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09/24/2012

それはおかしいのでは? 大阪ベストアート展の記事

MSN産経ニュースが、「AKBにも国会にも負けるな?! 美術館でも“総選挙”ブーム」という記事を流しています。現在、大阪市立近代美術館心斎橋展示室で開催中の「ザ゙・大阪ベストアート展」の紹介です。

<見る人の投票で展示作品を決めるリクエスト式の展覧会が相次いで開かれ、注目を集めている。来館者の望み通りの作品が展示されるため、美術館とそのコレクションに親しみが湧くメリットがある一方で、「芸術のランク付けでは」と懸念する意見もある>。

<同展の開催は、大阪市の近代美術館建設計画の推進へ向け、同館のために収集されたコレクションの価値を広く知ってもらおうというのがきっかけ>。

<応募期間中に集まった投票は、当初目標の2倍以上となる2万779票>。

ただ、
<大阪の近代洋画壇を代表する佐伯祐三と小出楢重のうち、佐伯は「郵便配達夫」と「レストラン(オテル・デュ・マルシェ)」「壁」の3点が選ばれたものの、小出の作品はいずれも選に漏れた>。
という結果を「意外だった」と書いてるのは、ちょっとおかしいかもしれません。というのは、投票期間中に近代美術館は、目玉企画「佐伯祐三展」を開催し、大変な人気を集め多くの人が鑑賞しました。その会場で実物に接したばかりの佐伯祐三の絵に投票した人は多かったのです。この記者はそういう事実を知らなかったのでしょうか。
私も「佐伯祐三展」では彼の絵を、近所の区民センターで水都大阪を描いた名画の講演会を聴講したときは、講演で紹介された絵に投票しました。投票者心理は良くわかります。

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