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02/21/2012

映画「はやぶさ 遥かなる帰還

「はやぶさ」をテーマにした映画は4本。第1弾は昨年5月に公開された角川映画のドキュメンタリー「はやぶさ  HAYABUSA BACK TO THE EARTH」。プラネタリウム用CGアニメの手直しだったそうですが、これは見ていないのでパス。

次は10月に公開された竹内結子・西田敏行の「はやぶさ HAYABUSA」。制作は20世紀フォックス、角川、毎日新聞、電通等。JAXA女性広報員(竹内)の視点から描いた映画です。専門語をわかりやすく解説したり、子供にもわかる絵本を作ったり、はやぶさを擬人化したりと、誰でも理解できるよう工夫していました。

今回の第3弾「はやぶさ 遥かなる帰還」は、東映、住友商事、朝日新聞等の制作。原作は山根一眞。プロジェクトリーダーの渡辺謙やイオンエンジンの江口洋介(JAXA)、吉岡秀隆(NEC)の苦闘を朝日新聞科学部記者夏川結衣とそ
の実父ではやぶさのターゲットマーカーやカプセルを試作した町工場のおやじさん山崎勉をからめて描きます。次々遭遇するトラブルに悩み、一つずつ乗り越えていく様子が克明に描かれています。イオンエンジンの回路変更について、「リスクが大きい。民間企業として賛成できない」とNECの技術者が猛反対した様子などこれまで知らなかったエピソードも出てきました。朝日新聞記者の話はフィクションでしょうが・・・。渡辺謙がさかんにかりんとうを食べているのは、モデルになった川口淳一郎教授の実像なのでしょうね。

リーダーとしてのあるべき姿、マネジメントとは何か、目標達成に向けてあきらめないで最後まで努力することがいかに大切か等・・・偉大な教訓があふれています。実話だけに、元気を失っている日本人必見の映画でしょう。

 最後の第4弾は3月10日公開の松竹系「おかえり、はやぶさ」。エンジニア助手役の藤原竜也が主人公ですね。さて、どんな映画に仕上がるでしょうか。

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