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05/01/2012

大坂の陣と大坂城・四天王寺・住吉大社の建築

20120501


近世初期の大坂を代表する建造物、大坂城・四天王寺・住吉大社を取り上げ、大坂の陣前後の動向を探る展覧会が「大阪くらしの今昔館」で開催されています。
大工棟梁・中井大和守の資料です。大半は初公開。
面白いのは城や寺院等の設計、建築にあたって、大工の棟梁と徳川や豊臣の武将たちが緊密に書状を取り交わし、進捗状況を知らせあっていたこと。そんな書状が図面とともにずらり並んでいます。
大坂の陣のきっかけとなった方向寺大仏殿の絵図や四天王寺、住吉大社の図面や屏風も展示されています。
初めて見たのが、徳川家の砲術師が書いた砲術の秘伝書。金銀を用いた豪華な装丁、狩野派の絵師による色彩豊かな射撃姿勢図。馬上から、舟から、あるいは立って射撃するときの詳細を描いてあります。しかも撃ち方の要領を明確に示すため、ふんどしひとつの裸姿で描いてあるのには驚きました。
建築物の図面は、平面図だけでなく、起こし絵図という立体的な絵図も使われていたことを知りました。

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