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06/26/2011

続・ウメサオタダオ展(5)

産経新聞6月16日付「越境精神 梅棹忠夫の残したもの」第5回。見出しは「リーダーとフォロワー/信頼しつつ依存しない」。

今西錦司のもとで探検の経験をつんだ梅棹先生ですが、今西派として一括して扱われることは先生の望むところではなかった、と意外な事実が書かれています。

今西、梅棹の間には学問上の亀裂さえありました。動物の群れに人がつきしたがって遊牧が始まった、という共有のアイデアを今西がいち早く披露したからです。

このあと、今西は宮崎・都井岬のウマそしてサル(垂直的な構造)へ、梅棹はオタマジャクシ(水平的な構造)へと研究対象が分かれます。

偉大なリーダーのもとに育ち、その傘下から抜けだすことによって別天地を開拓した梅棹先生。

ウメサオタダオ展で小長谷教授(ツアーガイドをされていた)から、内モンゴルでの家畜の群れの研究、その後の今西先生との亀裂、二人の研究方向の違い等をお伺いしていましたが、この記事で背景がよくわかりました。

今回の締めくくりは、「現在は、突出したリーダーが社会を牽引していくというよりは、フラットな社会。その中での新しいフォロワーシップが求められている」。(N)

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