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01/31/2013

大谷昭宏氏の講演会  その2

大谷氏は、話し合いで物事を解決することの大切さを、いくつかの事例をあげて紹介しました。愛知県日進市は、東日本大震災の被災地・福島県川俣町の業者が作った花火を打ち上げて被災者を応援し、元気付けようとしました。ところが放射性物質への不安を心配する市民の強硬な反対にあい中止。日進市がきちんと話合うことなく、拙速に片方の話だけ聞いて、愛知県で製造された花火に差し替えたのです。すると今度は、全国から「新たな風評被害が生まれた」などと抗議が続出、市長は川俣町を訪れ謝罪することになります。突然の中止は、招待された被災者の子供たちだけでなく、みんなを傷つけました。花火工場は汚染地区から離れており、花火も汚染されていなかったにもかかわらず。その後、日進市は川俣町に人を派遣し、除染作業を手伝うなどの協力を惜しみませんでした。
そして1年後、日進市の花火大会で、日進市長と川俣町長が仲良くボタンを押し、日進市の市花「あじさい」と川俣町に咲く「山つつじ」の花火を夜空に花開かせたのです。もちろん川俣町で作られた花火です。こうしたトラブル解決法は、子供たちにいい教訓となりました。
物事を解決するすばらしい方法、それは「話合い」、「調停」です。「お互いさま」という精神こそが民事調停です。主張しあうのでなく、お互いさまという気持ちになることが大切です。国中、世界中の人々がお互いさまと思いやれば、平和で安定した社会が築けます。

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