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02/14/2013

堺屋太一氏の講演/先物こそ安心・安定への道 その4

通産官僚出身だけあって、堺屋さんの官僚批判は具体的で説得力があります。
「官僚は自分の判断・権限で物事を決めたがる。統制できるシステムを壊す先物取引を憎々しく思っている」
「一つでも事故が起きると、すべての利便性を犠牲にしてでも、全日本に拡大し統制してしまう」
次に紹介された具体例の中には、背景をよく知らなかったものもあり、「へえー、そういうことだったのか」と妙に納得してしまいました。

「民主党政権になって、統制がどんどんひどくなった。後部座席にもシートベルトが義務付けられた。このため安全協会が600人増員になった。実は高速道路以外で後部座席の事故は起きていない。最近、瓶詰の蓋が固くなり、老人の力では開かなくなった。鞄の中に中身がこぼれたとの苦情を受け、2段階きつく締めるよう規則を変更したためだ。統制好きの官僚にこんなうれしいことはない。ライターも固くなって、高齢者は着火に苦労する。処理上の問題を抜きにして、一律に牛肉の肝臓を禁止してしまったのも適切だったのか。飲酒運転のアルコール濃度は外国の0.45mgに対して、日本は0.15mg。厳しくしたおかげで、夜遅くまで公共交通機関のないところでは人通りが減り、シャッター商店街が増えた」

ライターの件、ネットで調べると、実際に独り暮らしの老女が法改正によりレバーの固くなったライターで石油ストーブに着火できず、凍死していますね。(2011.11 秋田)
堺屋氏は、「安部政権最大の課題は、規制をどこまでゆるめられるかだ」と断言します。

続いて、いま第三の敗戦状態であり、今こそ明治維新並みの改革が必要と説きます。

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