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03/30/2011

東京の水道水、放射性ヨウ素その後

今晩の「池上彰の学べるニュース」で取り上げていた話です。
3月22日、東京の金町浄水場で放射性ヨウ素の値が急上昇、幼児の許容値の2倍になったと大騒ぎになりました。各地で水の買占めが起きました。事実、大阪でも現在、安い水のペットボトルは皆無です。輸入物の高価なブランド品はありますが・・・

ところで翌日、許容値をわずかに下回るところまで下がったというベタ記事を目にした記憶はありますが、その後の経過は知りませんでした。マスコミもほとんど取り上げなかったのではないでしょうか。

番組によれば、3月22日の210から毎日下がってきて、190→79→51→34→不検出→不検出 という推移だそうです。現在は、なんと不検出!

大騒ぎして人々に「水道水は危ない」と頭に刻み込ませておいて下がったらほとんどニュースに取り上げない・・・マスコミの悪い癖ですね。最後まできちんとフォローして、むやみやたらと国民を脅かさないで欲しいものです。(N)

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03/27/2011

自動車の世界生産、3割減

Bloomberg Global Finance 3月26日号に「自動車世界生産3割減」という記事が掲載されています。今回の東日本大震災の影響は世界中の自動車メーカーに影響を及ぼし、大打撃を与えることが避けられなくなったとの記事です。

日本からの自動車部品や半導体供給の途絶により、ドイツのフォルクスワーゲン、フランスのプジョーシトロエンなど欧州自動車各社は数週間以内に生産停止に追い込まれるとみられています。世界の自動車生産が約3割も落ち込む見通しだそうです。日本からオーディオやカーナビなどの車載機器や半導体が部品として輸出されており、供給が途絶えると自動車の組み立てができなくなります。

プジョーとシトロエンの一部モデルは生産が最大6割減少します。日立製作所製ディーゼルエンジン部品が不足しているため。米ゼネラルモーターズ傘下のドイツ オペルは電子部品の新たな供給元が見つかるまで、ドイツ、スペインの工場の生産シフトを休止します。フランス ルノーも日本の部品メーカー40社からの供給に支障がでています。

日本製部品は独特なものが多く、代用がきかないそうです。しかもそれらを組み込んだ他の部品の販売もずれこめば、他の部品メーカーにも連鎖反応がおきます。いまや日本製品が世界の産業にしっかり込みこまれていることに、あらためて驚かされる記事です。(N)

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オペレーション トモダチ(友達作戦)

今朝の産経新聞1面で目に付いたのが1枚の写真。その一部は・・・
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これ何だと思われますか。
在日米軍が展開している東日本大震災の救援活動のワッペンだそうです。中央の赤い丸は日の丸でしょうか。「友」「がんばろう日本」と日本語で刺繍されています。「OPERATION TOMODACHI」「Don’t give up」の英文も。

今朝の1面は大震災への世界130超の国から寄せられている救援活動を特集した記事。その中で紹介されているのがこのワッペンを右腕に付けた女性隊員の姿。ほかに、沖縄嘉手納基地の特殊戦術飛行中隊(アフガニスタン戦争も経験した精鋭部隊)が16日、パラシュートで空挺隊員と装甲車を松島上空から空中投下し、泥とがれきに埋まった仙台空港をわずか3時間で復旧させ、大型輸送機の着陸できる長さ1500メートルの滑走路が完成。20日にはアラスカから人道支援物資を積んだ米空軍大型輸送機が到着しました。さすが機動力が違います。こういうノウハウや装備力、司令塔をわが国に求めるのは無理なのでしょうか。

ワッペンの全体写真は次のとおり。
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03/26/2011

東電の社長はどこに

福島原発は予断を許さない状況が続いています。不思議なのは東電の社長がほとんど姿をあらわさないこと。私は一回も見ていません。

変わった企業だなと思ってGoogleで「東電社長はどこに」と入力すると、たくさんヒットしました。

東日本巨大地震:「東京電力社長はどこに行った」(朝鮮日報)
東電社長はどこに避難?
東電の社長会長はどこに行ったの?
東電の会長と社長がどこに潜伏しているのか、推理するスレ
東電の社長はどこにいったのですか
東京電力社長の勝俣恒久はどこ行った? ←(注)勝俣氏は前の社長で現在は清水正孝氏です。
東京電力の社長はどこに逃げてるの

責任者が姿を見せないことに疑問をもつ人は多いようです。
1号炉で大量の放射能が検出されたことを3号炉の作業員に知らせなかったため、被曝者を出すなんて信じられないミスですね。会社の体質にも問題がありそうです。(N)

P.S  事前に高放射能が検出されたのは、1号炉でなく2号炉だったと夕方になって訂正がありました。なんたるお粗末。

もうひとつP.S 1日たった27日にまたまた驚くべき事実が・・・。 「2号機地下にたまった水の放射性物質(放射能)の濃度が通常の1000万倍としたヨウ素134の調査は別の放射性物質コバルト56と取り違えた」ことがわかった」。いったいこの会社はどうなってるんでしょう。

きょうの「たかじんのそこまで言って委員会」によれば、東電は単なる運転を請け負っているだけで、原子力行政の本当の責任は保安院にあるとのこと。いまテレビで保安院を代表して解説している色黒のおじさんは、じつはTPP担当のお方。保安院の専門家には勤まらなかったため、急遽、ぜんぜん違う職場から呼び寄せたおじさんだそうです。以前、原子力の仕事をされていたようではありますが・・・。

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03/25/2011

どんぐりの木からはえたしいたけ

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いまが生しいたけのシーズンなのでしょうか。
奈良県月ヶ瀬温泉のそばにあるふれあい市場に、分厚くて大きな生しいたけがいっぱい並んでいました。原木に生えるしいたけにもいろいろ種類があって、これは「どんぐりの木からはえたしいたけ」。

写真のような大きなしいたけがいっぱい入ってずっしり重い袋が500円でした。ボリュームがあって、おいしくて・・・なんとも食べがいのあるしいたけでした。

ついでに近くで撮影した見事な梅の姿です。

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03/23/2011

私も郵便局からお見舞いを

昼休みに近くの小さな郵便局に行って、東北関東大震災のお見舞い&義援金を送ってきました。

荷物が送れないので、知人には手紙とお見舞金を封書で。窓口で確認されたのは、「お家は無事ですか? 配達に行ってだれもいない場合、郵便ポストがあればメモを置いてきます。もし配達できない場合、戻ってきますがよろしいでしょうか」。条件付きで引受けてもらいました。

義援金の方は、寄付する方が続々現れるらしく、手書きで口座記号番号や「日本赤十字社東北関東大震災義援金」等の文字を事前に記入した振替用紙が窓口にたくさんおいてありました。(N)

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03/22/2011

東北大、4月末まで休校

今朝の日経新聞に東北大が4月末まで休校との記事が出ていました。HPをみると、学生に帰省勧告がでていることや、学位記授与式(卒業式)が中止になったこと、後期試験を取りやめてセンター試験で判定すること・・・等、異例づくめの対応が書いてありました。

40年前、私が学生だったころ、学生の4分の1が地元宮城県出身者でした。東北地方全県でみればほぼ半分。残り半分が東北以外の出身者。私もはるばる広島から仙台まで出かけたわけですが・・・。現在の出身地分布は知りませんが、家族も含めてかなりの比率で被災者がいることでしょう。
全国から受験のために仙台に行って、震災にあわれた方も少なくないようです。

一刻も早く立ち直って、再び元気な東北の姿を見せてください。(N)

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03/21/2011

勇気をくれる映画「ランウェイ☆ビート」

沈みきった世相を吹き飛ばし、勇気を与えてくれる青春映画です。

ほんのちょっとした勇気が運命を変える・・・見る人を元気にしてくれます、こんな時期にはこんな明るいストーリーがいいですね。

高校2年のメイ(←塚本芽衣。桜庭ななみ)は天才的なデザイン能力をもつ転校生ビート(←溝呂木美糸から。瀬戸康史)と出会います。彼はわがままし放題の超人気モデル・ミキティ(←立花美姫。桐谷美玲)のワンダ(←犬田悟。田中圭)への陰湿ないじめを目撃し、ワンダを大変身させます。

「信じれば、変われる」を実践するビートは、クラスのみんなを引っ張って文化祭のファッションショー実現を目指します。途中、数々の関門が待ち構えていますが、最後は見事に成功させます。

さわやかな瀬戸康史、清楚な桜庭ななみ、カリスマモデルとして活躍中の桐谷美玲、メイの親友役で登場するさんまと大竹しのぶの子・IMALU、2011年のNHK連続テレビ小説にも出演が決まっている田中圭、高校生達のよき理解者として吉瀬美智子等、多彩な俳優陣が出演しています。

映画には2D版と3D版がありますが、3D版がお勧め。後半のファッションショーの部分が3Dに切り替わり、生き生きとした感動シーンになります。昔あった「パートカラー」ならぬ「パート3D」です。
MOVIX堺では3Dの場合、普通料金+400円(以前は300円でした。最近、めがね代として100円上乗せになっています)ですが、この映画の3Dは最後のファッションショーシーンだけですので+100円のみです。(N)

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知人の消息

昨日、宮城県の知人2人の消息を電話で聞きました。

1)大崎市にお住まいの80歳の男性。ご家族みんな無事だそうですが、自宅が壊れて住めないため、夜は隣町の長男宅で過ごしているようです。昼間は壊れた自宅の片付け。電気、ガス、水道がくるようになりましたが、不自由な生活をされています。ガソリンは9時間並んでやっと給油してもらえるというありさま。

この方とは、お互いの親が戦前、横須賀の海軍航空廠に勤務していたころ近所だったという縁だけでいまだに年賀状を交わしています。私が東北大に入学したとき訪問し、その後学生時代に数回お邪魔しただけ。16年前の阪神淡路大震災のとき、芦屋で被災した我が家が堺の新日鉄バレーボール合宿所での避難生活を経て転居した堺市内のアパートに段ボールを送っていただきました。中には、ササニシキ、駄菓子、仙台味噌、笹かま、切り餅、スペアリブや燻製の肉、漬物等の宮城特産品が山のように詰め込まれていました。古川の観光案内も入っていました。こうしたお心遣いに、当時、ずいぶん勇気付けられたものです。

2)学生時代同じ研究室だった1学年下の男性とその奥さん(同じ研究室で働いていた女性)。仙台市中心部の10階建てマンションの10階で被災しました。3年前に建てられた耐震設計のマンションですので建物は大丈夫でしたが、柔構造で揺れは激しかったようです。16年前の我が家と同じく、高価な食器はみんな割れ、景品でもらったようなものが残ったとか。こちらも仙台市北部の職場への通勤に必須のガソリン入手が苦労の種。


義援金をあちこちで受け付けていますね。振替手数料が無料で領収書がそのまま確定申告時の寄付金扱い控除の証明書として使えるのは、郵便局→日本赤十字社のルート。

ケーズ電気とキリン堂に寄ったら「寄付金箱」があったので、お釣りのわずかばかりの小銭を入れてきました。
大阪の電気店から乾電池が見事に姿を消しているのには驚きました。(N)


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もういい加減にして ACJapan

震災以後、テレビコマーシャルが「AC Japan」の独壇場になりました。昨日くらいから普通のコマーシャルも少し顔を出し始めましたが。

震災の悲惨さを放送しているとき、企業のコマーシャルでは都合が悪いからと、マナーアップ等無難な内容になっているのでしょうが、同じ内容を続けて繰り返し見せられたあげく、5分か10分後にまた同じものが流れます。

1時間にこれでもかこれでもかと10回も20回も見せられれば嫌になってしまいます。電力不足が現実になっているというのにまったく無駄な放送です。これなら普通のコマーシャルを見せられるほうがましです。

登場する赤星さんや仁科亜季子さんもお気の毒。多くの視聴者が「もういい加減にしてくれ」と反感を持って見ているのでは? テレビ局の人は、あれで視聴者が喜んでいると思っているのかしらん。(N)

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03/19/2011

「てっぱん」再開

きょう19日からNHK連続テレビ小説「てっぱん」が再開しました。
冒頭、あかりちゃん(瀧本美織さん)とおばあちゃん(富司純子さん)の被災者へのお見舞いと応援のビデオメッセージが流れました。

放送開始からずっと週間視聴率ほぼ10位をキープし続けて好調だった「てっぱん」もあとわずか。東日本大地震により3月12日から18日まで放送を休止していたため、最終回は4月2日までずれ込みます。新年度の「おひさま」の放送開始は4月4日から。

3日間、ISO審査のため東京から来ていただいていた審査員の先生も「あかりちゃんのような元気な女の子が好き。家内ともどもあのドラマのファン」とおっしゃっていました。
あす日曜日に先週分?をまとめて放送するようですね。

きょうのシーンから。

(きん兄=あかりの兄=の のぞみ=京野ことみ=への告白「あなたとおなかの子供を幸せにしたい」のあと)
部屋に戻ろうとしているのぞみが、おばあちゃんに「親切も度が過ぎると毒ですね」
おばあちゃん「幸せなこっちゃがな。あんたとおなかの子供を幸せにしようという人が二人も現れたんや」

(マラソンに優勝したら「お前に伝えたいことがある」と言っていた滝沢が何も言わないので)
あかり「何にも聞いとらん。うち聞きたい」
滝沢「忘れた。お前には大阪の店があるやろ」
あかり「答えになっとらん」
滝沢「・・・ おれのそばにおってくれ」

さて、そろそろ結末が見えてきましたね。(N)

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03/18/2011

柴田トヨさんの「激励の詩」

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初の詩集「くじけないで」が150万部のベストセラーになっている99歳の柴田トヨさんが、3月18日付産経新聞朝刊1面に被災者を激励する詩を寄せています。
宇都宮で1人暮らしをしているトヨさん自身も震度6強の地震に見舞われたそうです。

最近私は、毎晩、詩集「くじけないで」の中から1編を読んで、元気をもらってから眠りについています。さわやかな気持ちで朝を迎えることができます。 (N)

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野村正樹先生のご冥福をお祈りいたします

サントリー社員を経て、推理小説やビジネス書で活躍された作家・野村正樹氏が3月13日午後3時32分、肺がんのためお亡くなりになりました。

私が知研関西セミナーに初めて参加したのは、野村正樹氏の講演会でした。ちょうど阪神淡路大震災の年です。その後、何回も知研セミナーでお話を伺いました。人なつっこい先生の人柄や話し方は印象的で忘れられません。阪神大震災の年に初めてお会いし、東日本大地震の直後にひっそりお亡くなりになった先生・・・。

サラリーマン生活を経て、作家になられただけに、経験に裏打ちされた多くのビジネス書には人気がありました。常にいろんな題材を発掘しながら、ユニークな複数の視点から人生を開拓していかれる姿勢にも共感を覚えました。

毎年、年賀状もいただいていました。まだ66歳6ヶ月ですから、これからますますご活躍されるものとばかり思っていました。残念です。謹んで先生のご冥福をお祈りいたします。

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03/11/2011

地震お見舞い申し上げます

きょう14時46分ごろ、大阪でも地震を感じました。震度3ですが、ゆらゆらといつまでも続く揺れに気分がわるくなり、ついにみんな建物から脱出、寒い戸外に避難しました。

揺れがおさまって建物内に戻り、インターネットの地震速報を見てびっくり。なんと遥かかなた、三陸で起きた地震ではありませんか。こんな地震は初めての経験です。阪神淡路大地震のとき、半壊扱いになった30階建てマンションで経験したのは突然突き上げるように襲ってきた地震。今回は長々と続く長周期の揺れで、まったく異質のものでした。

名取川の河口から上流に向かって、黒い波が家や畑を飲み込んでいく映像は、大自然の怖さを思い知らせてくれました。先ほどフジテレビ系で「大船渡から初の映像」との解説付で繰り返し流していた「津波が集落を根こそぎ海に引き込んでいく」様子には息をのみました。

東京の方は、きょうご自宅に帰れない方が少なくないでしょうね。またまだ余震が続くでしょうから、お体を大切になさってください。あらためてお見舞い申し上げます。

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03/09/2011

信号の色、けさのTVおかしいんじゃ?

今朝のよみうりテレビで「信号の色は緑色なのにどうして青というのか」を取り上げて解説していました。これってずいぶん以前の話をもとにしていません?

だって、昔はたしかに信号の色は「赤、黄、青」といいながら実際は「赤、黄、緑」でした。しかし、「緑」なのに「青」はおかしいということで、その後、「緑」から「青」に変わったはず。もっとも当時は青といってもフィルターでも使っていたのでしょうが完全に青ではありませんでした。しかし、現在はLEDに変わって本当に真っ青になりました。

事実、私が毎日通勤に使っている道路に「緑」の信号はひとつもありません。すべて完全な「青」になっています。なぜこんな変な話題を取り上げるのだろうと思って、検索すると番組でしゃべっていたとおりのことを書いたサイトがありました。

大阪市内に緑の信号ってまだあるのかあ。解説していた森アナウンサーも大阪に住んでいるはずだけど。

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03/08/2011

年金の掛金を払わなかったら

辛坊治郎さんの読売テレビ朝の番組を見ていたら、「25歳から29歳の若者のうち年金の掛金を払っていない人が半分いる」そうです。最近、「若者が年金をもらう頃には年金が破たんする」とか、「掛金よりもらう額が少ない」とか言われるためでしょう。

しかし、基礎年金の半分は税金です。掛金を払わなければ、税金分ももらえません。

もうひとつ、私たちは将来とも健康で働けるとは限りませんね。万一、障害者になって収入が途絶えた場合、年金の掛金を払っていれば、障害年金がもらえます。掛金を払っていなければ資格はありません。いま現在だけの損得勘定で判断すると、将来に禍根を残すことにもなりかねません。

以前、旦那さんが死亡して収入が途絶えた女性が、年金の掛金をきちんと払っていたおかげで遺族年金がもらえ、子供さんを立派に育てることができた話を聞いたことがあります。年金は、保険にもなるということですね。とかく忘れがちな視点です。

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03/06/2011

京大不正入試

京大等の入試不正事件はどうやら仙台の予備校生の単独犯行で落ち着きそうです。
専門家等の見立ては大はずれ。「一人でできることではない」「問題をスキャンして外部の仲間に伝えて・・・」「特殊な機器を利用したのでは」といった推測はみんな外れました。

マスコミに引っ張りだこだった某ITジャーナリストは、「イヤフォン付マイクで問題文を読み取って外部の協力者に流した」「ハンドルは逆から読んで<行くぜCAI>だ」と言っていたそうですが、笑ってしまいます。専門家と称する連中の意見は参考になりません。

取材競争のあまり、あせって大誤報をしたのが産経新聞夕刊(大阪本社のみ発行)とWebのMSN産経ニュース。3月2日付夕刊の誤報「東京の2高校生関与」を翌日朝刊でどう説明するのかと思っていたら、「東京の高校生2人が関与していたとみられていたが、府警はNTTドコモから情報提供を受けるなどしてさらに捜査を進めたところ、この予備校生が浮上した」と苦しい言い訳。 もっとも夕刊のない東京でも通用する文章を出稿したのかもしれませんが・・・

さすがに批判が多かったと見え、3月5日付夕刊11面(社会面)に夕刊編集長・竹田徹氏の署名入り3段抜きの謝罪記事(51行)を掲載しました(我が家に配達された5版による)。Web版の文章とは少し違う部分もあります。

11行目に「誤報になってしまいました。読者の皆様にお詫びします」。続いて記者の取材内容と誤報記事が掲載されたいきさつを24行にわたって説明した後、読者から多くのお叱りの電話やメールをいただいたこと、さらに「新聞社にとって、この誤報は痛恨の極みです。・・・今回の件を教訓として今後に生かしたいと思います」と結んでいます。

3段抜き、51行というのは誤報の謝罪にしては異例の長さでは? 事情はよくわかりましたが、間違わないようしっかり頼んまっせ!

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芥川賞2作品

平成22年度下半期の芥川賞受賞作は2作品。先月読みましたが感想を書いてなかったので遅まきながら一言。

「きことわ」の朝吹真理子さんの大叔母・朝吹 登水子(あさぶき とみこ、1917年2月27日 - 2005年9月2日)さんは、日本のフランス文学者、随筆家として有名でした。フランソワーズ・サガンの『悲しみよこんにちは』の翻訳等で知られます。

「きことわ」は審査員の大半が絶賛したという作品です。「時間の処理の技術に長けている」(島田雅彦)、「触覚、味覚、聴覚、嗅覚、そして視覚を間断なく刺激する作品だ。この受感の鋭さは天性の資質だ。感覚で摑まえたものを物や事象に置き換え、そこに時間の濃淡や歪を加えて、極彩色の絵画を描いてみせた」(高樹のぶ子)といった具合。

ただ、私は「いささか冗漫、退屈の感が否めなかった」(石原慎太郎)という意見に近く、もう一方の受賞作「苦役列車」の方がおもしろかったのですが・・・

さて、朝吹真理子さんの華麗な生い立ちや人脈と対照的に、西村賢太氏は中卒、超底辺で借金地獄にあえいで生きてきた経歴の方です。「苦役列車」は自分の体験を小説にした私小説。それだけにリアリティに満ちており、読ませるなにかがあります。

内容には立ち入りませんので、興味をお持ちの方は書店でどうぞ。(月刊「文芸春秋」3月号に全文収録されています。特別定価 860円)

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03/05/2011

スイセンを見に

大阪にもスイセンのが咲きほこる場所があると聞いてさっそく出かけてきました。
段々畑に育った5万本のスイセンがいま真っ盛り。清らかな花がすがすがしい気持ちにさせてくれました。

場所は、楠木正成生誕の地として有名な「大阪府千早赤阪村」。大阪府で唯一の村です。村のあちこちに「一冊の絵本のような村」というキャッチフレーズが掲げてありましたが、わかったようなわからないような・・・

スイセンの丘は、「くすのきホール」や「道の駅ちはやあかさか」から歩いてすぐ。丘の上には奉建塔があります。「大楠公600年祭記念塔」として、1940年(昭和15年)5月に完成した塔だそうです。上赤坂城の出城跡に建設されています。塔の高さは正成が43歳の時に湊川で自害した年齢にちなみ43尺(約13m)。

ところで、スイセン畑の由来を、テントを張って湯茶の接待や地元名産品を売っている女性に聞きました。「楠公を顕彰する地元の人たちがスイセンを植え、世話をしています。今年はちょっと密集しすぎですね」。

スイセン(水仙)の花言葉は、「神秘、うぬぼれ、我欲、利己主義、自己愛、自尊心」。
学名Narcissusの話は有名ですね。Wikipediaにはこう書いてあります。

「Narcissusという学名は、ギリシャ神話に登場する美少年ナルキッソスに由来する。神話によると、ナルキッソスは、その美しさにさまざまな相手から言い寄られたものの、高慢にはねつけ恨みを買った。ついには、そんな彼への呪いを聞き入れた復讐の女神ネメシスにより、水鏡に映った自分自身に恋してしまった。水面の中の像は、ナルキッソスの想いに決して応えることはなく、彼はそのまま憔悴して死ぬ。そして、その体は水辺でうつむきがちに咲くスイセンに変わった、というものである。だからこそスイセンは水辺であたかも自分の姿を覗き込むかの様に咲くのである」。

ところでスイセンが猛毒であることを知り、ちょっとびっくり。なんと致死量は10gだそうです。美しいものには毒がある?


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いっちょかみ

3月4日のNHK朝どら「てっぱん」で藤純子に竜雷太が言った言葉。「いっちょかみやなあ」。

なんのことかわからず調べると・・・大阪弁で「一丁噛み。何にでも口をはさむ人、何にでも首を突っ込んでくる人、またその行為。あいついっちょかみや。いっちょかみしてきよった。  」。

初めて聞いた言葉です。大阪に住み始めて、17年、まだまだ知らない言葉が出てきます。

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03/01/2011

高速道路の通行止めは・・・

きょう三重に行こうと思っていたところ、2月28日から3月12日まで集中工事のため、6~20時まで片側通行、20時から6時までは全面通行止めとのこと。初日の昨日は朝7時に8kmも渋滞したと聞き、「行くのやーめた」。

NEXCO西日本のHPを見たら去年も3月1日から20日まで集中工事のため通行規制をしています。毎年やってるんだ・・・。

ところで「20時から通行止め」の規制はどのように実施するのでしょうか。20時ちょうどに対象区間の両端ゲートを閉めて手前から走ってきた車もすべて一般道に追い出すのか、30分くらい前から侵入規制をしながら対象区間からすべて車がいなくなった後、工事を始めるのか・・・。

早朝出発し、運よく渋滞に引っ掛からず三重に到着して仕事をしている知人に電話で「20時ごろちょうど規制に引っ掛かるよう帰って、どうやって規制を始めるのか体験したことを教えて」と言うと、「そんな実験はごめんこうむる! 和歌山の自宅まで帰らなければならないのに、高速の途中で走れなくなったら大変だ。帰りは西名阪自動車道でなく一般道にするよ」。

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