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08/28/2011

続・ウメサオタダオ展(12)

産経新聞8月4日付け「越境精神 梅棹忠夫の残したもの」第12回は「山と探検文学賞/リスクを回避する探検」。

今年、「梅棹忠夫・山と探検文学賞」の第1回受賞作品が角幡(かくはた)唯介(ゆうすけ)さんの「空白の5マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む」に決まりました。チベットにある世界最大の峡谷にある未踏査地を単独で歩いた記録です。

角幡さんは「探検と冒険は同義で、どちらも純粋だが、書くことを前提としている自分の行為は純粋ではない」、と書いているそうです。小長谷教授は「梅棹なら、行きたい、見たい、知りたいという衝動と同じくらい、書きたい、伝えたいという衝動があることを、きわめて純粋に愛でたのではないか」と書いています。

さらに「ただし、むしろ、冒険と探検の違いにはこだわった。リスクを犯すことにしびれるのではなく、リスクを事前に回避する知的営みを重視した」と指摘しています。

今回の挿絵は、梅棹先生が15歳のとき縦走してスケッチブック9ページにわたってパノラマで描いた紀伊の山並み。(N)

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