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05/04/2011

ウメサオ タダオ展(3)

退官記念講演の続きです。

日本の法律では、都市公園内に研究施設を作ることが禁じられているそうです。許されるのは陳列場。ですから名前に「研究」が入っていてはまずい。そこで当初案に含まれていた「研究」と「学」の文字から「研究」を除いて「学」だけ残すくことに。「研究とは何か、ケンケンガクガク(研・学)の議論を経て決めた」。本来なら「カンカンガクク」でしょうが、それではしゃれにならないため、あえてケンケンガクガクとおっしゃったのでしょう。梅棹・佐々木両先生のお二人がいかにも懐かしそうにお話になっていました。もちろん、できてしまえば超一流の世界的な研究施設に変身です。

「大学以上の研究成果をあげているのに、大学しか学位を与えられないのはおかしい」。文部省はきまりだからと頑として認めようとしません。梅棹先生は、「それなら国内の同様な施設が集まって大学院大学を作ってしまおう」と決断されます。ということで、いまの民博は博士課程のみの大学院大学でもあります。ホームページによれば「(民博は)大学院後期課程(博士課程)のみの大学院大学である、総合研究大学院大学 文化科学研究科の地域文化学専攻と比較文化学専攻が設けられています」。(N)

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