« 今年もe-Taxで確定申告 | Main | 出版社の従業員数 »

02/11/2012

「運命の人」をめぐる大騒動  

視聴率伸び悩みが話題になっているのはNHK「平清盛」だけではありません。TBS「運命の人」も期待を裏切る低調ぶりです。

ところで今朝の産経抄が、「運命の人」のモデルのひとり渡辺恒雄氏が「サンデー毎日」に怒りの文章を寄稿していると伝えています。原作は昭和47年、沖縄返還時の密約をスクープした毎日新聞西山太吉記者の実話をもとにした山崎豊子さんの小説。同記者が外務省の女性事務官と情を通じて不法に極秘文書を入手していたことが明らかになり、大上段に構えて「知る権利」キャンペーンを張っていた毎日新聞が苦境に陥り、読者離れにより新旧分離方式による会社再建へ向かうきっかけのひとつになった大事件です。

ドラマの中で、社の壁を越えて逮捕された西山記者を助けようと活躍するのが、読売新聞の渡辺恒雄記者(現 主筆)。モデルになったご本人が我慢ならぬと怒っているのは、田中角栄首相から接待され、現金をもらう「下等たかり記者」として扱われていること。産経抄によれば、「確かに渡辺氏は、田中氏とさほど親しくはなく、怒るのも無理はない」。情報源をばらした現衆院議長横路孝弘氏も、昔の失態を改めて公にされ、いい気持ちはしないでしょう。

こういうモデル小説は、どこからどこまで事実かわからないだけに始末が悪い。容易にモデルがわかってしまうだけに、不本意な描写をされている場合、我慢ならないのもわかる気がします。

|

« 今年もe-Taxで確定申告 | Main | 出版社の従業員数 »