてあり続けようとする、凛としたたたずまい。藤沢周平が教えてくれる「日本人の心の原点」といえる作品です(チラシから)。

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04/11/2010

大阪市営バス、新路線に初乗車

いままで自宅から梅田に行くには、
1.大阪市営バスで近所のバス停から天王寺に出て、そこからJR環状線に乗る。
2.大阪市営バスで近所のバス停から天王寺に出て、そこから市営地下鉄御堂筋線または谷町線に乗る。
3.チ*ンチン電車で天王寺まで出て、1と同じ。
4.チ*ンチン電車で天王寺まで出て、2と同じ。

の4ルートがありました。料金は1:470円、2:390円、3:470円、4:390円。ただし、1は乗り継ぎキップを買うと370円になります。

ところが今月から、梅田(大阪駅)まで直通で行けるバスができました。いままで上本町6丁目行きだった路線が、延伸されたようです。これを使えば、時間は若干延びる可能性もありますが、料金200円&乗り換え無しで梅田まで行けます。いつも利用している1に比べ、往復で540円の節約になります。

ということで、きょう初めて乗ってみました。天王寺-上本町6丁目-NHK-テレビ大阪-淀屋橋-肥後橋-大阪駅。「へー、こんなところに能楽堂が・・・」「フェスティバルホールのあった朝日ビルがすっかり姿を消してる」といった新発見もあり、楽しい小1時間の旅でした。朝日新聞ビルと堂島を結ぶ渡辺橋は「全国のすべてのわたなべさんの元祖が住んでいた場所ですね。

(文中*は無視してください)

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マニフェスト知らずの政治家・評論家にあきれる

きょうのNHKの政治討論で面白いシーンが・・・

民主党の某政策局長?が、「マ」に強いアクセントをおいて繰り返し「マニフェスト」と発音するものですから、たまりかねた司会者が、「その発音ではゴミ処理の管理票になってしまう」と教えてあげました。ところが、その後も相変わらず「マ」にアクセントをおいてしゃべっていました。この男、アホかバカか・・・

ところで、いつも気になっているのですが、マニフェストのアクセントを間違えて発音している人が非常に多い。選挙で「マニフェスト」という言葉が使われるようになったのは比較的最近ですが、もっと前から使われていたのが廃棄物管理の「マニフェスト」。この2つは語源は同じだそうですが、英語のつづりも発音も違う別の言葉です。廃棄物の管理票は、「ma」にアクセントがあります。選挙公約は「fe」にアクセントがあります。

辞書で確認してみましょう。Manifest(maにアクセント)は、「明らかにする」から「積荷目録」、さらに今では「産廃物の管理票」のことです。ISO14001で環境マネジメントに携わっている方にはおなじみでしょう。
一方、Manifesto(feにアクセント)は、「宣言・声明書」から「選挙の際、政党などが発表する具体的な公約」を言います。

公約の方は、「フェ」にアクセントがありますし、つづりに「o」がついています。政治家や評論家が「マニフェスト」の「マ」にアクセントをおいて発音するのを見るたびに、「あっ、この人は本当の発音を知らないな」とニンマリしてしまいます。

ところで、このマニフェストを「マニュフェスト」と発音する人が少なくないのはなぜでしょうか? 以下、私論です。昔、シルビア・クリステル主演の「Emmanuelle夫人」という映画がありました。その影響かもしれません。ところでマニフェストの方は英語の綴りから判断して、マニュフェストではなさそうですね。

以前、某鉄鋼メーカー社員だったころ、ある会議に出席していたところ、ある人の発言をさえぎって幹部K氏が「ただいまの発言の中でシュミレーションと発音されたが、正しくはシミュレーション(simulation)です。間違える方が多いのでひとこと」とコメントされたのを思い出します。こういう発音はいったん間違って覚えると、誰かに指摘されない限り自分では気がつきにくいものです。

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エンディングは中島みゆきさんの「時代」

昨日から3夜連続・8時間のフジテレビ開局50周年記念ドラマ、三谷幸喜作「家族の時代」。主役級のタレントをずらりのそろえた超豪華作品です。柴咲コウ、佐藤浩市、松本潤、佐藤隆太、堀北真希、榮倉奈々、長澤まさみ、大泉洋、天海祐希、役所広司、富司純子、西田敏行といったそうそうたるメンバーが出てきます。

第1回に、北九州戸畑・西日本工業倶楽部のロケシーンが登場しました。昔、よく外人や大切な顧客の接待や結婚式等で利用しましたので懐かしさいっぱい。

エンディングソングは中島みゆきさんの「時代」。戦前から現代までの移り変わりを背景に、家族をテーマにした長編ドラマを飾るにふさわしい歌です。

随所に三谷監督らしい手法が用いられており、映画「THE 有頂天ホテル」や「ザ・マジックアワー」などを思い出しました。そうそう、古畑任三郎も三谷幸喜さんの作品でした。

ついでに奥様は女優の小林聡美さん。いま風変わりなコミック「くる猫」をやっています。

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ココデ会ッタガ 百年目

きょうから上映が始まった井上真央ちゃんの「ダーリンは外国人」。娘も読んでいたらしいコミックの映画化です。わたしは読んでいませんが・・・

漫画家を夢見るイラストレーター さおり(井上真央)と、漢字(書道の「華」)の美しさに一目ぼれして来日したアメリカ人トニーが主人公です。

同棲中のトニーとさおりですがぎくしゃくした間柄になり、アメリカの家族のもとに一人で帰省したトニーを追ってアメリカに渡ったさおり。彼女を見つけたトニーが、びっくりして発した言葉が「ココデ会ッタガ百年目」。ちょっとニュアンスが変ですね。

そして、トニーの家族から歓待され、トニーからプロポーズされたさおりが、喜びいっぱいにしゃべった言葉が「ドギモ ヌカレマシタ・・・」

「やれああしろこうしろ」のやれって何?
「ぶん殴る」って、何で「ぶん」なの?
「抜かれる」なら、度肝がいいよね!

文化や考え方の違いからくる珍妙なすれ違い・・・でも心温まるラブストーリーでした。

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04/04/2010

吉原と「たけくらべ」

子供の頃、親しんだのは子供向けに書かれた「たけくらべ」。原作とはいささか違っていたことを知りました。少年少女向けの物語にさすがにこんなことは書いてありませんでしたので・・・

・吉原はやはり有名な遊郭だけあって、そのにぎわいは相当なもので・・・
・吉原の周辺に住む人々の多くは、遊郭に関わる仕事に就いておりました。・・・
・大黒屋に美登利という娘がいました。美登利は紀州に生まれ、姉が吉原に身を売るのについて、家族と共にこの地にやって来たのです。

美登利のことについて、原作(ほぼ原文のまま)はこう表現しています。どんな子だったかよくわかります。

<色白に鼻筋とほりて、口もとは小さからねど締りたれば醜くからず、一つ一つに取りたてては美人の鑑に遠けれど、物いふ声の細く清(すず)しき、人を見る目の愛敬あふれて、身のこなしの活々したるは快き物なり、柿色に蝶鳥を染めたる大形の裕衣きて、黒繻子と染分絞りの昼夜帯胸だかに、足にはぬり木履ここらあたりにも多くは見かけぬ高きをはきて、朝湯の帰りに首筋白々と手拭さげたる立姿を、今三年の後に見たしと郭がへりの若者は申しき、大黒屋の美登利とて生国は紀州、言葉のいささか訛れるも可愛く、第一は切れ離れよき気象を喜ばぬ人なし、・・・>

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シーチキンごはん

昼ごはんを自分で作って食べることに。

シーチキンの缶詰がありましたので、久しぶりに「シーチキンご飯」を作ることにしました。ご飯がなかったので、スーパーに出かけて、炊いたご飯パックを買って来ました。

ボウルに温めたご飯を入れ、マヨネーズ、味噌、油を切ったシーチキンを適量加えて混ぜ合わせます。

これでだけで出来上がりです。写真を撮るのを忘れましたが、十分想像していただけるでしょう。
超簡単な割には、めちゃくちゃおいしい一品です。

たしかこの料理を紹介した本(シーチキンでなくツナを用いていました)には、「給料日前のつよ~い味方 安い! うまい!」と書いてありました。納得できる解説です。

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04/03/2010

おのれ、おのれ姦婦 やい!

<1月17日、宮さん、善く覚えてお置き。来年の今月今夜は、貫一はどこでこの月を見るのだか! 再来年の今月今夜・・・10年後の今月今夜・・・一生を通して僕は今月今夜を忘れん、忘れるものか、死んでも僕は忘れんよ! いいか、宮さん、1月の17日だ。来年の今月今夜になったらば、僕の涙で必ず月は曇らして見せるから、月が・・・月が・・・月が・・・曇ったらば、宮さん、貫一はどこかでお前を恨んで、今夜のように泣いていると思ってくれ>

ご存知、尾崎紅葉作「金色夜叉」の中で、もっともよく知られた場面です。

ところで、この後に続く貫一の言葉には、ぞっとさせられました。実は、いままで原作のこの部分を読んだことがなかったものですから・・・

<宮、おのれ、おのれ姦婦(かんぷ)、やい、貴様のな、心変わりをしたばかりに間貫一の男一匹はな、失望の極(きょく)発狂して、大事の一生を誤ってしまうのだ。学問も何ももう廃(やめ)だ。この恨みのために貫一は生きながら悪魔になって、貴様のような畜生の肉をくらってやる覚悟だ>

男もこうなると、怖いですねえ。悪女に続く話題としてはぴったり?

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