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09/03/2012

春野恵子さんの浪曲を生で聴いた

NHK大阪ホールで「NHK東西浪曲大会」を観覧してきました。本物の浪曲を生で見るのは初めて。
トップバッターは春野恵子さんの「両国夫婦花火」。以下、菊池まどか「村松三太夫」、国本武春「南部坂雪の別れ」、松浦四郎若「相馬大作 手紙読み」、三原佐和子「母恋あいや節」、京山幸枝若「恋の道成寺 安珍清姫」と続いて約3時間。

初めてですから、「浪曲は落語みたいに座るのでなく、テーブルのマイクに向かって立ったまましゃべる」とか、「浪曲師ごとにカラフルな絵をデザインした自分だけのテーブルかけ5点セットを舞台に持ち込んで熱演する」とかいろいろ発見が・・・。

春野恵子さんは、東大卒。「電波少年」のお笑い芸人坂本ちゃんの家庭教師ケイコ先生として活躍し、その後、浪曲と出会って感銘を受け、大阪の女流第一人者・二代目春野百合子さんに弟子入りしたユニークな美人浪曲師です。まだ新
人なのに、こういう大きな大会に出演するのですから、卓越した才能の持ち主なのでしょう。
菊池まどかさんは、レコード大賞新人賞をとった演歌歌手ですが、もともと浪曲出身だそうです。

一つの物語を節(ふし)と啖呵(たんか)で演じる浪曲。戦前と違ってあまり身近な存在とはいえなくなくなりましたが、今でも根強いファンがたくさんいることを知りました。会場は満員でした。希望して入れたのは半数くらい。
「節は歌う部分で、物語の状況や登場人物の心情を歌詞にしており、啖呵は登場人物を演じてセリフを話す」とwikipediaに書いてあります。浪曲師によって節も啖呵もずいぶん違います。腕の見せ所なのでしょう。初めての浪曲大会は、見るもの、聞くものすべて新鮮でした。

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