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01/13/2013

日本国憲法作成の真実

米国の占領下にあった日本の憲法が、米国軍人十数人により10日ほどで書かれたことは、いまではだれでも知っています。米国側の草案は、本体が書き直されることなく日本側に押し付けられ、日本側全員が悔し涙を流しながら「いまにみておれ。独立を勝ち取った暁には、日本人の手による日本国憲法を作ってやる!」と叫ぶシーンが、白洲次郎伝に生々しく記述されていたのを思い出します。

ところで、その米国側メンバーのなかに、わずか22歳の女性(ベアテ・シロタ・ゴードンさん)が含まれており、彼女が「男女平等を規定した第24条を起案し、書き上げた」と朝日新聞やNHKが報道しているのを見るたびに不思議に思っていたことがあります。大国アメリカともあろうものが、いくらドタバタででっちあげたプロジェクトとはいえ、米国籍を取得して1年の素人娘を国の代表としてメンバーに入れるものでしょうか? 

産経1月8日付記事が、その謎を明らかにしてくれました。執筆者は、GHQ民生局のコートニー・ホイットニー局長の下で起草の実務責任者だったチャールズ・ケーズディス大佐に4時間近いインタビューを行ったことのある古森義久氏です。

この記事に書かれている驚くべき事実は、(1)憲法作成は全体11章の各省ごとに起草委員会を設け、法律の知識や経験のある中佐、少佐級の米軍人を委員として任命した。ゴードンさんは委員の中に入っていないし、公式記録にない。(2)ケーディス氏の語ったゴードンさんは、「私たちの下で働いていた21、22歳のベアテ・シロタという若い女性はその後、民生局にいたゴードン中尉と結婚したのですが、日本に長年、住んで、日本語に熟知し、東京の地理にも詳しかった。だから東京都内の各大学の図書館に出かけて、各国の憲法の内容を集めてもらいました。私たちは憲法づくりの参考資料がなにもないため、諸外国の憲法から担当領域に役立つ部分があるかどうかを調べたのです」。すなわち、ゴードンさんの任務は、資料集めでした。晩年、彼女が「憲法24条は実は自分が起草した」と語っていたのとは、ニュアンスが違います。通訳や秘書役も兼ねていたようですから、集めた資料に自分の意見を加えて報告したことはあったかもしれませんが・・・

なぜ朝日新聞などがゴードンさんの憲法起草をたたえるのかについて、古森さんは「彼女が改憲に反対したからだろう」と書いています。
ケービス氏が長いインタビューの中で強調したのは、「日本側には米国草案を拒む選択肢はなかった」。
ケービス氏の全発言は、最近発行された「憲法が日本を滅ぼす」(古森義久、海竜社)に掲載されているそうです。

「日本国憲法作成の真実」
米国の占領下にあった日本の憲法が、米国軍人十数人により10日ほどで書かれたことは、いまではだれでも知っています。米国側の草案は、本体が書き直されることなく日本側に押し付けられ、日本側全員が悔し涙を流しながら「いまにみておれ。独立を勝ち取った暁には、日本人の手による日本国憲法を作ってやる!」と叫ぶシーンが、白洲次郎伝に生々しく記述されていたのを思い出します。

ところで、その米国側メンバーのなかに、わずか22歳の女性(ベアテ・シロタ・ゴードンさん)が含まれており、彼女が「男女平等を規定した第24条を起案し、書き上げた」と朝日新聞やNHKが報道しているのを見るたびに不思議に思っていたことがあります。大国アメリカともあろうものが、いくらドタバタででっちあげたプロジェクトとはいえ、米国籍を取得して1年の素人娘を国の代表としてメンバーに入れるものでしょうか? 

産経1月8日付記事が、その謎を明らかにしてくれました。執筆者は、GHQ民生局のコートニー・ホイットニー局長の下で起草の実務責任者だったチャールズ・ケーズディス大佐に4時間近いインタビューを行ったことのある古森義久氏です。

この記事に書かれている驚くべき事実は、(1)憲法作成は全体11章の各省ごとに起草委員会を設け、法律の知識や経験のある中佐、少佐級の米軍人を委員として任命した。ゴードンさんは委員の中に入っていないし、公式記録にない。(2)ケーディス氏の語ったゴードンさんは、「私たちの下で働いていた21、22歳のベアテ・シロタという若い女性はその後、民生局にいたゴードン中尉と結婚したのですが、日本に長年、住んで、日本語に熟知し、東京の地理にも詳しかった。だから東京都内の各大学の図書館に出かけて、各国の憲法の内容を集めてもらいました。私たちは憲法づくりの参考資料がなにもないため、諸外国の憲法から担当領域に役立つ部分があるかどうかを調べたのです」。すなわち、ゴードンさんの任務は、資料集めでした。晩年、彼女が「憲法24条は実は自分が起草した」と語っていたのとは、ニュアンスが違います。通訳や秘書役も兼ねていたようですから、集めた資料に自分の意見を加えて報告したことはあったかもしれませんが・・・

なぜ朝日新聞などがゴードンさんの憲法起草をたたえるのかについて、古森さんは「彼女が改憲に反対したからだろう」と書いています。
ケービス氏が長いインタビューの中で強調したのは、「日本側には米国草案を拒む選択肢はなかった」。
ケービス氏の全発言は、最近発行された「憲法が日本を滅ぼす」(古森義久、海竜社)に掲載されているそうです。

ところで朝日新聞主筆若宮啓文氏が 1/16付けで退職しますね。かつて「竹島は韓国にやったらどうか」とか、「安倍批判は朝日の社是」と言ったお方ですが・・・

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