« 大阪天王寺の新名所 Q’s MALL | Main | 続・ウメサオタダオ展(1) »

05/08/2011

ウメサオ タダオ展(9)

9回にわたって「ウメサオ タダオ展」を連載してきましたが、詳細な記録をとっていたわけではありません。誤解や間違いがあればごめんなさい。興味のある方は会場まで足をお運びになって、ぜひ実物に接してください。

最後に、展示物の中で特に印象に残ったものをいくつか・・・


Sp1010916_2
「ウイルソンの霧箱」です。梅棹先生は「みえる化」を半世紀も前から主張されています。その例として、見えない宇宙線を可視化するウィルソンの霧箱を紹介しています。展示されている装置は、小長谷先生が大阪市立大から借りてこられたもの。当時、梅棹先生は大阪市立大に勤務されていましたから、これを見て見えないものを見えるようにすることの大切さを痛感されたのでしょう。

Sp1010919_2
「コンニャク情報論」。小中学生にもっとも人気のある展示品だそうです。<コンニャクに栄養はないが、それなりの味覚はあるし満腹感も味わえる。情報も同じで別になにかの役には立たなくても、それはそれでよろしい。世の中には、なにもならない情報が無数にある、それでいい>。
ちなみにここに展示してあるコンニャクは特注品だそうです。「お店にはおでん用に切った小さいものしかなかったので」(小長谷先生)。

P1010907_2

「知的生産の技術」に出てくるこざね法です。先生は、アイディアを書いた紙切れをよろいのようにつなげて文章化の準備をされていました。

P1010911_2

検閲を逃れて日本に持ち帰るため、地図をばらばらに分解し、裏に精密な動物画を描いています。

P1010912_2

これも検閲を逃れるための工夫です。モンゴルの実態調査報告書に、動物の学術的研究といった表題をつけて偽装しています。

P1010920_2

太陽の塔に似た数千年前の遺物です。これを見せられた岡本太郎さんが、「おれの作品(太陽の塔)は数千年前にまねされている」と威張ったそうです。(N)

|

« 大阪天王寺の新名所 Q’s MALL | Main | 続・ウメサオタダオ展(1) »