« 正月の新聞 3/各紙1面トップ記事 | Main | 元日は孫といっしょに »

01/01/2013

正月の新聞 4/社説比較

1)産経「長期安定政権で国難打破を」
安部政権誕生によって、憲法改正を掲げる政治勢力が国政の担い手となり、国のありようを正す動きが顕在化してきたと歓迎し、「戦後日本の不備を正せ」、ただし「甘さと弛緩は命取りになる」と説きます。従来どおり、安部氏を強力に支える論調です。

2)朝日「混迷の時代の年頭に <日本を考える>を考える」
大阪市の橋下市長やハーバード大マイケル・サンデル教授の指摘を引用し、国家が主権を独占しないで大小の共同体と分け持つ仕組みへと時代は着実に向かっていると書いています。「あれっ、橋下氏に懲りて媚びているのか」と思ってしまいますが・・・。
ただし、最後は「国にこだわるナショナリズムを盛りあげても答えは見いだせないし、日本社会の未来は見えてこない」という朝日らしい結論になっています。

3)読売「政治の安定で国力を取り戻せ/成長戦略練り直しは原発から」
安部政権の使命は政治の安定により、国力を維持向上させること。そのため参院選で勝利し、ねじれ解消を図り、ポピュリズムに足をすくわれることなく、大きな政治テーマや懸案の政策に取り組むことが必要と説きます。原発・エネルギー政策を練り直すことは当然とし、安全性を確認した原発は着実に再稼働し、原子力を含む電源のベストな組合せを早急に検討する必要がある、と明確に主張します。

4)毎日「骨太の互換精神育てよ」
日本が成長できない背景には、少子化による人口減と高齢化、新興国の台頭、資源・エネルギーの環境制約があると指摘し、安部政権にこういう構造的要因にも手をつけて欲しいと、注文をつけます。外交では、あくまでも話し合いで解決をと主張しますが、適正な抑止力維持のため、軍事上の備えは怠らないことと書いています。

5)日経「国力を高める 目標設定で<明るい明日>を切り開こう」
国力がどんどん落ち、手をこまねいていれば明日はないと言い切ります。まず「目標を定める」ことが必要であるとし、経済再生のために国民総所得(GNI=GDP+海外投資の利益)を新たな指標に取り上げることを提案します。さらに「科学技術イノベーション立国」や、社会の目標として「共助の精神」を目指すことも重要と書き、最後は「国民よ、自信を持て」。

|

« 正月の新聞 3/各紙1面トップ記事 | Main | 元日は孫といっしょに »