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09/23/2011

続・ウメサオタダオ展(14)

産経新聞8月18日付「越境精神 梅棹忠夫の残したもの」第14回は、ベンゼン核と吉良竜夫/切磋琢磨しあう盟友」。

今回は、昭和16年頃、学術探検家を志す学生6人が今西錦司をリーダーに引っ張り出して作ったグループ「ベンゼン核」の一人、吉良竜夫氏と梅棹先生の話です。同グループは京大6人衆で、理学部の動物学(梅棹)・地質学・地球物理学、文学部の地理学(川喜田二郎)、農学部の農学と学際的な友達の集まりでした。

梅棹先生と吉良氏は、互いに敬意を持って背差琢磨しあう友人だったとのことです。梅棹先生の「文明の生態史観」は、ユーラシアを生態学的に類型化して捉える考え方に基づいていますが、「これはそもそも今西の主催する共同研究会で、川喜田が発案し、吉良が緻密に計算して地図に描いた成果を会得した結果の発想であった」。

小長谷教授の締めくくりの言葉は、「人との出会いが人を作っている」。(N)


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