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02/13/2013

堺屋太一氏の講演/先物こそ安心・安定への道 その3

先物取引の優れているところは、全世界のすべての人が参加できること。現物をいま持っていなくても参加できます。油田を持っていない人でも、石油先物で石油を買うことができます。
日本には現物取引しかありませんので、操作しやすく、ゆがめられます。先日、マグロの高価な競りが話題になりましたが、マグロの先物取引があれば、空売りすることによりこうしたことは防げます。

品質が計算できるものはすべて先物取引可能。昔は、大手石油会社セブンシスターズ7社が石油価格を牛耳っていました。いまは、価格を吊り上げようとすれば、空売りされますのでできません。先物取引の効用の一つです。

生産者は安心して作れるようになります。農民は「先物で先にいくらで売る」と決めれば、安心して作ることができます。安くしか売れないなら、作付を減らせばいい。減らせば価格は上がります。すなわち需要と供給のバランスが取れてきます。
買う方も安心できます。来年値上がりすると思えば、来年分を先物で買えます。
先物取引により、買い手も売り手も安全で安心でき、価格も安定します。ここが日本人にはわからない。先物は安全弁です。

しかし官僚は、先物を憎々しく思っています。それはなぜでしょうか?

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