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12/31/2010

足して2で割る?新合金生成法

読売オンラインに面白い研究成果が紹介されていました。

超微細(ナノ)技術を駆使して、レアメタルのパラジウムそっくりの性質を持つ新合金を作り出すことに、京都大の北川宏教授らが成功したというニュースです。元素の周期表で両隣のロジウムと銀を材料に、いわば「足して2で割って」、中間のパラジウムを作り出す世界初の手法。複数のレアメタルの代用品の合成にも成功、資源不足の日本を救う“現代の錬金術”として注目されそうだ、という画期的なお話です。

ロジウムと銀は通常、高温で溶かしても水と油のように分離しますが、同量のロジウムと銀を溶かした水溶液を、熱したアルコールに少しずつ霧状にして加えることで、両金属が原子レベルで均一に混ざった直径10ナノ・メートル(10万分の1ミリ)の新合金粒子を作り出したそうです。新合金は、パラジウムが持つ排ガスを浄化する触媒の機能や水素を大量に蓄える性質を備えていたといいますから実用化が期待されますね。

超微細(ナノ)技術を応用した化粧品や薬などもどんどん開発されていますし、ひとつの基幹技術が世の中を変えつつありますね。


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