« マイセン磁器の300年(5) カメオのようなマイセンも | Main | 竜馬50年(1)産経が単行本をを出さなかったわけ »

06/15/2012

マイセン磁器の300年(4) マイセンの思い出

1990年10月、東西ドイツが再統一されたとき、日本の優れた鉄を売り込もうと東ドイツ各地を回ったことがあります。ドレスデンからベルリンまでアウトバーンを通って移動しました。休憩を兼ねて、途中、日本の有田と姉妹都市になっているマイセンの陶磁器製造所、陶磁器博物館(今回の展示は、ここから持ってきたもの)に寄りました。
マイセン磁器の絵柄、色彩のすばらしさに感嘆の声をあげ続け、感激のあまりボーとしていた私たちを、現実の世界に引き戻したのが、東ドイツの国産車トラバントの排気ガス。当時、東ドイツに公害規制はありませんでした。しかも嫌な臭いを撒き散らすトラバントの車体はなんと紙製。駐車していた車体をそっとたたくと、ボテッという音がしました。しかもこの車のガソリンタンクは運転席のまん前。まるで魚雷を抱えて高速を突っ走っているようなもの、ぞっとしました。
その後、大阪に転勤して一緒に仕事をした大学の後輩が学生時代、東ドイツのトラバント製造工場で研修したと聞き、びっくりしました。

|

« マイセン磁器の300年(5) カメオのようなマイセンも | Main | 竜馬50年(1)産経が単行本をを出さなかったわけ »