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12/31/2010

最後の忠臣蔵

・行き尽くす。その使命を、その大切な人を、守るために。
・私たち誰もが知っている忠臣蔵は、まだ物語の途中だった。
・忠義という名の絆から生まれる本物の感動。その先にある、誰も知らない本当の結末とは--

赤穂浪士の中に、討ち入り後の使命を与えられた二人の生き残り。
一人は討ち入り後、真実を後世に伝え、浪士の遺族を援助せよという重大な使命を与えられた寺坂吉衛門(佐藤浩市)。
もう一人は討ち入り前夜忽然と姿を消した瀬尾孫左衛門(役所広司)。彼はまもなく生まれてくる内蔵助の隠し子(桜庭ななみ)を守り抜くという極秘の使命を、内蔵助から直々に受けていたのです。

凛とした侍の生き様を、佐藤浩市と役所広司が見事に演じています。

さまざまな表情を見せる竹林の映像もきれいでした。風にたわむ竹、まっすぐ立つ青々とした竹、木漏れ日の中の竹・・・

清楚な桜庭ななみが、新鮮な高校生役とは一味違う内蔵助の息女らしい演技を披露しています。
「てっぱん」で現代的な母親・真知子さんを演じる安田成美が、孫左衛門の近くに住む元島原太夫。隠し子の行儀作法を指導してきました。

嫁入り行列に次々集まってきた、内蔵助に恩義を感じる元赤穂藩士。日本的な精神や美しさを感じ、涙なくして見られないシーンでした。

そして最後はいかにも武士らしい生き方を・・・まさしく「最後の赤穂浪士」でした。

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