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05/04/2011

ウメサオ タダオ展(2)

「梅棹忠夫館長退官記念講演会」(ビデオ)は、佐々木高明館長(当時)との対談でした。梅棹先生が72歳のときです。この中で面白い話がいろいろ出てきますが、そのひとつが民族学博物館設立に向けて本格的に動き始めたころのエピソード。

関西にしか親戚もいない先生が東京の文部省の一室にできた準備室で働かなければならなくなりました。東京の知り合いといえば、東大の中根千枝教授くらい。社会人類学者として有名な東大初の女性教授ですね。そこで中根先生の自宅に寄留させてもらおうということになったものの、「京大梅棹教授、東大中根教授と同棲」なんてマスコミに騒がれては大変と、結局取りやめになったそうです。そんなお話を梅棹先生と佐々木先生が笑いながら紹介されていました。退官記念講演としてはちょっと異例の内容だったでしょうね。

先生の茶目っ気発揮というところでしょうか。

写真は順に「日本庭園入り口方面から国立民族学博物館を望む(正面玄関は右手奥)」、「先生直筆のスケッチ」、「執務机(失明されたので執筆活動には使われていないそうです。ご利益があるかもしれませんので座ってもいいですよ、と小長谷先生がおっしゃっていましたが、誰も座りませんでした。畏れ多くて?)」

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