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02/07/2013

世界初の先物取引所、大坂・堂島米会所 その2

大坂が世界に先駆けて作り上げた堂島米会所。縄で囲んだ中に1000人の取引人が集まり、「ヤロウ!」(売り)、「トロウ!」(買い)と叫びながら必死の交渉を繰り広げました。場所を取るコメを直接扱わず、コメの売買が成立した証拠として米切手(手形)を受け渡し、手形を受け取った者は手形と米を交換する仕組みでした。
この米市場で現物取引と先物取引をおりまぜながら安定した米の価格を実現するという画期的システムを発明したのが、大坂商人です。
交渉がまとまると、大阪締めのもとになったといわれる「手打ち」をして「これで文句なし」の儀式を行いました。取引時間はしめ縄に火をつけ、燃え尽きるまでというルールがありました。
米会所は、大坂名所のひとつ。周囲を見物人が取り囲み、白熱した交渉を眺めました。
堂島で決まった米相場は瞬く間に全国に伝達されました。山の上で白旗を振って次の中継基地まで信号を送る旗振り通信です。
堂島から京都まで、なんと3分で伝わったそうですから信じられない速度です。和歌山まで4分、広島でも30分だったとの説明でした。

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