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04/11/2010

マニフェスト知らずの政治家・評論家にあきれる

きょうのNHKの政治討論で面白いシーンが・・・

民主党の某政策局長?が、「マ」に強いアクセントをおいて繰り返し「マニフェスト」と発音するものですから、たまりかねた司会者が、「その発音ではゴミ処理の管理票になってしまう」と教えてあげました。ところが、その後も相変わらず「マ」にアクセントをおいてしゃべっていました。この男、アホかバカか・・・

ところで、いつも気になっているのですが、マニフェストのアクセントを間違えて発音している人が非常に多い。選挙で「マニフェスト」という言葉が使われるようになったのは比較的最近ですが、もっと前から使われていたのが廃棄物管理の「マニフェスト」。この2つは語源は同じだそうですが、英語のつづりも発音も違う別の言葉です。廃棄物の管理票は、「ma」にアクセントがあります。選挙公約は「fe」にアクセントがあります。

辞書で確認してみましょう。Manifest(maにアクセント)は、「明らかにする」から「積荷目録」、さらに今では「産廃物の管理票」のことです。ISO14001で環境マネジメントに携わっている方にはおなじみでしょう。
一方、Manifesto(feにアクセント)は、「宣言・声明書」から「選挙の際、政党などが発表する具体的な公約」を言います。

公約の方は、「フェ」にアクセントがありますし、つづりに「o」がついています。政治家や評論家が「マニフェスト」の「マ」にアクセントをおいて発音するのを見るたびに、「あっ、この人は本当の発音を知らないな」とニンマリしてしまいます。

ところで、このマニフェストを「マニュフェスト」と発音する人が少なくないのはなぜでしょうか? 以下、私論です。昔、シルビア・クリステル主演の「Emmanuelle夫人」という映画がありました。その影響かもしれません。ところでマニフェストの方は英語の綴りから判断して、マニュフェストではなさそうですね。

以前、某鉄鋼メーカー社員だったころ、ある会議に出席していたところ、ある人の発言をさえぎって幹部K氏が「ただいまの発言の中でシュミレーションと発音されたが、正しくはシミュレーション(simulation)です。間違える方が多いのでひとこと」とコメントされたのを思い出します。こういう発音はいったん間違って覚えると、誰かに指摘されない限り自分では気がつきにくいものです。

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