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08/28/2011

神様のカルテ

2010年度本屋大賞第2位「神様のカルテ」の映画化作品を見ました。

夏目漱石の小説風やりとりが展開されるなんとなくユニークな展開の中に、若い医者が人間として悩み、成長していく姿をつづる心温まる感動ストーリーです。

舞台は信州松本。民間の緊急病院で働く栗原青年内科医一止(イチト:櫻井翔)が友人、同僚、上司、患者、妻 榛名(ハルナ:宮崎あおい)の支えで、一人の人間、医師として生きていく姿を描きます。
松本城やアルプス、穂高等の景色が美しいですね。

末期ガン患者・安曇雪乃(加賀まりこ)の名前は安曇野と雪を連想させます。信濃医大は信州大学医学部。ハルナがお祈りに通っていた神社は、安曇野市三郷の三柱神社。最後の字幕に名前も出てきます。

ラスト近くで流れる辻井伸行さんのピアノ曲にも心が洗われます。松本の撮影現場を訪れ、そのインスピレーションから翌日即興演奏で作り上げた曲だそうです。(N)

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続・ウメサオタダオ展(12)

産経新聞8月4日付け「越境精神 梅棹忠夫の残したもの」第12回は「山と探検文学賞/リスクを回避する探検」。

今年、「梅棹忠夫・山と探検文学賞」の第1回受賞作品が角幡(かくはた)唯介(ゆうすけ)さんの「空白の5マイル チベット、世界最大のツアンポー峡谷に挑む」に決まりました。チベットにある世界最大の峡谷にある未踏査地を単独で歩いた記録です。

角幡さんは「探検と冒険は同義で、どちらも純粋だが、書くことを前提としている自分の行為は純粋ではない」、と書いているそうです。小長谷教授は「梅棹なら、行きたい、見たい、知りたいという衝動と同じくらい、書きたい、伝えたいという衝動があることを、きわめて純粋に愛でたのではないか」と書いています。

さらに「ただし、むしろ、冒険と探検の違いにはこだわった。リスクを犯すことにしびれるのではなく、リスクを事前に回避する知的営みを重視した」と指摘しています。

今回の挿絵は、梅棹先生が15歳のとき縦走してスケッチブック9ページにわたってパノラマで描いた紀伊の山並み。(N)

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08/25/2011

麻生千晶さんの毒舌炸裂

紙面刷新以前のフジサンケイビジネスアイで連載されていた芸能コラムが楽しみだった麻生千晶さん。きょうのMSN産経ニュースで、久しぶりに辛口テレビ評を読みました。テーマは島田伸助騒動。

彼女によれば、「テレビ局は品位と責任が求められるが、伸助は突っ込みと称する<いじり>と<いじめ>を繰り返していた。テレビ局は、彼のような下品な発言で人間の卑しい欲望に応える存在に、視聴率が取れるからと大金を積んできた。しかも出演者やスタッフの選定までしていた。大権力者になり、人の顔や造作、体型まで言うなど全く見苦しかった。しかしテレビ局はひれ伏してきた」。

「テレビ局は、暴力団がらみの不祥事は偉そうに糾弾するが、彼を雇っていた局側の責任は大きい。背景には吉本の巨大な力がある。若手芸人をタダみたいなギャラで出し、彼には高い出演料を払わせ、収支を合わせる」。

「これで多少、テレビ界の風通しがよくなる。テレビ局はまっとうに芸で勝負する人間を使うべきだ」。

と、いつもながらばっさり。相変わらずお元気ですね。(N)

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08/15/2011

青梅の蜂蜜漬けジャム

今年は3kgの青梅と3kgの蜂蜜から青梅の蜂蜜漬けを作りました。水で薄めると真夏を乗り切る健康ジュースとして最適。毎日、おいしく飲んでいます。

ところでお役御免の梅の実のほうは・・・梅蜂蜜付けジャムを作って、朝食のパンにつけて食べます。
昨夜、3時間以上かかって実から種を取り除き、果肉部分を包丁で細かく切り刻みました。3kg分の梅ですからけっこう大変でした。

それを今朝20分ほど弱火で煮込み、ジャムの完成です。焦げ付かないようにかき混ぜていましたので、体中汗だらだら。おかげで、梅の甘酸っぱい味がなんともいえないジャムが、今年も大量にできあがりました。(N)

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08/14/2011

小豆島の黒ゴマそーめん

「香ばしく煎った黒胡麻を素麺に練りこみ、ぷちぷちとした触感と旨みを閉じ込めた」小豆島の手延べそうめんです。夏向きのちょっと風変わりな、おいしいそうめんですね。(N)


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ののの結束

盆休みに新聞や雑誌、書類を整理しようととりかかったのですが、問題は結束の仕方。いつもしっかり固定できず苦労していました。そこで以前、テレビで見た覚えのある「ののの結束」(名前は私が勝手につけたもの)を試みることに。

①床の上に、紐で「の」の字を左から3つ続けて作ります。交差点では上を通します。
②左の「の」を持ち上げて中央の「の」の上にそのまま(裏返したりせずに)移動させます。このとき左の「の」の交差点、中央の「の」の交差点を指で押さえておこなうとうまくいきます。
③重なった「の」を右の「の」の上に②と同様に乗せます。
④3つの「の」の真ん中の空間に新聞や雑誌の束を入れます。
⑤紐の両端を左右に引っ張って、しっかり固定します。
⑥紐を180度逆方向に引っ張れば、硬く締まった新聞、雑誌の束が完成です。

簡単な図解は次のとおりです。(N)


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08/13/2011

続・ウメサオタダオ展(10)

産経新聞朝刊7月21日付「越境精神 梅棹忠夫の残したもの」第10回は、「65歳 突然の失明/訓練で獲得した文才」。

梅棹先生が突然失明されたのは65歳の時でした。その後、3年の間に40冊もの本を著わされています。すべて口述筆記によるものです。その後、先生の講演や対談は何回もお伺いしましたが、記憶力抜群の頭脳には驚きました。目が見えなくてもあれだけ多くの著作をものにされた理由のひとつでしょう。

ただ意外なことに、小長谷教授によれば、「梅棹は総じて、どちらかといえば遅筆のほうだった」そうです。岩波の「知的生産の技術」担当編集者は、水洗便所の使い方を来客にひらがな2行で示すために苦悶していた先生のことを記しています。

同記事には、梅棹アーカイブズに残された20歳のころ、初めて和歌に挑戦したときのようすが紹介されています。まったく字余りでとても和歌といえる代物ではありません。ウメサオタダオ展のとき、小長谷先生は端末にこの文章を表示して、笑いながら紹介されていました。まん前で聞いていた糸井重里さんも「なるほど、これはひどい和歌ですなあ」と相槌を打たれていたのが印象的でした。

今回の記事の締めくくりは、「型にはまらず、型を破る。それでも、型があることを否定せず、己の訓練にいそしんだのだった」。先生の偉大さを象徴するような記述ですね。(N)

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岡山の桃はなぜ白い?

岡山から取り寄せた甘くておいしい白桃を食べながら、「よその桃はピンクなのに、どうして岡山の桃は白いのだろう?」。調べると・・・

岡山育ちの人は、桃太郎の絵本を見ながら「なぜこの桃はピンク色なのだろう?」と不思議に思うそうです。岡山の人は、桃は白色だと思っているから。なぜなら岡山の桃は昔から白かった・・・

岡山独特の栽培方法で作られる品種「白桃」は、実の白さとやわらかさが特徴です。

桃は、明治時代に中国・アメリカから日本に導入され、岡山には明治6年に初めて「樽屋桃」、明治8年に中国から改良された「上海水蜜」・「天津水蜜」・「幡桃」の3品種が植えられました。その後、熱心な改良・開発を続け、昭和34年に「白桃」が誕生。

白肌を作るために、果実がピンポン玉くらいの時に一つひとつ手作業で袋をかけ、直射日光を浴びず、雨風・虫などから守って 透き通るように白くてなめらかな口当たりの美人桃を栽培しているそうです。(N)

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08/10/2011

東京と大阪のセミは鳴き声が違う

何日か前、よみうりテレビで辛坊さんが解説していた話です。

東京と大阪で録画したセミの鳴き声を放送していましたが、確かに違う。
東京はいろいろなセミの混声合唱ですが、大阪はもっぱらクマゼミの鳴き声。

というのも大阪では、昔とちがってアブラゼミが激減し、クマゼミが圧倒的に多くなっているそうです。

その理由として考えられるのが・・・

1.鳥に追いかけられてすばらく逃げられるのはクマゼミ。一方、アブラゼミは遠くまで逃げられないため鳥の餌食になってしまう。

2.東京と違って大阪はバブル期に緑が減り、アブラゼミが逃げ込める木々が少なくなった。

本当かなあ。でも確かに大阪にクマゼミが多いことは確かです。昔、広島で子供のころアブラゼミが圧倒的に多かったのですが・・・(N)

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08/07/2011

セミは深夜に鳴く 

夜が明けて早朝からセミの鳴き声がうるさいのですが、昨夜、意外なことに気がつきました。午前1時過ぎという深夜なのに、なんとセミが鳴いていたのです。

「深夜に鳴くセミっていったい?」と思って調べると、ちゃんとこういう疑問に答えてくれるサイトを見つけました。

http://www.excite.co.jp/News/bit/00091124178738.html?_p=1
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セミが鳴く時間帯は、種類によって異なります。温度や日の照り具合や湿度などが影響します。ヒグラシは朝夕、ミンミンゼミは午前、ニイニイゼミは朝から夕方、アブラゼミは午後など。そして夜は休息します。

多摩動物公園に問い合わせたところ、
「街灯などがあると、夜でもセミが鳴くことがあります。また、気温が25℃以上になっていると、やはり夜でも鳴くことがあります」。
「それは昼間とカン違いしているということですか?」と聞いてみると「そうだと思います」との答え。

東京に生息しているセミは、コエゾゼミ、エゾゼミ、アカエゾゼミ、クマゼミ、ミンミンゼミ、アブラゼミ、ニイニイゼミ、ツクツクボウシ、オガサワラツクツクボウシ、ハルゼミ、エゾハルゼミ、ヒメハルゼミ、ヒグラシの13種。オガサワラツクツクボウシは小笠原諸島の固有種なので、本土では12種となる。
この中で、主に夜中にカン違いをおこして鳴くのは、都心に生息数が多いアブラゼミ、ミンミンゼミ、ニイニイゼミなのだそうだ。
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ここは大阪市内ですが、確かに大阪のセミも深夜に鳴いています。(N)

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08/06/2011

続・ウメサオタダオ展(11)

産経新聞朝刊7月28日付「越境精神 梅棹忠夫の残したもの」第11回は、「未来のウメサオたちへ/挑戦する領域は無限」。

先生は晩年失明され、1997年のモンゴル訪問が失明後初の、そして人生最後の外国旅行になったそうです。国内では2003年、世界宇宙飛行士会議の基調講演のための東京行きが最後でした。翌年の春、肺がん、続いて胃がんの手術をされ、遠出ができなくなったためです。

宇宙飛行士への講演は「地球探検家から宇宙探検家へ」でした。

筆者小長谷教授の言葉です。「未来のウメサオタダオたちはどこで生まれるだろうか。彼ら彼女らをはぐくむ揺りかごはどんな探検だろうか」。(N)

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続・ウメサオタダオ展(9)

産経新聞7月14日付朝刊の「越境精神 梅棹忠夫の残したもの」第9回は、「日本人への課題/異文化への共感と敬意」。
先生が40年以上も前に、人類の未来について憂慮するとともに、一方、日本あるいは日本人の未来について2つの課題「発信不能症」と「純粋培養文明」を懸念されていたことが取り上げられています。

すなわち、
・科学は罪深いものであり、進歩の向きを変えたほうがいい。
・世界には、自己主張が強く、ときには情報アグレッシブともいえる文明もある。日本のように控えめすぎると国際的に理解されない。
・諸外国はみな民族問題で悩み抜いて、経験を積んでいるにもかかわらず、日本には免疫がまったくできていないまま21世紀に突入する。

筆者の小長谷教授は、「多様な考え方を愛でることによって、わたしたちの弱点は自然に克服されて、人類の未来を描きやすくなる」と締めくくっています。

民族学や文化人類学の目指すものがよくわかる説明です。(N)

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8月6日 

今朝のNHKは、広島から平和式典を中継していました。66年前ですか。私は戦後生まれですが、高校の同級生には胎内被爆した子もいました。

昨夜、読売テレビは「終戦記念スペシャルドラマ/この世界の片隅に」を放送していました。こうの史代さんのコミックを実写化した傑作です。数年前に原作を読み、反戦を意識させない反戦物語というユニークな作風に驚いたものです。戦火の広島、呉を舞台に、初恋・結婚・家族の絆をもとに新妻の小さな幸福をたんたんと描きます。
広島弁の正確さと当時の広島の世相風*俗を詳細に調査してたんねんに描いていることにも驚きました。
ドラマは、北川景子、小出恵介・優香・速水もとみち・りょう・篠田三郎・市毛良枝さんが好演していました。

NHK「おひさま」の陽子に日向子ちゃん誕生。私より2ヶ月ほど早く生まれた女の子。私の両親も生きていくのがやっとの時代に、苦労しながら育ててくれたんだろうなと、ちょっぴり感傷的に。第二の人生に踏み出す陽子のこれからは?

終戦記念日も、もうすぐですね。(N)

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XバンドMPレーダーはすばらしい

昨日午後3時ごろ、急に大雨が降ってきたのでXバンドMPレーダーの画像をのぞいてみました。
まさに1時間50~100mmの降雨圏にすっぽり入っています。
雲が西から東に移動していれば、かなり長時間続きそう。と思って空を見上げると雲は南から北に流れています。「これなら雨はすぐ止みそう」と思ったとおりになりました。

先月から公開の始まったXバンドMPレーダーの威力はすごいですね。
従来のCバンドレーダーに比べ観測の時間間隔が5分から1分に、距離が1kmから250mになり、リアルタイムできめ細かな雨量情報を提供してくれます。

図1
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図2
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ところで拡大図をVISTAでみると、雨量表示された着色地域の地名が消えて見えません(図2)。XPでみるとちゃんと見えます(図3)。どうして? どこの設定を変えれば見えるのでしょうか?

図3
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