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03/25/2013

15+10=24?

3/24付産経新聞朝刊「座談会・日本の科学を考える/理科離れ深刻 改善策急務」のなかに興味深い意見がいろいろ。

ノーベル物理学賞受賞・益川敏英氏「目盛のついた容器にアルコールを15cc入れ、水10ccを足しても24ccにしかならない。これはアルコールの分子が大きくて、その隙間に水分子が入ってくるからだ。そう説明すると、子供たちは興奮すると同時に原子や分子を身近に感じる」

理学博士&サイエンス作家・竹内薫氏「小学校で理科の苦手な先生が増えている。自分が苦手なものの楽しさは子供に伝えられないから理科離れが進みやすい」

理学博士・板倉聖宣氏「名門小中学校で、なぜ医者になりたいか聞くと、頭がいいから医学部に行かなかったら損です、という答え。自分の優秀さを示したいだけ。そういう医者が増えたら大変だ。自分は頭がいいと他人に思ってもらいたいと考えている変な風潮だ」

この座談会は、「ナショナルジオグラフィック科学検定」の紹介特集企画で実施されたもの。世界的な科学雑誌の名を冠したこの検定は、ネット環境があれば、誰でもスマートフォンから参加できます。「全問解くと、発見や感動があり、きっと科学が好きになります」。
なかなか面白い試みが始まるようです。主催するルネサンス・アカデミー桃井社長がその意気込みを3/25付産経紙面で語っています。
「仮説を立て、実験、検証を繰り返し、真理に到達するのが科学的思考。知識だけにとどまらない検定をめざしたい」。

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